実は、先日、石垣&八重山旅行を8泊でしてきました。4回目の石垣です。
私は昨年、


こういう記事も書いてまして、離島ターミナル側のホテルに泊まれば、離島に行って楽しむもよし、川平や米原ビーチもバス時刻表の研究でどうにか行って楽しむことができました。
しかし
やはりバスの本数は少なく、石垣本島の景勝地や行きたいところを自由に回るということは非常に難しい。
昨年諦めた明石食堂や平久保崎に行ってみたいし、もっと1日で色々回りたい!
そういうわけで、重度のペーパードライバーの私は、今年はレンタカーしようと決めたのです…!
車があったから行きたいところに自由に行けた、今回の旅。
石垣ならペーパードライバーでも大丈夫?
私はペーパードライバーといっても、色んな段階の人がいると思います。
まず、一度は頻繁に運転していたけど、もう運転しなくなって久しい人。こういう人はペーパーといってもすぐ思い出せる方ですよね。
あとは、免許を取って数年の若い方。こういう方もまだ思い出せるのでは…
でも、私は免許を取って、数回実家の車や、レンタカーをしたものの、以来10年以上運転をしてなかったんです!正確に言えば8年前に5分だけ北海道の全然車が通ってなかった公道を走ったことはありますが…走らせてくれた隣の席の人は予想以上の私のわかってなさに震えていました。
なので、もう「エンジンってどうやってかけるんだっけ?」「ブレーキとアクセルってどっちがどっちだっけ?」レベルなんですよ。
はっきりいって、そこまで来ると、いくら石垣でもレンタカーは無理。石垣といっても空港周辺とか市街地とかになると普通に信号もいっぱいあるし、車もそれなりに走ってます。
そういうわけで、そんなレベルから、一応西表島と石垣本島を走って、どうにか事故も起こさず、車に傷もつけずに済むレベルになるまで私がした準備をご紹介したいと思います。
抽選式の首都高ドライブ講座(無料)に参加した
免許を取って15年近く、ほぼ運転したことがない私に機会があったのが、こちらの講習です。
こちらは抽選ではありますが、無料で何と3時間ほどの教習が受けられ、首都高ドライブまでしてしまうというなかなかのロケット講習。
友人から教えてもらって申し込み、ありがたくも受講が叶いました。
こちらのオフィシャルブログで講習について紹介されています。
私自身は「どう考えても首都高を走るとか考えられない…」と朝から緊張していたので、当日の写真は一切撮ってません。
この教習を受けられたことは非常にラッキーで、本当に「自分の脚の長さなどに合わせてシートを動かす」ところからエンジンのかけ方も忘れていた私が、普通の大通りを走って車線変更などもし、さらには高速に入れるまで運転できました。
私が免許を取りに都内の教習所に通っていた時は、教官の中には高圧的な人もいたりしたのですが、その時の先生はびっくりするほどこちらの気持ちを落ち着かせて、運転や高速に入ることへの恐怖を取り除いてくれました。
明らかに、その先生が隣にいてくれたからできたことでしたが、それでも「一応都内や首都高をあれだけ運転してきたな」という気持ちにはなり、次に石垣などに行く時は運転したい!という気持ちが出てきました。
おそらくかなり高倍率で、不定期開催だと思いますが、Facebookで情報が出ているようです。
お台場のMEGA Web(トヨタ)で講習を受けた
これも不定期開催ですが、1時間の講習を300円で受けられちゃうというもので、人気が高いと思います。
こちらは先着受付順。でもいつも受け付けているわけではなく、開催時期が決まった時に申し込みページに遷移できるようになっていて、それがいつ出てくるかわからないというもの。
たまに出ていても、既に受付終了になっていることが多いです。
こちらは「脱!ペーパードライバー講習」というのがあって、私も前からそれを狙っていましたが、なかなか取れない中、「ドライバーコミュニケーション」という枠なら取れたので行ってきました。
ここで講習が行われました。
これはシートベルトをしない場合の急ブレーキの衝撃を体感できる時間などもあり、単なる運転教習とは違いますが、コーンが立っている中を蛇行して進んだり、カーブがきついコースが用意されていたりして、ハンドル操作を思い出すにはかなり有用なものでした。
また、アクセル全開から急ブレーキを踏む、という教習も行われたのですが、それを3回行い、急ブレーキを踏む合図となるランプ点滅からブレーキへの踏み込みまでの時間や踏み込みの力などが計測され、それが1回ごとにアドバイスをいただいて向上するようになっていたので、なかなかできない訓練ができたと思っています。
Timesが行なっているバック駐車の無料講習を受けた
これは石垣に行くかなり直前に受けました。
受けたのは横浜駅の地下駐車場。
このレッスンは何と、駐車の仕方を無料で20分レッスンしてくれるというものです。
こちらから申し込みました。
こちらは20分で3回駐車の練習をする感じです。
運転歴が非常に長かったうちの母などは、「タイヤの向きがこうなるのだからハンドルをこっちに回すでしょう」という感じで説明してくるのですが、運転しながらそういう風に考えるのが無理なので、全然習得できないところなのですが、こちらの先生は「ここまできたら、45度に、そして反対にハンドルを回してRに入れる」と言った、私でも覚えられる手順で教えてくださったので、非常にわかりやすかったです。
今のところ無料ですが、将来有料化を検討しているようです。
タイムズのカーシェアに入って、練習した
うちの両親は以前は車を持って運転していたのですが、ある時期に車を手放したので実家にも車はありません。
やはりプロの先生が隣にいて練習しただけでは、不安だったので、親を横に乗せて近所を少し回るということを直前にしていきました。
幸いにも、家から徒歩3分のところにカーシェアの車が2台あるので入会。入会はWebで入力して、最寄りのタイムズカーレンタルに行き、カードをもらって入会しました。
15分単位で借りられるので非常にお手軽です。
そういうわけで、レンタカーで満喫した今回の旅行
今回は石垣に着いた日に西表島に渡り2泊、波照間で2泊、石垣本島で4泊という旅程で、石垣本島で2日間はレンタカーしようとは決めてたのですが、急遽西表で借りることにしました。
上原港近くの宿からイダの浜に行こうと思ったらレンタカー必須でした
西表島に行ったらぜひ行きたいと思っていたのがイダの浜。ここは、西表島にある白浜港というところから船に乗っていかないといけないんですね。石垣から西表。西表から船浮。なかなか行きにくいだけあって、秘境の浜と呼ばれてるということで興味ありました。
で、その白浜港まではバスで行けると思ったんですが、よく時刻表を見たら、その白浜港から帰ってこられるバスの最終が15時台ということでずっこけまして(最終の船は17時台なのでそれまで楽しみたかった)、また石垣から西表島は上原港から入ったので、その近くの宿にしたのですが、西表島から波照間への船は大原港で、これもバスの時刻に合わせると非常にやりづらい、ということで上原港の営業所で借りられて、大原港の側にある営業所で乗り捨てできるヤマネコレンタカーさんで借りることにしました。
宿に迎えにきてくれて、上原港の営業所へ。
もちろん軽。
こちらが白浜港。
船浮港に到着。
で、こーいう道を通って
このイダの浜。曇ってますが、確かに秘境感あります!
私は最初友人よりも沖の方で色とりどりの魚見てたんですが、もっと浅瀬の方にずっといる友人の方に行ってみたら、彼女この亀さんとずっと戯れていた!(私はこの時、激安アクションカメラのバッテリーが切れかかっていて、かろうじて動画じゃなくカメラモードで何枚か撮れました!)
最初から白浜港付近に泊まるといいのかもしれませんが、とりあえずそれだと帰りもバス頼りになると非常に不便と思います。イダの浜に行かなくても、西表島もレンタカーは必須かな…
しかもイダの浜の後、うなり崎というところで素晴らしい夕日も見られました!
それにしても、西表での運転は非常に良い練習になりました。やはり石垣本島は市街地はそれなりの交通量がありますし、道の分岐も多いですが、西表は道なりばかり!ここでまず慣れといて良かったです。
ただ、滝のトレッキングなど、アクティヴィティツアー参加でいけば送迎してくれるところも多いですし、必要ないかもしれません。
=>>西表島で色々遊べるツアーを探す
西表島やイダの浜については後日別記事にします!
石垣本島で昨年行けなかったところに自由に行けた喜び。
石垣本島に着いた翌日、明石食堂、平久保崎、玉取崎展望台、フサキビーチのめちゃくちゃ美しい夕日…
もちろんどれもバスで行こうと思えば行けるのですが、1日で周りきるのは無理。しかもバスに時間を合わせなきゃいけないので、かなり厳しいです…
それもレンタカーのおかげで行けました。
まず行ったのはこちら。
明石食堂のソーキそば!やっと食べられました。(これも後日レポします)
そして石垣島最北端の地、平久保崎へ。
あまりにもiPhoneのレンズでは収まり切らない絶景だったのでパノラマモードに挑戦してみましたが…
うまくいきませんね。
それから玉取崎へ。
そレからバンナ公園にも寄って、そこからまたフサキビーチでこの美しいサンセット!
いや〜、車さまさまでした。
翌日はライフジャケットとかテントとか大荷物を持って米原ビーチへ。
昨年もバスで来てたのですが、やはり車あると本当に楽でした!!!バスの時間を気にしなくて良いですしね。
何より荷物を整理したりする場所があるのもほんと楽。
昨年も、米原ビーチからバスで玉取崎に回る、なんて計画してたんですが、実際はシュノーケリングした後にそんなことは無理でした。
でも車があると、楽にできてしまう。なので前日と違う時間帯の玉取崎を満喫。
こうした景勝地も後日、個別記事にする予定です。
超絶ペーパードライバーからトータル220km走ってみて
沖縄の離島はペーパードライバーでも大丈夫、というのも見かけましたが、やっぱりあそこまでのペーパーぶりでは、あれくらいの準備は必須だったと思います。
ただ、都内を走るにはもっとお金を出して教習をしっかり受けないと無理だと感じますが(カーシェアで親を横に乗せて走った時、道が複雑すぎるし、親は人の神経を逆なでする言葉が多くて危険に感じました…)、一応上記の練習の程度でどうにかなった、とは思います。
でも石垣も市街地はそれなりに緊張が必要ですし、やはり事前練習は必要かなと思います。
私は西表で運転しておいて良かった。白浜港から発進してから、「あれ?これドアのロックかかってるのかかかってないのか」とわからなくなり、何を思ったのか手にかけたら開いてしまったので、「や、やばい!」とブレーキを踏んでしまうことがありました。
これ、石垣の市街地だったらえらいことでした。
…
あと、同じくペーパーながら、一応首都高レッスンやトヨタのレッスンを一緒に受けた友人が隣にいて色々見てもらっていたのでどうにかなったと思います。ありがとう。
今、痛ましい事故のニュースが多くて、私なんかはもう一生運転しない方が良いんじゃないか、とも思いましたが、東京や那覇はやめときますが、場所によっては安全運転を心がけて精進していきたいと思いました。
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