2022年、2年以上ぶりの海外旅行するなら、やっぱり東南アジア?
最近さすがに海外の風に当たりたくなってきました。
私の個人的な考えでは、アフターコロナでの海外第一弾に初めてのところに行くよりは慣れてるところがいいっていうのがあります。
しかしヨーロッパ(といっても慣れてるのはUKかフランス)は、ご存知の通りロシア空域を避けて便数が少なくなっています。パリもロンドンもANAの直行便は現在飛んでいないようです。
それでも行けなくはなさそうだけど、やっぱりどう情勢が変わるかわからない今(侵攻がウクライナ以外に及ぶかもしれない…)ヨーロッパに行くのはな〜と。
そして今世紀最大の円安で、今フランスやUKに滞在するのは経済的にちと苦しい…
となると、次に慣れてるのはマレーシアかタイ。この記事を書いているのは4月も終わろうという時なのですが、両国とも少し開いてきた感じです。タイは5月1日から入国時のPCR検査が不要になるということですし、マレーシアも4月からワクチン接種済みであれば入国時の検査で陰性である限り隔離はないようです。
そういうわけで、今回、まずマレーシアから2022年4月28日時点での条件などを見ていきたいと思います。ただし、常時変わる可能性もありますし、実際に渡航しているわけではないので不確定なまとめになりますので、渡航の際は必ず公式などでご確認ください。
しかしコロナ以前と異なり、かなりハードルは高め
とはいえ、コロナ以前のように飛行機と宿をちゃちゃっとネットで予約して、パスポート持って出発〜♪という気軽さはないですね。
まず、
以前は日本国のパスポートを持つならばマレーシアはASEANの中ではダントツに長く、90日までの観光滞在を目的とした入国は容易でした。

とりあえず、2022年4月時点での入国に必要なものを見ていきます。マレーシアは4月1日から入国規制を緩和しているようですが、まだまだ必要な書類は多いです。
ワクチンの接種状況別の扱いについて
マレーシア観光局さんの情報を引用させていただいてます。
ワクチン接種状況 | 出発前 | 到着後 | 滞在中・隔離について |
ワクチン接種完了しブースター接種済み(18歳以上) | 出発2日以内に PCR検査が必要 | 24時間以内に病院・クリニックで迅速抗原検査が必要。 ※但し陽性になった場合は施設等で一定期間隔離となります。 | – 検査不要 – 隔離なし |
ワクチン接種完了 | |||
ワクチン接種完了し、過去60日以内の感染を証明できる場合 | 出発2日以内に医療機関での迅速抗原検査が必要※1 | ||
医学的理由の為ワクチン接種が出来ない場合 | 出発2日以内にPCR検査が必要 | – 検査不要 – 隔離なし 但し、それぞれのケースにての判断になります。 | |
ワクチン未接種・未完了 | 出発2日以内にPCR検査が必要 | 5日間の隔離 4日目にPCR検査、又は 5日目に迅速抗原検査 | |
17歳以下(ワクチン接種済み・ワクチン未接種) | 出発2日以内にPCR検査が必要 | – 検査不要 – 隔離なし |
※1 サバ州、サラワク州はPCR検査
18歳以上の場合、ワクチンを受けていないと5日間の隔離が必要になってくるようです。
その18歳以上のワクチン接種完了ステータスは以下の通り。
ワクチンタイプ | 接種回数 | 18歳-59歳 | 60歳以上 |
シノバック シノファーム | 2回接種 | 未完了 | 未完了 |
3回接種 | 完了 | 完了 | |
ファイザー モデルナ アストラゼネカ コヴァクシン コビシールド ノヴァヴァックス スプートニクv | 2回接種 | 完了 | 未完了 |
3回接種 | ブースター接種済 | 完了 | |
カンシノ ジョンソンエンドジョンソン スプートニク・ライト | 1回接種 | 完了 | 未完了 |
2回接種 | ブースター接種済 | 完了 |
- 2回接種型ワクチン(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・コヴァクシン・コビシールド・ノヴァヴァックス・プートニクv)に関しては2回目接種後14日以上経過している者
- 60歳以上(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・コヴァクシン・コビシールド・ノヴァヴァックス・プートニクv接種対象者)はブースター接種を受けてない場合、ワクチン接種完了者とみなされませんのでご注意ください。
- 1回接種型ワクチン(カンシノ・ジョンソンエンドジョンソン・スプートニク・ライト)に関しては接種後28日以上経過している者
日本ではファイザーかモデルナが主流だと思いますが、59歳以下の人は一応2回で完了扱いのようですね。でも私、2021年7月にファイザー2回打ってて2022年2月にオミクロンにやられてるんだけど…(汗)。60歳以上の方は3回受けていないと完了扱いではないようですが、60歳未満の人も3回目受けておいた方が無難だと思います(4回目受けてる国も結構ありますからね)。
ワクチンの接種証明(英文)
各市町村で申請、発行の手続きができるようです。(経団連のサイトから)
■申請に必要なもの
※1 各市町村で準備されます
※2 接種証明書に記載されるパスポート番号と海外渡航に使用するパスポートの番号が 一致する必要があります。接種証明書を取得した後にパスポート番号が変わった場 合には、接種証明書を改めて取得する必要があります。旅券発給申請中の方は、パス ポートが交付された後に接種証明の申請を開始してください。また、外国籍の方等、 外国政府の発行する旅券でも申請は可能です。
※3 ③がない場合、原則としてマイナンバーが確認できる書類(マイナンバーが記載され た住民票の写し等)が必要です。マイナンバーが確認できる書類が提示できない場合 は、接種を受けた時の住所が記載された本人確認書類でもかまいません。 「予診のみ」部分とは、以下の部分を指します。
申請書や、このほかに発行にかかる時間は各自治体によって異なるようですので、渡航が決まったら早めに問い合わせて準備しておくといいと思います。
日本出国前2日以内のRT-PCR検査の陰性証明書
マレーシアはまだ必要みたいですね。おそらくこれがないと飛行機に乗せてくれないでしょう。だから以前みたいな修行と称してクアラルンプール空港に行って帰るだけだから入国しない!っていうのも通用しないかもしれません…というのも航空会社は目的地の入国審査に通りそうにない人を基本乗せませんので、事前に航空会社に問い合わせた方がいいと思います。(修行って何のこっちゃ?な方はコチラ読んでください)
陰性証明書は英文で用意。
ただ出発6日〜60日前以内に新型コロナウイルスに罹患している人はクリニックでの抗原検査でもいいようです。
新型コロナに現地罹患した場合の治療費2万米ドル以上補償する海外旅行保険加入。
海外旅行する時は必ず保険買うよ!って方は問題ないと思いますが、私などはクレカに付帯してるからいいや〜と思っていました。
ところが、2万米ドル以上の疾病治療費用となると…2022年4月終盤では大体256万円くらいなのですが、私が持っているクレカだとカバーしない!
実は今まであんまり気にしてなかったんですよね。というのはアメリカ合衆国だとやばいことになると思うんですが、フランスとか英国とかだと、そこまでべらぼうに高くて払えない…ということはなさそうだなと…。両国とも国民と在住者は皆保険ですが、私フランスに住んだ当初、国保に加入するのに手間取り(日本で用意してくるべきアポスティーユとかいう書類を忘れた)、何度か実費で歯医者さんも診療医にもかかったことがあり、そんなに高くなかったのです。
まあそんなのは言い訳ですが…、しかしタイとかは逆に医療費結構高いみたいで、サムイ島で無免許でバイク運転していた英国人が事故り、保険が降りないので治療費が払えず…みたいな記事読んだことあります。英国って医療が無料なんで、そういうのに無頓着だったのかもしれませんね…
だからマレーシアも案外高いのかもしれません😱
いずれにせよ、私が他に持ってる
*個人手配ではなくパックツアーなどの旅行会社が企画している旅行商品に、当該カードで決済している場合に補償が有効
まあ200万円でも、このマレーシアの条件には足りないのですが、空港でラウンジ使えることでもおすすめの楽天プレミアムカードだと300万円なので、これ以上円安にならなければギリいけるという感じでしょうかね…(こちらも一般カードと同じように上記の条件があります)
ちなみに複数持っているクレジットカードの合算で、というわけにはいきません。基本こういうのはどれか1枚のカードにしか請求できないですね。
やっぱり、ここも以前とは違う…ということで
と言えるでしょう。1週間程度の旅行なら数千円からあるので、無難だと思います。それでも以前にはなかった出費ですね。
それでもクレジットカードでカバーできるからいいや、という場合、英文の保険証書はお持ちのクレジットカード会社に申請して1週間ほどかかる場合もあるようなので、準備をお忘れなく。
日本に帰る航空券を持っていなければならない
帰りの航空券をきちんと用意しておき、入国時に求められれば提示できるようにしておかないとダメってことですね。
そんなの当たり前では?それぞれ買うよりも往復で買った方が安いよね?と思う方も多いと思いますが、中にはビザもないのに片道航空券で特攻しようとする人がいます(笑)
これ、日本人だとある程度信用されて、そんなに気にしない国と、絶対提示を求めてくる国、求められる場合もありそうな国と分かれますね。で、
ってことが多いと思います。
例えば、今は入国が自動化したらしいので事情も変わったかもしれませんが、以前は英国は絶対でした。英国を出国する何らかのチケットがなければ、まず入国させてくれなかったのです。
そのため、英国にビザを取得して飛んだ時や、フランスに住んでいてパリから日本に一時帰国したけれど帰りの飛行機をロンドン行きにした際などは、その滞在許可証とロンドンからパリに出るユーロスターのチケットなどをANAのカウンターで見せるよう求められました。なければ乗せてくれなかったと思います。なぜなら乗せても着いた先の空港で入国拒否されますから、そうするとANAがまた乗せて帰らねばならないからです。
これは英国の例ですが、おそらくマレーシアも現在はそれくらいになっているのではないでしょうか。というかコロナ前(正確にはもう始まってはいたけど)の2020年1月にクアラルンプールからの復路として飛んだ時に(何でマレーシアに住んでたわけでもないのにクアラルンプール起点で飛んでたかといえば、それは海外発券の方が安いから…)やはり宮古空港でカウンターの人に尋ねられました。その時はまだ日本に帰るチケットは用意してなくて、とりあえずマレーシア入国1ヶ月少々後にタイに抜けるバンコクエアウェイズのチケットは持ってたので、その説明でOKではありましたが…
今は近隣国に抜けるチケットではダメで、きちんと日本に帰るチケットを見せられないと多分日本から飛行機に乗ることもできないような気がします。
宿泊先の予約証明
出発前にホテルなどの宿泊先を予約している人がほとんどだと思いますが、以前はアジアをさすらうバックパッカーの方で、行ってから決める、みたいな方も多かったように思います。
今はそれは通用しなさそうですね…後述しますが、ダウンロードしなければならない追跡アプリで出発前に滞在先を登録する必要があるみたいです。
追跡アプリのダウンロードと登録
「My Sejahtera」というアプリをダウンロードし、
をする必要があるようです。
ということはスマホ必須ですね。そしてマレーシアで使えるSIMも必要かな…?私の場合は空港のブースでSIMを買うことが多いですが、店員さんとの会話が不安とかいう方は日本で用意することもできるみたいです。
現地で使えるSIMがあると配車アプリのGrabなどが使えるようになり、格段に便利になります。データのみのSIMだとGrabが使えないかもしれないので電話番号がついている方が良いと思います。
日本に帰国する時
さて、マレーシアには滞りなく入国できても、楽しい滞在を終えたら日本に帰国しなければなりませんね。コロナ以降、海外旅行を難しくさせているのは、相手国への入国だけでなく、この帰国時の措置だとも言えます。
今のところ求められるのは以下の通り。
今のところ、マレーシアは指定国ではない(危険ではない)ので、ワクチン接種済みで、72時間以内のPCRが陰性であれば隔離はないということです。
なのでワクチン接種済みの証明書は日本入国時にも必要となりそうですね。
まだ、その時ではないかな…
…とここまでまとめてきて、心底思いました。
ちょっと大変だし、いつもはかからないお金もかかってきちゃうな〜と…
私がマレーシアに行くのは、滞在費が少ないながらクアラルンプールでプール付きタワマンライフが送れる〜♪とか、ランカウイでのんびり毎日夕日をビーチで堪能する〜、とかなので、そこまで大変ならいいかな〜と思ってしまいました😓
でも、マレーシアは本当に魅力的な国。
特に長めの滞在で、ちょっといい生活を味わうにはもってこいの国です。
クアラルンプールで、インフィニティプール付きのタワマンライフを味わうもよし

ランカウイで自然を感じながらのんびり過ごすもよし

クアラルンプールから飛行機で1時間とかからないランカウイ島。しかも往復1万円とかからないので、クアラルンプール起点で最も行きやすい南国の島。ホテルも非常にリーズナブルで滞在費も安く、ビーチから見えるサンセットは絶景。島発のツアー(パヤ島など)も非常に安くて小型のサメにも出会えます!
もうちょっと行き来に気軽さが戻れば、すぐに行きたいですね!
また、個人旅行ではなくツアーで行くのであれば楽かも…
参考:
こういったKindle本を出してます!(kindleunlimited対象)
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