バンコクエアウェイズの公式サイトを見たら、昨日までのプロモーションがあったので、まだ予定が定まってなかったんですが(クアラルンプールに来月飛ぶ日程だけ決まってて、その後の東南アジアでの過ごし方を決めてなかった)、昨日慌てて買いました。(時差2時間あるので日本時間の深夜2時までだった)
プロモの告知としては遅すぎですが、今日見てみたら大して値段が変わってなかったので(クアラルンプールからサムイ島の値段は同じ、サムイからクアラルンプールがちょっと高くなってました)、まだまだ安く買えそうです。
ちなみにタイ国内線のバンコクとスコータイ/プーケット/トラート/クラビは今月末までプロモで売られてますよ。
今回はプロモ告知というよりは、バンコクエアウェイズのサイトからの買い方で気付きがあったので共有します。
バンコクエアウェイズとは
その名の通り、バンコクを拠点としたタイの航空会社ですが、クアラルンプール<->サムイの直行などバンコクを介さない路線も多数あります。
基本的にタイと周辺東南アジア諸国、また中国やインド、モルディブ、台湾にも飛んでいます。
LCCではない
基本的に、バンコクエアウェイズはLCCではないです。タイ国内線でも軽食が出たり、サムイ空港の搭乗口にもコーヒーやジュースサーバーが無料で用意されてたり、私はまだ未経験ですが他の空港ではエコノミーで、別に上級会員でなくても利用できるラウンジなどがあるそうです。
こちらはサムイ島からバンコクに飛んだ時に出た機内食。
たった1時間15分なのに、パンだけじゃなくて果物までつくなんて、ANAなんて羽田から石垣や宮古でも出ないというのに…
そしてサムイ空港を独自で運営していて独占状態です。
そのため、短距離線でも高い!
例えば私が、今年の8月にバンコクからサムイに行こうと決めた時、調べたら直前なのもあると思うんですが、非常に高かったんですよね…記録を取っていないのですが、日本円にすると片道で2万円台だった記憶があります。
それで、AirAsiaで途中まで飛行機、そこから高速バスとフェリーで乗り継ぐというルートを取りました。
が、それが何とも40過ぎの身にはこたえたので、やっぱりサムイ島にはまった今後、どんどんお世話になりそうなバンコクエアウェイズ。何しろサムイ島の空港を運営している航空会社なんです。
しかもそれ以外でもタイ国内のスコータイ空港、トラート空港も運営していて、いずれも魅力的なところなので見逃せませんね…!
アライアンスには非加盟。しかしJALなど5社とマイレージ提携
これは先日も書きましたが、アライアンスには加盟していないものの、JAL、エティハド、キャセイ、キャセイドラゴン、カタール航空の5社とはマイレージ提携しています。
しかし、実は周辺の東南アジア諸国の航空会社がこのバンコクエアウェイズ運航のチケットを販売しています。
私もタイ国際航空から買って、共同運航便のように考えていたのですが、実は違うんですね。
単に買えるというだけで、提携してない航空会社から買うとマイルとかどこにもつきませんからご注意!!
国際便(クアラルンプール⇄サムイ島など)の場合、買い方にコツがある
さて、これが今回の本題です。
コツ、というわけでもないのですが、今回クアラルンプール⇄サムイ島のチケットを買うにあたり、オヤ?ということがありました。
往復で見た場合
まず、最初に普通にround trip (往復)で調べたんですね。
すると、まずクアラルンプールからサムイ島の往路がこんな風に出てきました。
一番安いのが697MYR(リンギット/RM)、これは18,200円くらい。
で、それを選んで復路に遷移すると、
サムイ島からクアラルンプールの復路は750RM(19,600円くらい)と出てくるのですね。
なので往復で37,000円を超えるわけです。
片道ずつ見た場合
ところが、これ、one way(片道)で見ると値段が全然違いました。
まずクアラルンプールからサムイ島。ちょっと上と1週間ずれちゃってますが、ずっと同じ価格帯です。
417RMは10,900円弱というところ。上の往復で買った時の697RMより280RMも安いんですよ。
なので早速買ったんですね。(昨日までと思って慌てて買ったけど、今日見ても同じ値段でしたね…)
で、帰り。
通貨がRM(リンギット)からタイバーツ(THB)に変わってるのでわかりにくいですが、3410THBって、2019年12月11日だと470RMなんです。ということはやっぱり280RMほどこっちの方が安いんです!
というわけで、往復で買うのではなく、バラバラで買うことにより計560RM(14,620円くらい)ほど安くなった
このまんまなんですが、そう、バラバラで買った方がグッと安くなったんです。
割合でいくと、なんと38%ほども安くなる…!
というか、普通は逆ですよね?片道の方が割高になるのが半ば常識なんですが、不思議なことに。
これ、最初に往復で調べて、
「あれ〜?プロモーションと言ってる割に安くないなあ」
と思ったんです。
で、「帰りはバンコクまでのチケットにして、そこからタイ国際空港で移る方が安くなるか見てみよう」みたいな感じで、まずクアラルンプールからサムイ行きを片道で見てみたら
「あれっ?こっちの方が安いじゃん!」
と気づいたという次第なんですね。
ただしマイルはつかない。(往復で買うとつく)
ただし、片道ずつで買った最安価格、
クアラルンプール→サムイ島は予約クラスRとなり、サムイ島→クアラルンプールは予約クラスAと出たんですね。
まず、バンコクエアウェイズの方のFlyerBonusのプログラムをみてみますと、
見当たらない、と思ったら
ポイント積算外と書かれてました。(チーン)
そしてJALの方も
やっぱりRもAもない!
で、往復で買うと、これが予約クラス”H”なので、
バンコクエアウェイズの方で登録して乗ったら1区間750ポイントになりますし、JALの方で積算するとなれば、100%でつきます!Mileage Calculatorで計算すると449マイル(往復で898マイル)*
*第三者ツールなので実際は誤差が生じる可能性があります。
ただ、正直言ってJALの約900マイルが差額14,620円に値するとは思えないので、今回は無積算の安いチケットを買いました。
それにしても、バンコクエアウェイズのサイトを見ていて、スコータイというのは何か遠い昔に世界史でチラリと出てきたなあという地名だったのですが(中世期のスコータイ朝ってやつですね)、クラビとかトラートとか知らなくて、調べたらすごい良さそう…どこかのタイミングで行きたいです。
そんなところに自社運営の空港を持ってるバンコクエアウェイズですが、なぜか航空業界の常識を覆す売り方してるので、記事にした次第。
コメント