こんにちは。今回は2018年に「改悪だ!」と騒がれた、
と変更になったんですね。
しかし…、これそもそもクレジットカードを持つだけでステータスもらえてたこと自体がめちゃくちゃ(太っ腹?)じゃないか、と思ってしまいます…
少し前に、

という記事を書きましたが、やはり改めて「カードを持つだけで、ANAのプラチナ/SFC並、ひょっとしてJALのサファイヤ以上(JALはプレエコの無償開放はしていない)の上級会員になれてしまう」というのはとんでもない破壊力だな〜と思います。
しつこいけど、やっぱりこのメリットはSFCやJGC会員には「破壊力」と言っていい。
だって、私も含めてですが、プラチナ、そしてSFCを持つのに、どれだけ飛行機乗らなきゃいけなかったか、って話なんです。
私はこれでも、ヨーロッパ発のプレエコのセール+積算率100%の日本国内便が無料キャンペーンをうまく使って、普通の方より圧倒的に少ない搭乗回数でプラチナになった!というのを売りにこのブログしてるんですけど、それでも
この世界では非常に少ないですが、一般の人からすれば「プライベートな一時帰国って普通は1年に1回だよ」って話でして、仕事でもないのに3回も往復したのはかなり多いです。
でも、皆さんは国内メインで搭乗されてたり、それこそ観光する暇もないくらい飛行機乗らなきゃ追いつかない、いわゆる「修行」をされてるわけです。
それが、デルタアメックスゴールドを持つだけで、同等の待遇が得られるゴールドメダリオンが貰えちゃう?!

ゴールドメダリオンの待遇
前回紹介したことですので、ここでは復習として箇条書きに抑えたいと思います。
- デルタのコンフォートプラスに空きがあれば72時間前から無償アップグレード
- 航空会社ラウンジや一部カード会員しか使えないTIATラウンジが使える
- 優先カウンター
- 優先保安検査場
- 優先レーン
- 預け荷物の優先タグ
- 成田、中部国際、関空からスーツケース1個の無料配送サービス
あと、これはゴールドメダリオンじゃなくてもデルタの会員ならなんですけど、JALだろうがANAだろうが、JALやANAの方で貯めてるのとは別に日本の国内線、1区間500マイル貰えます。あとアメックスは海外旅行保険の補償額が高め。
ANAのプレエコ無償アップグレードという上級会員特典がなくなった今、むしろこっちの方がいい?!
何を隠そう、私がSFCが欲しくて2017年に修行(って私は呼んでませんが…普段より多めに一時帰国しただけだもの…石垣楽しいし…)したのも、全て
という特典のためでした。しかしそれは割とすぐに廃止され…(まあ増える一方なので当たり前ですよね)

これまでは 持ってるだけでゴールドメダリオンだったが、今年6月より2年目以降の継続条件に「前年1年の利用額150万円以上」と改定
ガッカリされてる方が多かったみたいですね。しかしそもそも、
でした。
こちらでも、他国の人にとってはそれが信じられない、なぜ日本だけ?と驚かれているのがわかります。
SFCやJGC修行をされる方の多くは、「永久上級会員」っていうのに惹かれて、それで1年くらいなら、と無理して飛行機に搭乗される方も多いかと思います。
それが「単にクレジットカードを持つだけで」同じレベルの上級会員になれちゃうのですからビックリですよね。
でも、さすがにここにきて「無条件付与は最初の1年だけ、2年目以降は前年150万円以上の利用額があった場合に継続付与」と変わったわけです。
しかし、元々が利用額150万円を超える人には「改良」ではないだろうか?
私もANAのSFCを手に入れたわけですが、思うわけです。
と(笑)
これはプラチナ到達する前から薄々感じていたことで、特に私は上記のように「国際線プレミアムエコノミーへの無償アップグレード」に惹かれていたのですが、その競争率も大分高くなるのではないかと懸念してました。(追記:2019年に廃止)
果たして、それは現実になったわけです。まだ2回ですが、勝率50%ですね。でもbid my priceもできたことだし、ますます難しいんじゃないかな。
これって、増えすぎたSFC会員への対処の一つでもあるんじゃないかな、と思ったりするわけです。
そんな中、デルタアメックスゴールドがこのような線引きをしてきたことで、日本人の中での「ゴールドメダリオン」の会員数は抑えられるわけですよね。
ということは、デルタに乗る際の「コンフォートプラス」の取得率もその分上がるし、ラウンジの混雑度合いも減る、と単純に考えられるわけですよね。
それはゴールドメダリオンを維持している人には良いことでしかない。
デルタアメックスゴールドを持つ層にとって、年間150万円は高いハードルではない
まず、このカードをなぜ持つのか?
普通に考えて、
デルタを始めとするスカイチームの航空会社に多く乗りたいから
ってことだと思うのです。
ということは、海外によく行く人、なわけですよね。
となると、航空券はもちろんのこと、ホテル宿泊費、外食、買い物などクレジットカードを多用することは実に多いわけです。
それに日本での利用も合わせていけば、150万円は普通にいく額なのではないでしょうか?
でも、中にはSFCでもあってANAやスターアライアンスにも乗りたいし、JGCでもあるからJALやワンワールドにも…っていう「旅客機オタク」な人も結構世の中にはいるんだなあと、この世界に足を突っ込んでわかりました。
そういう方はデルタアメックスゴールド以外のSFCやJGCのクレジットカードも使いたかったりするのでしょうから、デルタアメックスゴールドだけで150万円には届かないかもしれません。
2020年に向けて、クレジットカード利用可能範囲はどんどん大きくなる
日本はかなりの現金主義国家だと言われています。
沸騰ワード10で風間俊介氏がマイルを貯めようとできるだけクレジットカードを使うことに関して、ディレクターが「この人、マイルのために●●●円の食事にもクレジットカード使うんですよ」と、さもおかしそうに言っているシーンがありましたが、私からしてみると「それが何でいじりネタなの?!」とそっちが驚きでした。
私もカードが使えるところでは基本的にカード使います。逆に何で現金をそんなに使いたがるのか、という方が私には不思議すぎます。メリットを感じないのですけど、確かに昔からカードで買い物する私に、同僚が「私は絶対現金!」と言われたことがあって、「な、何で主張してくるの?」とわからなかったことがあります。
そういう国民意識を反映してか、カードが利用できないお店やサービスも多いですよね。私は最近ではモスバーガーで利用できなかったことに少し驚いてしまいました。
ですが、この状況がカード社会から来た観光客には非常に不便であることは既に議論されていて、オリンピックで多くの観光客の来日が予想されますから、そこに向けてキャッシュレス決済への取り組みが進められています。
私の相方も日本に来た時に「日本ってものすごく現金が必要だね。」と驚いていたものです(ちなみにフランスでは相当前からクレジットカードはICチップ付き)。
こうした動きに対応して、これまでカード決済に対応していなかった店舗やサービスも導入していくと思われます。
2021年追記:予想もしなかったコロナ禍で五輪はあのような感じになってしまいましたが、やはり電子マネーの普及は加速しましたね。
デルタアメックスが使える電子マネーはQUICPayとApple Payになります。
私は今、テストで安いリストバンド型のフィットネストラッカーを利用しているのですが、自分に合ってるのでいつかApple Watchを買い、Apple Payで支払いたいな〜と思っています!
渡航先の国によって、その有用性は変わる
デルタなので、アメリカによく渡航する人はもちろん、フランス、ベトナム、中国、韓国への渡航が多い人もデルタのゴールドメダリオンになるメリットは大きいと思います。
というのも、エールフランス、ベトナム航空、中国東方航空、大韓航空に羽田から登場する場合、JALのサクララウンジが使えます。デルタだとTIATラウンジ(カードラウンジとしては保安検査場後、またかなり限られたカード会員のみなので人気)になります。
成田の場合はデルタのラウンジになりますね。
逆にドイツへの渡航が多いのであれば、ルフトハンザが加盟するスターアライアンスのゴールド資格というのはかなり有用性が高いわけで、ANAのSFCの価値はかなり増します。
いずれにせよ、1年目は無条件でゴールドメダリオン。まずはデルタなどスカイチームに集中して検討してもいい
私はデルタアメックスゴールドがそんなに破壊的にすごい特典を与えているなんて知らなかったので、盲目的にANAプラチナからのSFCを目指してしまったのですが、もし日本在住でフランスとの行き来が多い状態であったなら、(審査基準を満たしている状況であればですが)まずこのカードを取得し、エールフランス乗りとなって様子を見たと思います。
もちろんエールフランスの場合は無償でプレエコは降ってこないので、そこが物足りないかもしれませんが、上に書いたようにANAのSFCであってもプレエコへの無償アップグレードは今後競争率は激しくなっていくと考えられ(2021年追記:というか廃止された…)、平SFCでは難しくなるのではないかと思います。
また、エールフランスの場合、オンラインチェックイン時に空席があると格安で(例えば片道2万円)アップグレードできたという情報もあります(複数情報ですが時期などもあると思うので、あくまでそういう口コミがあるということでお願いします)。その時点でJALのJGC会員より安いですよね。
また、ANAのプレエコは、選べる飲み物の選択肢があったり、通常食以外でビジネスクラスのデザートを注文できるなどはありますが、機内食そのものはエコノミーと同等となっているところが、エールフランスは機内食でも差別化があり、またウェルカムドリンクなどもあるそうです。
SFCを取るコスト(時間的なことも含めて)と、それをもってしても無償プレエコ(っていうか廃止)は確実ではないことを考えると、トントンかなと考えています。
とりあえずは、ここは実際に経験してみないとわからないので、デルタのゴールドメダリオンとして1年エールフランス使いになってみてからSFC(あるいはJGC)を考えても良かったのかなあと思っています。
私、このようなKindle本を出してます(unlimited対象)


コメント
こんにちは。。
テーマから外れますが、記事中に気になる説明があったので、同感?と思った次第。
最近搭乗するとき、優先搭乗の行列がすごくなってきて、スティタスを所有している人が急増しているのかなと感じています。 その結果、優先搭乗のメリットもなくなるのでは、と危惧しています。
自分は未だ平会員ですが、プレエコ、ビジネスに乗れれば、スティタスは不要なのかなと思っています。但し、最近プレエコでラウンジが使えない場合があって、つまり、ラウンジがいっぱいで、入れてもらえなくて、ガッカリしたことがありました。
テーマのゴールドめりオンについては、カード所有者だけに有効だと、連れがいる場合、使えないのかなと思いましたけど、どうなんでしょう。
では。。次の記事を楽しみにしています。
こんにちは!コメントありがとうございます。
そうなんですよね〜。優先搭乗ったって、もう優先ではなくなってきてるんですよね。
永久上級会員制度っていうのに無理があると思いますね。それじゃ増える一方なんですし…
私も目指して取り、こういうブログをしているので矛盾するようなんですけど、インフレと同じなのかな、とは思います。
デルタのゴールドメダリオンですが、同行者1人までは無料で2人目からは割引料金、とありました。でもデルタラウンジのことで、全てのスカイチームラウンジではないかもしれません。
またよろしければコメントくださいね。いつもありがとうございます。