5月、石垣空港に飛んだその日に石垣島には泊まらず、すぐに石垣港から西表島の上原港に渡り、2泊した私と友人。着いた時は夕方だったのですが、こんな風に過ごしました。

2日目がメインになるわけですが、普通西表島といえば、トレッキングして滝にいったり、マングローブの中をカヌーしたりするのがメジャーですが、シュノーケリングに夢中な我々がどうしても行ってみたかったのがイダの浜で、これは西表島に泊まらないと行けそうになかったので、ぜひ今回行こう!ということになりました。
イダの浜へのアクセス
イダの浜は、西表島の白浜港からさらに船で10〜15分乗っていかなきゃなりません。というか、ほんと西表島は有名だから子供の頃から知ってたけど、もうすごい世界ですよね。
なかなか到達まで乗り継ぎの多い場所ですよ…
まず石垣島が離島なわけで、そこからフェリーに乗って西表島(上原港か大原港)。そこからまた別の港から船に乗らないと行けない場所なんです。どんだけ!
で、その白浜港から船浮(イダの浜がある方)への船の運航時刻は、こちらによると、
[白浜発] | 8:45 | 10:55 | 13:20 | 15:50 | 17:50 |
[船浮発] | 8:15 | 10:35 | 12:50 | 15:30 | 17:10 |
(12月~2月は一便の船浮発が07:50になります。) 料金は往復で960円。船に乗る時に払ってチケットもらう感じでした。(2019年5月)
まあ10:55のに乗って、17:10のに乗って帰ってきたいな、ということになりました。
しかし!
前夜バスの時刻表を改めて見ていて、「行きはともかく、これじゃ帰ってこれないわ」と気づいた私。
だって白浜港からの最終バスが15:45!
まあ、船浮を15:30に出る船に乗ればギリで間に合うのでしょうけど、それだと慌ただしくなりそうだな〜と思い、翌朝レンタカーを借りることにしました。
レンタカーを借りて白浜港〜船浮港へ
西表ではコスト削減のために民宿に泊まりました。→ いるもて荘 <楽天トラベル>(Hotels.com/Agoda)
さすがにしんどいかな?とちょっとドキドキしてたのですが、とても清潔に掃除されていて、お手洗いもシャワーも他のお客さんとかち合うこともなく、思ったより快適に過ごせました。宿の方達も気さくですしね。
部屋の横に物干し竿があって、干したりしてたのですが、こんな風な中に建ってる宿です。
やまねこレンタカー上原営業所→白浜港 (車で25分ほど)
で、朝に西表やまねこレンタカーさんに電話して、宿まで迎えに来てもらいました。シュノーケリングするつもりでライフジャケットなど持っていたので、やっぱり便利ですね。ここを選んだわけは、翌日、大原港から波照間に渡る予定だったので、大原営業所に乗り捨て可能だったことです。24時間で軽を借りて、任意の免責保証と乗り捨て料込みで7500円でした。
当初はバスで何とかしようとしてて、西表で運転する予定はなかったんですが、ペーパードライバーの私は思えばここで運転しといて良かったです。石垣島で運転する前に。

白浜港に到着
白浜港に到着。余裕を持って到着したので、駐車の練習したり(笑)
こんな風に中で待つところもありますが、船着場の方で座れる東屋もあって、気持ちよかったです。
帰り、15時台の船に乗ればバスでも何とかなりそうですけどね。
船がやって来ました。
白浜港→船浮 (乗船10分ほど)
ここからの写真は、iPhone 6sのカメラに加えて、GoProもどきの激安カメラで撮影した動画の切り抜きも入ってます。(上の運転中の画像も助手席の友達に撮影してもらった動画からのキャプチャなんですけどね)
船の様子はこんな感じ。お客さんの数は一桁台です。イタリア人夫婦がいた。
高速船なのであっという間に着きます。山肌というか地形の色が独特ですね。
こちらが船浮の船着場の様子です。
船浮港からイダの浜までは結構なジャングルの中を徒歩15分!
Google Mapだと徒歩3分になってるんですけど、絶対嘘ですよね?(笑)15分かかりましたよ〜。荷物が多かったからかもしれないけど!
船着場から海沿いに民宿とか建っている感じの集落があります。
しばらく歩くと、イダの浜への矢印があるので、曲がります。
最初はこんな感じの道だったんだけど、
段々とジャングル感が出てきて、
なかなかの道で、起伏もあります!
ここまで来ると、海の気配がして、
確かに全然人がいないビーチが出現!
全然人がいない、お店とかも全然ないビーチで早速海の中に!
この時は、多分もう1組くらいの方々がビーチの反対側の端の方にいたくらいで、もうかなり独占状態でした。ただ、時々ツアーの船が着いて、15分ほどいる人たちがいて、帰っていく、という感じで、あと船で一緒だったイタリア人熟年カップルがちょっとだけ水着姿で出現してましたが、我々みたいに長居してる人たちがいなかった(笑)勿体無い!
GoProの1/10の値段の防水カメラを持って、早速海の中へ!
ヒザくらいの深さでもお魚はいきなりいっぱいいました。
色々踏みつけたくないので、もうヒザくらいの深さで潜っちゃいます。この時は干潮に向かってる時だったかな。
20m沖くらいで、結構サンゴ群がある
小さな珊瑚は干潮に近いとヒザくらいのところからポツポツあり、20mくらいではもうこんな感じであります。
魚影が散らばっていたり。
この鮮やかな青い魚はどこにでもいますが、薄い水色のが綺麗でした。
ゴマモンガラ(危険)いた!ちょっと勇気を出して撮影に成功
ゴマモンガラとは、かなり大きな魚で、縄張り意識が強く、産卵期には凶暴化するとも言われてる魚です。昨年も時々見かけては速攻逃げてきた私ですが、今回は勇気を出して数秒の撮影に成功しました(笑)
いっぱい動画を撮影してるものの、動画編集が面倒でキャプチャーにしてきた私ですが、これは短いのでyoutubeにあげてみました!
そこまで近づいてないので、わかりにくいかもですが、真ん中でビラビラしてるやつです…!水底をつついてます。ああ、怖い。
この魚に噛まれると、マジで怪我するそうです。ムラサメモンガラ(10〜20cmくらい)くらいだと「痛っ」て感じで少し痕がつくくらいらしいのですが、このゴマモンガラ(50〜70cm!)となると流血するレベルだそうで、もう私は恐怖で、いつもは見たら速攻逃げますが、今回は数秒だけこうして撮影しました。わかりにくい方は0:05くらいのところで静止してみて下さい…
とはいえ、基本的には平和な美しい世界
とりあえず、ゴマモンガラはあんまり珊瑚が集中してる場所にはいないようなので、テリトリーから離れて平和な魚の世界に戻ります。
シャコ貝だと思いますが、こういう風に、鉢植えのようになっている珊瑚(これは上の部分が死んでるけど周りは生きてる状態なんだそう)の上の部分に生息するんだそうです。
個人でできるビーチシュノーケリングに必要なものは?
今年はこんな風に、自分でビーチから入って楽しむシュノーケリング中心でした。
ツアーでないと見られない巨大な珊瑚群もありますが、ビーチエントリーの個人シュノーケリングだと、自由なので好きに長時間楽しめるというメリットがあります。
石垣島の米原とかだとビーチの側にレンタルできるショップもありますが、

イダの浜だとビーチの近くにはほんと何もないので、持っていくといいと思います。
必須なのは、
ですね。
ラッシュガードやトレンカなどは、まあ人それぞれですが、日焼け防止以外にも怪我防止のためにも着た方が良いです。
ライフジャケットは、自分の安全のためもありますが、こういった浜では浅いところにも珊瑚の赤ちゃんがいたりして、それを踏み荒さないためにも着ていると浅いところで体を水平に保ちやすいので必須だと思います。
後編はウミガメに遭遇してますので、是非!

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