2020年も終わります。
この年は全世界にとって「新型コロナウイルス」(西洋言語圏ではCovid-19と言われがち)というパンデミックで大きな変化を強いられた年だったと思うのですが、
SFC修行をされてる方、された方、ダイヤモンド修行を毎年のように続けてる方、ANAとJALのどちらのステータスもお持ちの方…などなど航空会社ステータスにこだわる方にとっても色々あった年だったと思います。
2020年2月か3月ごろには
と発表したりしたため、それに乗じて一気に修行された方も…
私は、正直それはいかがなものかと思っていたので

という私の考えも述べました。
それとは別に、最近気になる
と思ったことを述べます。
まず、「コロナは風邪なみ」ではないし、恐ろしい
もう活動にまで発展してるくらい、「コロナは茶番」「コロナはマスコミが作り出した現象」「コロナなんて普通の風邪のようなもの」と信じ込まれてる方々がまだまだ多くいらっしゃる中で、改めて
と言いたいと思います。
コロナは茶番と主張される方々は、「マスコミが大袈裟に言っているだけ」というお考えだと思うのですが、
と思っています。
「軽症」は無症状ではない。身近な例からして、かなり苦しい事例が多い
私の元パートナーが「軽症」の枠にありながら苦しみました。
という感じです(今は結構元気みたいですが…)。
同じ部署から他に3人の感染者が出て、全員「軽症」に括られてるらしいですが、一人以外、自覚できる後遺症があるそうです…(後遺症発生率75%?!)
全員、30代後半〜40代前半です。ちなみに他の3人については知りませんが、元パートナーに基礎疾患はありません。食生活や健康維持にめちゃくちゃ気を使ってるタイプです。
確かに日本というかアジアはヨーロッパやアメリカ大陸、アジアでも南アジアに比べると今のところ弱毒、と見られています。
しかし、日本でもTwitterを見ていると21歳の大学生など若い方が長期に渡って苦しまれ、後遺症も出ているものの軽症とされている、検査した時には陰性だった、と訴えておられます。
おそらく、皆さんが考えているよりもはるかに苦しい症例が「軽症」と括られており、ということは
と思われます。
そして、考えてみてください。
ことを。
その時からたった数ヶ月で、ヨーロッパやアメリカで猛威を振るい、ウイルスが変異していることが確認されました。
ということなのです。
羽田雄一郎議員もあっという間に亡くなった
最初は誤報で「熱が大したことないからと、PCR検査を拒否した」とか「会合に出席した」とされていましたが、実際は

本当に恐ろしい経過だと思います。あっという間に急変したということです。
高齢者ばかりがリスクが高いわけではない
そもそも、「リスクが高いのは高齢者だから」と暗に高齢者の死亡、重症化よりも経済維持の方が大事だという考えの人が多いのも恐ろしいことなのですが、羽田議員だけではなく今月も40代の人が亡くなっていることからも、高齢者ばかりがリスクが高いわけではないです。
アメリカの現場にいる医師のTwitterをフォローしていると、亡くなった方を追悼するツイートが日々流れてくるのですが、それこそ小さなお子さんから若い方も多く含まれています。
また、例の元パートナーの報告によれば、友人のイタリア人のご家族が感染していたそうなのですが
そうです。
高齢者さえ自粛すれば問題はない、などと単純に楽観できるものではないと私は思います。
マスクは「自分が感染するのを防ぐ」ためではなく、「自分が感染源になるのを防ぐ」ためという意識が足りない
これが私が最近考えていることです。
もうこの状況になると、誰しも元気一杯でも
であり、
であり、
という危機感をもっと募らせるべきだと思います。
何かネット界隈を見ていると
みたいな感じの感想の人が結構いました。
私は
と言いたかった。
という話なのです。
無症状のお子さんからの感染が怖い
また、ネットをしていると、小さなお子さんがマスクをせずはしゃぎながら(つまり色々大きな声で何か言いながら)走り回っているのを、通りがかりの「マスク警察」に注意されたという親御さんが
というような感じで書かれているのも見ました。
私は子供がいませんが、特に子供嫌いというわけではなく、7歳と4歳の甥っ子のことをめちゃくちゃ可愛がっており、彼らを可愛がっている延長で通りすがりの小さなお子さんのことも可愛く見えるようになりました(前は子供嫌いなのではなく、強い興味がなかった感じですかね…友人からの可愛がってオーラが少し苦手ではあった)。
そして親御さん方のような経験は一万分の一もないですが、それでも小さな甥っ子を見ていれば、
ことも想像できます。
ですが、やはり意識だけは、
と持っていていただきたい…と思います。
先日、サラダバーのあるファミレスに行ったのですが、サラダバーのところで小学生のお子さんたち(お母さんらしき大人が2人いました)が大はしゃぎで色々大声で話したり笑ったりしながら食べ物をとっていました。
中の一人の女の子がうっかりなのか、顎マスクだったので、気になって仕方がなかったです。(そのファミレスはサラダバー利用の時はマスク着用をお願いしていた)
マスクは透過するので皆、できるだけ黙ろう
電車に乗っていると、ほとんどの方はマスクをつけていますし、東京だと一つおきに座っているなど、やはり多くの方は意識されているなと感じます。
ですが、気になるのは
ということです。
マスクをすることで、もちろん飛沫感染のリスクは減ると、今年あのヨーロッパの各機関でさえ研究結果を出しているところが多いです。
ですから、ほんの10ヶ月ほどまでヨーロッパでもアメリカでも忌み嫌われ、馬鹿にされていたマスクですが、現在ではマスク着用が義務付けられている国や地域が多く、時々中継を見ても皆マスクをして歩いているので
と思ってしまいます。
ごくごくまれに、whatsappで元パートナーとビデオ通話することがあるのですが、先日も外の様子を私に見せてくれながら
と言ってきます。
私も、「あの」フランス人がきちんとマスクをしているとは…としみじみしています。
それくらい、もうマスクというのはこのコロナ禍でしなくてはならないものなのですが、はっきり言って、
ということを、もっと改めて認識していただきたい…と思ってしまいます。
電車でも、3人くらいの方が、噂話に話を咲かせているのを見ると、その話、今ここでしないで欲しいなあ…と思ってしまいます。
もちろん必要な会話だったり、少しくらいのものなら目くじら立てることもないと思うのですが、大声で盛り上がるほどの会話は電車の中とかエレベーターの中では控えて欲しいなあと思います。
車内アナウンスがあってもいいと思うのですが、そうなると車内の携帯電話と一緒で、
とも思ってしまいます。
海外暮らしなどをして、色々思ったのは
という傾向があると思います。そして、
というのも日本の特徴かなと思っています。
これは多くの場合、社会全体で良い方に作用しているとは思うのですが、「できるだけ話さないでいよう」みたいな「場合によっては話すこともある」という線引きが曖昧なものがうまく受け入れられず、それなら最初からそんなこと言うな、みたいな極端さを生み出していると思います。
電車内での会話に限らず、先ほど顎マスクの小学生がサラダバーではしゃいでるのが気になった…とも書きましたが、そういう場ではマスクをしていてもできるだけ話さない方が良いですし、自席で控えめに会話するくらいにとどめて欲しいなと思います。
GoToは終息まで中止すべき
GoTo開始後に感染者が増加していないことなどを挙げて、「GoToと感染者の増加は関係ない」と主張する方も多くいらっしゃるのですが、もちろん先月から見られる急激な増加は
なども関係すると思います。やはり気温の低下が1番の原因のようです。
でも、だからって
というのはおかしくないでしょうか…?
わけです。
そんな時に皆が全国を動き回ることで、当然確率が上がっていきます。そして、
というのは、やはりリスクが格段に高まるのは当然だと思います。
私が10月に宮古に行った時、ANAはほぼ満席状態でした。今考えても3時間近くあの空間にいるということは恐ろしい、と思います。
そうなると
という人がいるのですが、もちろんそうだと思います。
私が見かけた後遺症に苦しんでる大学生も「満員電車で感染したと自分では思っているけど、感染経路不明で処理されている」と書かれてましたし、実際そういう事例が多いのではと思います。
むしろ空港やターミナル駅に行くのだから増えるかもしれませんよね…
満員電車の問題も考えていかなければいけないし、単純に国が国民を旅行に駆り立ててる時でもない、と私は思います。
とりあえず、こんなところが私がこのコロナ禍において訴えたいことなのですが、ご存知のように、このブログは旅関係です。
生活を支えるほどではありませんが、多少の収益化もしていました。
ですがコロナ以降、笑っちゃうほど収益は減りました。アクセスはびびるほど激減しましたが、収益はそれよりもっと減っています。
私は広告を出稿する側の仕事をしていたのでわかりますが、広告主が予算を減らせばそうなります。
アクセス減以前に、旅行系媒体に広告を出したい広告主が一斉に予算を削ったのだと思われます。
ですが、GoToの盛り上がりで、石垣や宮古関係などの記事を中心に少しアクセスも増え、少し収益も戻りました。
ですから、個人的には、「コロナなんて風邪みたいなもん」って思って旅行する人が増える方が私には好都合です。
しかしだからと言って、恥知らずなことはしたくない、と思って書いたのが今回の記事でした。
良いお年を!
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