今バンコクにいるのですが、その前はパリで1週間ほど過ごしていました。
というのも、何年もの間、「欧州発」の往復でチケットを取り続けていた私、昨年の4月に滞在許可証の期限がきたので日本に引き揚げたのですが、未だパリに「戻る」復路のチケットが残っていたのです。特典航空券のビジネス、これは無駄にできん…
で、ここらで東南アジア発に切り替えようと思い、スターアライアンスで片道で安いとなるとターキッシュエアラインズが浮上。SFCを取ったその日から「噂のラウンジ行ってみたいなー」と憧れてましたし、何しろ無料のトランジットツアーも参加したいので、迷わず選びました。


↑これは何年前かに参加したもので、今回は夏季限定のボスポラスツアーに参加。追々アップします!
そこでターキッシュエアラインズに乗って、ANAでSFCの恩恵が薄くなりつつあるのを感じる中、
ANAより他のスターアライアンスに乗った方が「SFC=スターアライアンスゴールド」としての恩恵あるってことかいな?
と感じた、というお話です。
ビジネス&スタアラゴールドのチェックインカウンターがガラガラ
行きの羽田ではビジネス&プラチナ&SFC含むスタアラゴールドの列は
こんなことになっていましたが、
シャルル・ド・ゴールのターキッシュエアラインズのビジネス&スタアラゴールドの列はガラガラで、すぐ列の先頭に来れました。
ちなみに誘導する人がいて、カードを見せて通ろうとしたら「11時20分のイスタンブール、エコノミー?」と聞かれてエコノミー列に誘導してきたので、「Is there any priority lane for star alliance gold?」とpriorityに力を込めて聞いたら理解したみたいで優先レーンに通してもらいました。
もしかして、スタアラゴールドって言うだけでは瞬時にわからないと思うので、ちゃんとpriorityがあることを言った方がいいかもしれないですね。
もちろんシャルル・ド・ゴールのAccess No.1とスタアララウンジは使える
これはもちろんANAに乗った時でも使えますが、まあ使えます。
ラウンジは少しレイアウトが変わってました。レポはまた追々アップします。
そしてカウンターで簡単にバルクヘッド、非常口席にしてもらえた
座席指定は事前にはしてなかったと思うのですが(か、チケットを買った時にしたけど、パッとしないので忘れてたかも)、当日カウンターで「今こういうお席ですが」と確認されて、「それって普通の席ですか?足元に余裕のある席は空いてない?」って一応聞いてみたら、簡単に手配してくれました。ただ、イスタンブールからバンコク行きのはバルクヘッドはもう埋まってるので非常口にしてもらえました。
パリからイスタンブールのバルクヘッド席
普通に快適でした。
そしてイスタンブール空港ではラウンジとトランジットツアーを楽しみ(それぞれのレポは後日!)、
イスタンブールからバンコクは非常口席
ラウンジからゲートが遠いのでギリギリ搭乗になったものの、
非常口席をゲットできました!
でもANAでは平SFCは良席など望めそうにない…
これは、私が既に購入したANAの国際線の某日の座席指定画面です。
ピンクは有料で2千円出さないと取れないそうです!
って、真ん中以外の席全部だし!
かろうじて前の方取れるのと2千円出す必要あるけど非常口指定できるくらい?
混んでるであろう日の席(本当はプレエコにしたかったけど、プレエコが売り切れてる日なので混んでると思われます)なのでこうなってしまうのか?
うーん、プラチナと平SFCの区別は当然でしょうが、ターキッシュエアラインズと比べると、「ANAで取ったスタアラゴールドだけど、ANAよりターキッシュエアラインズの方がその効力がある」ってことなのでした。
考察。なぜターキッシュエアラインズではスタアラゴールドが効力ありまくるのか?
ここからは私の適当な考えなので、関係者の皆様、異論ありましたら優しく突っ込んでください(笑)
おそらく、ANAはスタアラゴールドの乗客がうじゃうじゃいる。ターキッシュエアラインズはANAに比べると非常に少ない。
この点に尽きるんではないでしょうか。
まず、ANAは当然ながら「一旦プラチナになればSFCのクレカを使って半永久的にスタアラゴールド」という破格のシステムがあることから、修行までして取る人がわんさかいるわけで、当然いっぱいいます。
さらに、SFCではない、他のスターアライアンス航空会社でスターアライアンスゴールドのステイタスに到達してる人たちって、基本的にビジネスで頻繁に乗ってる人たちが多いんです。もちろん、マイレージランをしてる人もいますが、全体では出張で飛行機に乗りなれてる人が非常に多い。
ターキッシュエアラインズに乗って感じたのは、まあ8月という時期のこともありますが「ほとんどが観光客」という感じでした。
そりゃそうですよね、イスタンブールという超観光都市を拠点にする航空会社で、イスタンブールに行く人はもちろん、イスタンブールをのんびり経由してアジアに行くヨーロピアンなんですから、観光に決まってます。ビジネスで行くなら直行の人が多いでしょう。
あまり頻繁に飛行機に乗ってるわけではなく、年に1〜2回の往復という感じの人が多かったです。
引き換え、ANAは日本。もちろん日本も観光大国として伸びてますが、まだまだ仕事で来日する人の方が多い、なのでスタアラゴールドの人が多いのではないでしょうか。1番多いのはSFCの日本人ですけどね、もちろん(笑)
そう考えると、シンガポール航空とかルフトハンザもスタアラゴールド多そうだなあ、とか考えちゃってます。ターキッシュエアラインズ並にスタアラゴールド少ない航空会社を選んでいきたいですね。
そういうわけで、ルフトハンザの近距離便を除けばここ数年はANA以外のスタアラ便に乗ってこなかった私ですが、どんどん他のスタアラ便に乗ってみたいと思った次第でした。
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