今回は、私がパリに住んでいた時に、とてもお気に入りだった場所、”le Jardin des plantes de Paris”についてご紹介します。
私、個人的にはパリで1番好きな公園です!
パリ植物園(le Jardin des Plantes de Paris)とは?世界最古!
実はこの記事を書くにあたって調べていてわかったことがいっぱいあるんですが、まず私はこの”le Jardin des Plantes de Paris”が正式に日本語で「パリ植物園」と呼ばれてることを今知りました(笑)まあそのまんまなんですけどね、私の中では”le Jardin(庭、庭園)”の方に重きがあったので、「植物園」というと何となく、あのドーム型の温室ってイメージがあるので、そこからするとちょっと違う感じです。
単純に、「色んな植物のコーナーがあるびっくりするほど大きな庭園」というのがイメージに近いです。
この植物園の開園は何と1635年で、当初は薬草園として、研究のために設立されたもののようです。
この中にある動物園も世界最古の一つと言えるらしく、1795年に設立されました。
今地図を見ていて気づいたことですが、リヨン駅から近いですね。この辺りに宿泊される方はマストな場所だと思います!
入り口からわからなかった広大な空間:2017年初夏の思い出
実は私はこの近くの語学学校に通っていたのですが、行く時は別方向の駅から学校に入っていて、帰る時は入り口の前を通ってバス停に行ってたのですが、その入り口的に、まさかこんな広大な空間が奥に広がっているとは思ってなかったので素通りしてました。
でも、何かのきっかけでふらっと中に入ってみたら、びっくりするほど広大で、あらゆるエリアがあって季節ごとの花が咲きほこっていて美しかったのでした。
その後、ちょくちょく学校のついでに散歩したり宿題やったりしてたのですが、当時こういうブログをやることを考えてなくて写真は全然撮ってませんでした;;
こんな素晴らしい空間を日常の一風景としていたなんて、今思うとすごく贅沢なことだったなと思います。
そういうわけで、ふと気が向いて撮った2017年6月の様子です。(1回ではなく、6月は数回に渡って行っていたみたいで、日付が少しずつ違います。
無料エリアから十分に見られる動物園のワラビー達
私はいつもセーヌ川とは反対の入り口、メトロ10番線のJussieu駅側の方から入っていたのですが、入ってしばらくすると、こんな風にワラビーのエリアがあります。
パリのle jardin des plantes にいるワラビー。今ここの思い出記事書いてます。 pic.twitter.com/tMLu2OrNtF
— マダムSFC@夏の大移動の締めは宮古島 (@sfc_madame) September 23, 2019
とにかく広大な敷地
ここは本当に広大で、写真ではその開放感をお伝えすることは難しいのですが、 まず色んな植物が陳列するかのように畑?的にコーナーに分けて植えられているエリアと、自然史博物館の本館にあたる進化大展示館に向かって伸びた大広場がメインと言えると思います。
こういう植物の陳列?コーナーがかなり広々と存在します。
こちらはかなり手前から見た進化大展示館( La Grande Galerie de l’Évolution)。
こちらは日本語でなんて呼ばれてるのか、なので私の勝手な訳ですが「鉱物地質博物館」
(La galerie de Minéralogie et de Géologie)
この日は、通ってる学校がここでピクニックをしていたんですが途中雨が降ったんで、その日休館だったので入り口でみんな集まってました(笑)
とにかくバラが美しい!
この鉱物地質博物館のあたりはバラ園のようになっていて、本当に美しい!
2017年の猛暑の折、ぐったりしてる動物達
そう、実はパリって結構6月下旬に猛暑になる年が結構多い気がする。今年もそうでしたね。
ワラビー達もこの時は全然跳ねてませんでした。
しかしいつ行っても美しく花が咲いている
植え替えとかを行っているんだと思いますが、いつ行っても「見頃」という状態で、美しい花がいっぱいです。
街路樹のように木が並んでいるのですが、よく見ると木も結構個性的な姿してたりします。
こんなモネの睡蓮の池を思い起こさせるようなところもあったり
こんな風に進化大展示館に向かって花壇がまっすぐ向かってるのは圧巻の眺め。
2019年8月の様子
そして今年は、同じ学校に通って仲良くなった友人と、この植物園の向かいにあるグランモスクのカフェに行きがてら、寄ってみました。
今回はこのブログのことを考え、バシバシ激写してきました。
庭園の入り口とは思えない?Jussieu駅から近くの入り口から
こちらがJussieu駅に一番近い入り口です。このまま通りをまっすぐ行くと、もう一つ入り口がありますが、やはり自然史博物館の大展示館の入り口といった雰囲気なので、まさかここから入ってあんな大庭園が広がっているとは思わないんですよ。
入り口を入ったすぐのところはこんな感じになっていて、まだ庭園は見えません。
今年もいました、ワラビー達
実はこの日も結構暑い日で、30度以上あったと思います。そういうわけでやはりバテ気味な彼ら。
植物園エリア
今回は植物園エリアも色々激写してきました。
植物園エリアもいくつか分かれていて、広大。全ては見きれないです。
この辺りは水に浮かぶ植物のエリアになっているので、一つ一つ小さな池みたいになってます。カエルもいる。
ここはぶどう畑ですね。
アーチの中に入ることもできるみたい。
真夏の大広場
やはり大展示館を前に並ぶ花壇を見るのがここでの1番の光景です。
この時期は青っぽい花が目立ちました。
コスモスのような花も。ちなみにパリは8月も後半になると涼しい日も多くなります。
大展示館の前です。
パリ植物園の楽しみ方
パリ植物園はとにかく広大!なので基本散歩しながら花や植物を楽しむのが正攻法ですが、ウォーキングとかジョギングしてる人もいます。
開園時間、料金など
開園時間は午前8時から19時半まで(9月)。おそらくですが、冬だともう少し早いです。公式ページには今月の時間しか書いていませんでした。
入場料は、この植物園自体は無料です!東京で色んな庭園が入場料取ることを考えると、その何倍もの広さで無料というのは太っ腹だな〜と思います。
動物園は13ユーロ、25歳以下の人は10ユーロです。(18時まで)
自然史博物館は10ユーロ、25歳以下の人は7ユーロ (18時まで)
他の情報などは公式ページでチェックしてみてください。→英語
休憩場所などはある?
写真でも写っているのがありますが、ベンチはそこら中にあります。
リュクサンブール公園などと同様、コーヒースタンドのようなものがJussieu駅側、リヨン駅側とあり、周囲にテーブルと椅子もあります。
私はよく、この植物園に入る前にスーパーで飲み物を買ったり、パン屋さんでクロワッサンやサンドイッチを買ったりしてベンチで食べたりもしていました。
お手洗い
実は今調べるまで知らなかったのですが、メインエントランスの方にお手洗いがあり、また反対側の方だと大展示館の入り口あたりにあるようです(博物館への入場前なので無料)。
私はここで、あまり日本人の観光客の方をお見かけしたことがありません。
確かにルーブルや郊外のベルサイユなど、優先すべき場所はあるのですが、もしパリ何度目か、という方で、リュクサンブール公園など散歩するのがお好きな方には、正直こっちの方が圧倒的に素晴らしい庭園ですので、オススメしたいです!
天気が良い日は是非!
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