さて、世にも美しい波照間島に今年は2泊3日で滞在し、2日目の夕方にウミガメと戯れたところまで書きましたが、今回はいよいよ最終日のお話です。

この日は石垣島に戻る最終便、17時の便で帰るつもりだったので、最終日にもかかわらずギリッギリまでニシ浜で遊び尽くしてました。
屋上から見る朝焼けが素敵
前日にニシ浜から夕焼けも見ましたが、宿泊したペンション最南端では屋上から朝焼けを楽しむこともできました。これも高い建物がない島だからこそですね。
屋上はこんな感じ。
朝焼けの色味が波及してる空色と海。
これはもう、めちゃめちゃ綺麗です。早起きする甲斐があります。
朝ごはんを食べて、早速海に繰り出すも、満潮直後は透明度イマイチかつ危険ポイントも!
このペンションでは海を眺めながら朝夕食がとれるのが素晴らしいところ。
これからガッツリ泳ぐので、朝ごはんはしっかり食べときます。
コーヒーと一緒に、お菓子もいただいときました。
とても綺麗な海だけど満潮時に冒険しすぎは禁物!危うく溺れそうになる
満潮直後くらいの海です。

で書いたように、干潮時だと浅すぎて泳げないので逆に沖の方まで行けず、満潮はチャンスかな?と思って勢い込んで泳いだのですが…
こんな鮮やかな色の水面ですが、
ドプンと潜ると水中はこんな。ちょっと全然見えません。
真ん中辺に岩場になっているところがありますが、そのあたりでスイーっとウミガメの影見たんですね。で、そのあたりをもっと泳いで見回ろうと思い…
その岩場の裏の方に回ったあたりで、ものすごく波打つ勢いに飲まれそうになり、必死で泳いで戻りましたが、かなりゼーハーきました。これが噂のリーフカレントってやつだったのかも…
とりあえず急な流れから抜けた後、相当息が切れてて、シュノーケルのフルマスクしてると苦しかったので外しましたが、ライフジャケットきててもしんどく、意外とこの
貴重品を携帯しながら泳ぐために使ってたブイ兼ウォーターバッグ につかまって息が整うまで休むことができて助かりました…
少し引いてきたので、再び海に戻るとうって変わって抜群の透明度が戻っていた!
1時間ほど経った頃のニシ浜。大分引いてきました。
大分体力も戻ってきてたので、海に入ると、水中もかなり透明!
こんな風にウミヘビも見えます。
第一のウミガメ発見!
前日、ビーチに向かって右側の方に結構珊瑚があったので、やっぱりそっちに行ってみよう、と左側から横に泳いで向かう途中、普通にいました。
こんな感じで、ゆらゆらしながら水草を食べて回ってる感じで、こっちのことも一向に気にもしない。
なんなんでしょうね、ウミガメの破壊力って。もう珊瑚とかクマノミのこととか一気に吹っ飛んで、ずーっとウミガメの側で泳いでても飽きないんです。
2匹目の亀が現れる
これは感動でした!1匹目と30分以上も戯れていたところ、2匹目がスーッと現れたのです!
ちょっとわかりにくいかもですが、2匹を同時に撮影した動画がこちら。静止画では難しい。
そして私は2匹目の方についていきました。1匹目と甲羅の模様とか傷?が違うのわかりますか?
裏側も撮っちゃう。
合間に大きめな魚も。そういえばこの浜でもゴマモンガラ(襲ってくると怖いやつ)見かけました。速攻逃げたので撮れてはないんですけどね…
息継ぎする亀
時々、こうして水面に顔を出して息継ぎするんですよね。この様子がすごく可愛かった!
1匹目の亀に戻る
2匹目の亀にずっとついていってたのですが、あまりにも長く水中に入ってたのでトイレに行きたくなり、浜への入り口のところにあるお手洗いに入り、友人がまだ1匹目の亀と泳いでたので合流。
途中で他の方も寄ってきて撮影大会みたいになってたのですが、その方がダイバーさんらしくて、「写真撮りましょうか?」って言ってくださって、すごくいい角度で撮っていただけました。素人にはなかなかこの感じで撮るのは無理。
時間を見ると驚きですが、1時間半以上も亀と戯れてたんですよね…
干潮時、クマノミ団地を発見
しばらく休んで復活。
気づけば、また海の景色が干潮の美しさに変貌してました。
本当にのどか。この風景に似合うのは三線しかないと思う。
で、
発見したのがこちらのクマノミ団地。
この浜では沢山のクマノミに会えましたが、こんな風に一つの岩にイソギンチャクがいっぱいついててクマノミが沢山隠れてるのは見ものでした。
その後もまた別の場所に見つけた、今度は小さめのお家。
…と3時くらいまで遊んで、大満足な一日。
チェックアウト済みですが、建物の外のシャワーは使っても良いので、そこでシャワーを浴びて、港まで車で送ってもらって17時のフェリーに乗って帰りました。
3千円台のアクションカメラでこれだけ撮れる
上の画像は、3千円台で買えるアクションカメラ(防水ケース付き)で撮影したものです。
動画からのキャプチャが多いですが、写真モードで撮っても、かなり広角で撮れますね、iPhoneに比べて。
もちろん何万円もするカメラは本当に素晴らしいんだろうと思いますが、私のようなシロートにはこちらで十分でした。
ビーチエントリーのシュノーケリングは気軽だけど、自己責任
波照間のニシ浜、石垣島の米原ビーチのようにビーチから入って、すぐ色んなお魚が観れたり、今回のようにウミガメが見られて夢中になってしまうのですが、今回みたいにかなり危険な場合もあります。
絶対用意して欲しいのはライフジャケット。
私は今タイのサムイ島にいるのですが、ここに来るまでにパリ→バンコクと滞在してきたので、荷物にならないように
これを使ってます。ビーチに寝転がって、たまにサングラスかけたまま海に入るだけのヨーロピアンの中で若干浮いてますが、まあそこは無視し(笑)
どんなに泳ぎに自信のある方でも、リーフカレントと呼ばれる強い流れの中にハマってしまうと危険です。
また、干潮時には逆に踏んでしまいたくない浅瀬にハマってしまった時にも、ベストをつけてると体を水平に保てるので楽です。
くれぐれも安全を確保して、シュノーケリングを楽しみましょう!
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