実は今年、私がタイに行く前に、タイ人の友人が初めて日本に観光にやってきました。
その時に自分の興味もあって連れて行ったのが川越。川越の街並みが「小江戸」と呼ばれていて外国人ウケがいいらしい、と近年話題になってますよね。
私は東京といっても羽田近辺に住んでいて、埼玉、それも川越って行ったことがなかったので興味があったんです。
それで私自身も初めてながら外国人2人組(男性の方が昔イングランドに留学してた時のクラスメートで、彼女を連れてやってきました)を観光案内したら、彼らも喜んでたし私も楽しかったです。
そんな川越散歩の様子をお伝えしますね!
川越へのアクセス 実は羽田空港から高速バスが出てます
川越は都内からだと池袋から行くことが多いと思います。私もその日、彼らが池袋のホテルに宿泊してたので、まず池袋で落ち合い、そこから東武東上線で行きました。
東武東上線の駅。池袋からは急行で30分ほどでした。
他には、
- 新宿駅からJR埼京線で川越
- 渋谷駅から副都心線(東武東上線)で川越
- 新木場駅から有楽町線(東武東上線)で川越駅
- 西武新宿駅から西武新宿線で本川越
という感じでいけます。
ただ、羽田空港からだとリムジンバスが1日8本出ていて、1時間20分ほどで行けるみたいです。
レトロな外観の小江戸巡回バスが非常にオススメ!
実は川越が地元の友人がいるので、前日に相談したところ、「小江戸巡回バスに乗って回るといいんじゃない」って勧められたんですね。
それでそのアドバイスに従ったんですが、これが大正解でした!
その小江戸巡回バスは川越駅の構内から出て階段を下ったバス乗り場の2番から乗れます。
こんな感じのレトロなバスです!
運賃 お得な一日乗車券もアリ
運賃は 1回乗車:200円(小児:100円)です。ICカードは使えないので、現金払いです。
1日乗車券 500円というのもあり。
一日乗車券を買おうとしたら、もう午後なので3回は乗れないんじゃないか、と運転手さんに止められました。確かに。親切に止めてくださって助かりました。
時刻表など詳しくは
とりあえずバスに乗り込み。
中もなんとなくクラシックな雰囲気。
運転しながら詳しく解説してくれる
このバスの素晴らしいところは、運転手さんが運転しながら色々解説してくれるところです。
こちらは川越城の本丸御殿。東日本で現存する唯一の本丸御殿だそうです。
散策コースは川越氷川神社→蔵の町に決定
バスの運転手さんに相談してみると、時間帯的に氷川神社から蔵の町を歩く感じが良いのではないかということで、地図まで印をつけていただけました。
池袋でお昼を食べてからやってきたので、もう15時近かったんですね。今度来る時は朝から来て、1日乗車券も買って、お昼は鰻を食べるのがいいかもしれない。
川越氷川神社 縁結びのパワースポットとして知られる
というわけで氷川神社のところでバスを下車。バス停からすぐのところに鳥居の入り口があります。
この川越氷川神社は、縁結びの神社ということで、アテンドしてる2人もカップルなのでちょうど良かった(笑)
この神社は歴代川越藩主の崇敬を受け、酒井忠勝、堀田正盛、松平斉典が社殿の造営を行ったということです。
国の重要無形文化財である川越まつりもここの行事が中心となっているようです。
6月に設置されたたくさんの風車が風情あって素敵
6月はこのように風車が飾られてました。
近年この時期にこうしてかざぐるまを設置しているのだそうです。
7月になると風鈴に変わるそうですよ!来年は7月に行こうかしら。
中は一般的な神社の様子ですが、割と見て回るところが多いです。
そんなに大規模な神社でもないですが、実は結構中の方までずっと作り込まれてると感じました。
手水舎。水の出ているところが龍なのが印象深かった。
鳥居の先に見える洋館は氷川会館で、披露宴会場とかで使われるとか。神前式の後、洋館で披露宴っていいですね。
座れる場所が置かれていたり、結構人が多いながらのんびり癒される空間って感じです。
裏の方に入っていける場所がありました。
小さな祠もありますが、こちらの方は全然人がいなくて静かな空間です。
御神木もありました。
裏手は木が繁っていて、何か別の神秘的な雰囲気を感じていました。
この先の絵馬をぶら下げる場所もなかなかで、
こんな風にトンネルのようになっていて、これは外国人の心を掴みますね
小さな祠がいくつもありました。
舞殿もありました。
一周したので出るところ。滞在時間は23分。
金毘羅大神
こちらは氷川神社を出て小江戸横丁の方に向かっていたら通りがかり、タイ人の彼らが入りたがったので入ってみました。
お寺かなと思ったけど、大神ってことは神社だったんですね??
観光名所という感じでもない、こういう静けさに包まれた寺社というのは外国人には嬉しい場所かもしれません。
門構えも立派でした。
いよいよ蔵の町へ
さて、この札の辻の交差点に入ったあたりからが蔵の町と呼ばれるエリアだそうです。
なるほど、確かに古い家屋が立ち並んでて趣あります。
川越まつりの展示もあり。
黄金だんごとか…美味しそうでした。
来る前は、こういう一帯が少しあるだけかと思ってたんですが、思ったより長く続きます。
ふと見たら、お団子とわらび餅を買い食いしてた友人たち
ちょっと離れて地図とか見てる間に、なんか買ってた彼ら。見たら彼女がお団子、彼がわらび餅を食してました。私は遠慮したのですが、美味しかったみたいです。
鐘つき通りへ
蔵の街並みを少し進むと、「時の鐘」のある鐘つき通りというのがあります。
小江戸巡回バスがきました。こっちは深緑色。
スターバックスが蔵造り
この鐘つき通りのスタバは街に馴染むよう、蔵造りでした。タイ人カップルが興味を持ったので入ることに。
店内は和モダンという感じで天井も高い。
でも素敵なのは店内の奥から出られる外の席。
なかなか素敵な日本庭園!ここでまったりできるのは素晴らしかった。手前に結構座り心地の良い席があるという感じ。
帰り道。蔵造りの街並みは結構長く続きます。
スタバでの休憩の後は川越に戻るバス停を探しがてら、散策は続きます。既にかなり歩いてる感じでしたが、それでもまだまだ蔵造りの街並みは続くんですね。
長喜院
亀屋栄泉さんの角のところから気になる門構えがあったので進んでみると、そこもお寺でした。
こちら、全く観光名所ではないと思いますが、お庭の様子が日本らしくて、タイ人2人も気に入ってましたね。
また帰り道にお寺あったんですが、観光での立ち入りが禁止されてました。このあたりは本当に寺社仏閣多かったです。
自転車を借りられるみたいです。
蔵の町でシェアリングのステーション見つけました。自転車で周るのもいいかも。
川越はどれくらいオススメ?
なんだかんだでスタバでの休憩含み、3時間以上歩き回ってたことになりますが、それくらい結構見て回れましたね。
川越、東京や近郊にお住まいの方なら、1度行かれることはおすすめします。
東京観光に来て行くべきか否かは、もう主要なところを見尽くし、浅草も見た、鎌倉も行った、江戸情緒が好きって方にはお勧めです。
私のように、外国人を連れていくにもなかなか良いかもしれません。
私の場合、元々川越に一度は行ってみたかったのと、その友人カップルが池袋のホテルに泊まってたので選びました。
その後彼らは自分たちで浅草に行って、それも楽しかったようなのですが、「この川越は多分自分たちだけでは来られなかったから良かった」と言ってくれました。
観光地でも、ちょっと通な感じがするそうです(笑)
今回は昼食後にのんびりやってきたけど、次に行くなら朝から行きたいかな〜。
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