石垣島に来て、車がない場合は石垣島に留まるよりも、更に離島に行く方がお勧めです。
我々も、前日まではレンタカーを借りて石垣島を色々周ったのですが、一通り行きたいところは行っ他ので返却し、離島に行くことに。
そこで昨年お勧めしていたのは竹富島なのですが、

今年は初めて黒島というところに行ってみました。
Youtubeに黒島のサイクリング→仲本海岸の様子をアップしました!
石垣港から高速船で30分!
竹富島のようなフォトジェニックな集落とかではないのですが、竹富島は石垣港から一番近いだけあって観光客は多く、コンドイビーチも結構人だらけです。
その点石垣港から15分遠いだけで一気に観光客の数が少なく、のんびり度もかなりアップする穴場のような島が黒島です。
高速船時刻表&料金
ただ、高速船の本数もグッと少ないです。石垣港からは大体25~30分。
石垣発 | 黒島発 |
---|---|
08:00 | 08:35 |
09:30 | 10:05 |
13:00 | 13:40 |
15:20 | 16:00 |
17:00 | 17:35 |
【冬季】令和1年10月1日~令和2年3月31日
料金は往復で買う方が若干お得。
片道 | 往復 | |
大人料金[税込]※12歳以上 | 1,340円 | 2,570円 |
小人料金[税込]※6歳~11歳 | 680円 | 1,300円 |
障がい者割引[税込] | 760円 | 1,520円 |
乗船前に石垣港でお弁当を買う
この旅では、西表島に行ったり、波照間に行ったり、石垣島に戻っても米原ビーチで精力的にシュノーケリングしたりなど、毎日朝から夕暮れまで遊び尽くしてたので、この日はさすがにゆっくりしたくなって13時の船に乗ることにしました。
というのも、後述しますがシュノーケリング しようと思ってた仲本海岸での遊泳時間が干潮の前後2時間と決められてて、確かその日は15時くらいからじゃないと入れなかったんですよね。
なので、あまり早くから行くと持て余すな、という感じでもあり。
朝ごはんは泊まっているホテルエメラルドアイルで手作りおにぎりが美味しくて食べ過ぎるほどなので、お昼は13時過ぎくらいに船の中で食べるのがちょうど良いのです。
沖縄地方といえばポーク玉子、略してポー玉が気になりますが、朝もおにぎりだったので、
何店舗かのお弁当を迷って、420円のちゃんぷる弁当。沖縄版幕の内弁当みたいな感じで、おかず一つ一つ味わい深くて美味しいです。離島ターミナルのお弁当、コスパ良くてお勧め。
体調によると思いますが、私は三半規管弱くて酔いやすい方ですが、安栄観光さんの高速船は酔わなくて、平気でお弁当食べながら綺麗な海を眺めてられます。
レンタサイクルで伊古桟橋へ
船着場を出るとすぐ、石垣港のカウンターでレンタサイクルを申し込んでたハートランドカフェがありました。ちなみに石垣港で買ってなくても、船着場の周辺にいくつかレンタサイクル屋さんがある模様。
とりあえず、どれでも好きなの乗っていってください、みたいな感じで、他のお客さんも同じ船で来た人ばかりで集中するので、サドルの高さがあってそうなのとか早い者勝ちになるかも?
で、シュノーケル 狂いな我々ですが、その前に行ってみようか、となったのが伊古桟橋。
牛の方が人間より多いらしいです。
こういう感じの道も抜けつつ
素敵な光景が現れました。
4千円未満で買える激安アクションカメラと、iPhone6sで撮った写真だと海色が違ってますね。タイムスタンプがついてるアクションカメラの方が肉眼に近い気もするけど、iPhoneの方が違うかっていうとそうでもないんですよね。
竹富島の西桟橋からの光景も綺麗ですが、こちらは視界いっぱい海!という感じで、透明度も同じくらい、そして人も少ない!
黒島研究所へ
伊古桟橋を堪能した我々は、ライフジャケットを貸してくれるらしい、という情報を元に黒島研究所に向かいました。
こんな感じの原風景が珍しくて、竹富とはまた違う、のどかな風景を楽しみます。
丸められた藁とかフランスの田舎っぽい風景。
わかりやすく黒島研究所の道標が。
で、着きました!
この手前の池で何びきもサメが飼われてます!もちろん凶暴じゃないやつでしょうけど。
ところが!!先について中に入ってライフジャケットのことを尋ねた友人が「もうライフジャケットの貸出してないんだって」と言いながら中から出てきました。
マジで!貸してもらえると思って荷物になるから(自転車乗りにくいだろうと)持ってこなかったんです…
ちなみにもう少し時間があったら、この研究所によるのも楽しそうではあります。500円だそう。
仲本海岸へ
とりあえず気を取り直して仲本海岸へ。というのも遊泳が許可された時間なら、海岸そばで役場の管理するライフジャケットを貸してもらえるということなので、そっちに期待しつつ。
そして海が見え、何か唯一の建物を発見したのですが、何だか無人の雰囲気。
そしてやっぱり開いてなかった!
え?どうして?と思ったんですが、
もしかして土曜日だから…?
うわ、土曜はやってませんってサイトに書いておいて欲しかった…
というわけで大分干潮の進んだ仲本海岸。
ライフジャケットがないからあんまり冒険できなかったシュノーケリング
ふくらはぎ の深さで、こういう感じの魚がいて、結構つついてくるんです。
腰くらいの深さまでいくと、こんな感じに珊瑚も魚もいます(干潮時)。
結構大きな珊瑚群が、かなり側にありました。もう少し沖に行けば結構凄そう。でもライフジャケットなくて水死された方のお話があるので、冒険せず。
なんかここの魚、臆せず近づいてきます。このチョウチョウウオも。
まあ、こんなもんでいっか、というような感じで、かなり近場でのみ泳いで済ませました。
この旅行には本格的なライフジャケットしか持ってきてなくて、荷物になるし乾かさなきゃだしサイクリングには億劫だったんですよねー。
後にサムイ島にいくにあたって、こういう膨らますタイプの畳んで収納できるやつを買いましたが、この時あればなあ…
ただ、巨大なハマサンゴの裏の方まで泳ぐと水深は2m近かったと思うので、ともすれば溺れますが、私、貴重品入れになるブイだけは持ってたので、いざとなれば掴まれるだろ、という感じでその程度は泳いでましたが、やはり海水なのでライフジャケットなくても楽に浮いてられます(と過信すると危ない。危なさすぎる)。
あ、そうそう、ここでは噛まれると結構な怪我になるという恐ろしい魚、ゴマモンガラ の被害者が絶えないと評判の海岸でもあります。
それでかなりビビってて、人懐こい魚に突かれるだけで「で、出た!」と震え上がるなどしてたので深入りしなかったのもありますね(笑)
どこよりも立派なシャワー施設
というわけで、シュノーケリングとしては少し物足りない気分のまま、17時半の最終の船に乗るべく海から上がりましたが、ここで感心したのが、無料のシャワー施設がかなり立派なこと。
こんな感じの個室シャワー(もちろん鍵をかけられる)が4室くらいあったと思います。
水ですが、無料の公共施設としては、横に仕切りがあって荷物が濡れないようにもなっていて、かなり着替えやすいし、すごく立派と言えるのでは。
17時半の最終船に乗って石垣島へ帰ります
4時間ほどの滞在でしたが、結構満喫しました。今度はもう少し早くから来て、もっとサイクリングしてもいいかもしれない。サイクリングで汗をかいた後、シュノーケル して水シャワーしたら、5月終わりの暑い時はかなりいい感じです。
この船着場のお店は、到着した13時半ごろに撮ったもの。帰る頃にはやってなかったんです。
石垣から離島に行く日は、サイクリング→泳ぐ コースなので、かなり運動してます。帰りの船の中では結構疲労感に襲われてる…
自分でビーチエントリーしてシュノーケリングするなら
私は当初は、シュノーケリングツアーに参加してハマり、今ではこのようにスケジュールに縛られないビーチエントリーのシュノーケリングをすることが多くなってます。
こんな風にウミガメを戯れるのもツアーに参加せずにビーチから入ってやってます。

干潮でも、実は浅すぎるからこそ、立てるような場所じゃない時(生きたサンゴを踏むのは絶対やめてください!というのと、踏んだら危険な生物もいるわけです)に水底から平行に浮いていようと思ったらライフジャケット必要なんです!
ただ、今回みたいにフェリーに乗っていき、そこからビーチまで自転車に乗るっていうような場合、本格的なライフジャケットはかなり邪魔なんですよね。
こういうタイプは空気を抜いて小さく畳めるので非常に便利。私はサムイ島用に買って、使いましたが案外しっかり使えます。ただ、もちろん穴があいてないかなどの確認は必ず行ってください。
上でも書きましたが、サムイでは結構深いところまでいきましたが、もしこっちが穴が空いても、スイムブイをつけてたので(貴重品を置きっぱなしにできないので、そっち目的ですが)、いざとなれば掴まれる、という安心感もありました。
マリンシューズも絶対。足、怪我します。足ひれは私はあまり付けないですが、流れが速い時とかはキックに自信がない方はレンタルするといいと思います。
で、シュノーケル ですが、私は
これを使ってるので非常に楽です。ただ、ある種の日焼け止めを顔にたっぷり塗ってた日、かなり曇って困りました…
そして呼吸をとめてちょっと潜りたい、という上級者には向かないですね。
そういう方はこういう方が向いてると思います。
そして石垣のみならず沖縄地方の日差しは本当に厳しい…なのでラッシュガード の着用を強くオススメします!
あと、私はあんまり履かないですが、トレンカとかも結構脚の日焼けを気にして履いてる人が多いですね。
砂浜では
テントがあるとジリジリとした日差しを避けて休憩できます。収納したら肩にかけて持ち歩くのも軽いしいいのですが、畳むのにコツがいるので練習してください。
ちなみに上の日付入っている写真や動画(画像も動画からキャプったものが多いです)は、
こちらを使ってます。なんと4千円切ってるのに水中で動画も写真も撮れまくれますし、Wi-Fi機能を使ってスマホにワイヤレスで取り込むこともできます(私は普通にUSBで取り込みますが)。
この動画もこのカメラで撮ったのを編集して作りました。
何万円もするのはさぞいいのでしょうが、私ごときシロートシュノーケラーはこの激安カメラで大満足しております。
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