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パリ街歩きにデザート探索はいかが?マカロン、タルト、チョコレート…日本のあの果実の味がパリでは大人気!

フランスといえば、食のあれこれを思い起こす人も多いでしょう。

今は従来の高級料理だけじゃなく、キッシュなどカジュアルなフレンチも日本人の間ではすっかり定着しました。

ただ、食事って1日に何回も取るもんじゃないし、お金持ちでもない限り高級店に何回も行ってられないですよね。

でも、デザートだけなら、街歩きのついでにパリの芸術的とも言えるお菓子の陳列したショーウィンドウを眺めつつ買って食べるの、気軽にできますよね。

というわけで、パリでのスイーツの楽しみ方を今回は記事にしちゃいます♫

 

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カフェやサロンに入って楽しむのもいいけど、店頭で買って食べる方法の方が選択肢は広い!

パリには素敵なサロン・ド・テやカフェもあって、そこで優雅にデザートをいただくのも素敵なことなんですが、それとは別に、お店で買って宿泊先で、もしくは公園とかセーヌ川のほとりで食べる、なんていうのも乙かなと思います。

サロンのない高級店や、街のパン屋さんのデザートこそ楽しみたい

サロンやカフェでだけ楽しむだけではもったいない、と思うのは、そもそもパリにはサロンのない店頭販売のみのお店や、パン屋さん(パン屋さんにはデザートのコーナーが大概あります)に宝石のようにキラキラとした美味しそうなスイーツが並んでいるからです。

サロンで楽しむ時は、その場でお茶などと一緒に雰囲気と一緒に楽しむ、という贅沢さがありますが、純粋に色々試したいなら、街歩きの中に組み込んでしまうっていいと思います。

フランス人は歩きながら食べる?!

私が元相方と出会ったばかりの頃、驚いたことは「彼がピエールエルメのマカロンを歩きながら食べてしまう」ということでした。

日本人の私としては、高価なお菓子は家に帰って、お茶を入れて、ゆっくり堪能したいもの。でも彼は、自分と私に4個ずつマカロンを買い、店を出るとすぐさま袋を開けて食べ始めたのでした。

まず、歩きながら食べるというのも行儀が悪いし、キットカットじゃあるまいし、1個250〜300円もする高価なマカロンをそんな気軽に…!

 当時彼はロンドンに仕事でいたので、よくロンドンのセルフリッジズにあるピエールエルメで4個ずつ買ってました。

でもね、まずフランス人は外を歩きながら食べることに抵抗がない人が多いんです。よくきれいなお姉さんが朝、リンゴを丸かじりしながら駅に向かって歩いてる姿を目にします(笑)ワイルドなんですよね〜〜彼ら。クロワッサンも多いですね。

あと、パン屋さんでバゲットを買った、上品なマダムがもう店を出ながら我慢できないのか先の方を齧ってモグモグしてたりね…驚きます。

話がそれましたが、元相方の場合、まだマカロンはわかるのですが、普通にオペラケーキ(チョコレートケーキ)を箱から出し、路上を歩きながら食べた時は目が点になりました。

そしてそれを日本に来た時もやろうとしたのですが「日本ではやめてくれー!」と叱り、銀座のダロワイヨで買ったオペラケーキを(というか日本に来てまでダロワイヨでケーキ買うなよと言いたいですが、和食続きの中、デザートだけはという)電車移動して明治神宮のベンチで食べたという思い出があります。

とりあえず、日本人は歩きながら食べるなんて文化的に無理だと思いますが、どこかに座って、パリの景観を楽しみながら食べるの悪くないと思いますよ!(日本から、プラスチックのスプーンやフォークを持っていって、持ち歩くといいかも?)

 

オススメのお店

パリのお菓子ブランドで、日本人に今1番人気なのはラデュレ(Ladurée)でしょうか。

ラデュレも良いのですが、東京をはじめ、日本にいっぱい店舗ありますし、人気のマカロンもベーシックな味が多いので(チョコレート味が美味しいですね)、パリじゃなくてもいいのかな?って気がします。

それに私は男性にもパリのスイーツを味わって欲しいのですがラデュレはデザイン含めて女性にウケてる気がします!

シャンゼリゼのサロンはいつも並んでて、もし限られた日程だったらもったいないかも?って思ったりもします。

とはいっても私もパリ中のお店を食べ尽くしたわけではなく、典型的なパリのブルジョワっ子である元相方の趣味に引きずられて、かなり偏ってはいますが、とても美味しいと思っているお店をご紹介します!

 

Lenôtre ダロワイヨと並ぶ2大巨頭。

Lenôtreは、以前は日本にも出店していたそうなのですが、今は撤退してしまったようです。

次に紹介するダロワイヨのライバルで、フランスの老舗。元相方とその父はこのお店が大好きで、デザートといえばここ、という感じでしょっ中食べていました。

とりあえず、iCloudの中に保存された目についたこのお店のデザートの写真を!

クラシック、そして斬新。

 これは私の誕生日の時のケーキです。12月なのでノエル(クリスマス)時期のブッシュ・ド・ノエル(直訳するとクリスマスの薪)の小さいのを買ってもらいました。日本のケーキはホール型でスポンジケーキにデコレーションという英米型が主流ですが、フランスのはスポンジというのは記憶にないですね。ずっしりしたアイスクリームのような中身だったり、食べ応えのあるものなんです。

こういうブッシュ型のケーキを買ったら宿泊先などでナイフで切り分けて食べてみてください(流石に外でつまむのは無理があります)

 これも別の年の誕生日に買ってもらったケーキかな。上の雪部分が弾力性ある記事で、予想してなかった食感で美味しかった!

 これがオペラケーキ、特にダロワイヨとここのが有名ということ。

 
こちらは秋の葉という名前ですが通年見るような気がする?よく食べてる気がするので。お気に入りの一つ。葉のチョコレート部分がとても繊細で、美味しいです!

 こちらはコーヒー味のケーキ。

 このケーキは季節限定だった気がしますが、見た目のオシャレさに加えて、味も斬新。

 これも季節限定だったかな〜、お気に入りです!

 このケーキも定番で、バニラケーキ。

 こんな風に大きなブッシュ型で、1月1日とかにも元相方とその家族と食べたり。

 レモンメレンゲのタルト。これも私の中で定番。

 これは私の中で超定番です。ラズベリー(フランボワーズ)のタルトです。これぞフルーツタルトの王道!という感じ。ちなみにこれに限らずタルト部分は固いので、スプーンで食べるにも日本のスポンジケーキのような感じではないので、コツが必要かな。

 こちらは季節限定だったと思います。柑橘系がのったタルトで、さっぱりしたのを食べたい時はオススメですね。

 これも季節限定。イチジクのケーキですね。確か下の生地はミルフィーユのようなパイ生地を重ねたようなものだったと思います。イチジクの控えめな甘さとのマッチが絶妙。

 ヴァニラミルフィーユですね。(Millefeuille à la vanille)ヴァニラクリームで生地が重ねられていて、クラシックだけど日本で一般的なミルフィーユとは違う味わいですよ!

 マカロンと一緒に食べる日も。

 この日も私はこのチョコレートケーキを選んだのでした。

 チョコレートといえば、こんな風にチョコレートムースに削られたチョコがのっかっているのもありました。これも美味しくて忘れられない味♪

 

 

こちらはフランボワーズ(ラズベリー)のティラミスです。ティラミスと言ってもコーヒーパウダーはかかってません。この白のクリーム部分のミルク味が最高。これもしょっちゅう食べてましたね!

 

チョコレート

 

こちらのお店では、こういうチョコレートを「チョコレートボンボン(bonbons de chocolat)」っていうんですよね。チョコレートボンボンってすごく懐かしい響きだと思いませんか?一つ目の箱はミルクチョコレート系(甘め)、二つ目のは少しビターですね。

こちらは私も一度お土産に日本に持って帰ったことがあります!30€いかないくらいだった記憶。

 

行事の時のお菓子たち

 
フランスでは1月の最初の日曜あたりにガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)というのを食べます。王様のガレット、というのが直訳ですね。

 こちらはイースターのチョコレート人形。毎年イースター用にこういうチョコレート菓子が出て、しばし鑑賞→鑑賞しつつ少しずつ食べる→1週間くらいして下の台になってるチョコレートまで食べちゃう、という感じですね(笑)

マカロンたち

    

こちらのマカロンも面白い味が揃っています。お店に行くと、メニューのようなものがあるので参考にするといいですよ。ちょっとどれがどれだっけ?という感じです(笑)

パッションフルーツやココナッツ、ジャスミンなど。あと、写真の黄色っぽいマカロンは”yuzu”、そう日本の果実、柚子味なんですが、これがですね、和菓子みたいな味なんですよ!あんこっぽい味もして、もちろん柚子がふわっと香って。お気に入りでした。

 

Dalloyau(ダロワイヨ) 言わずと知れた、フランスの超老舗!

ダロワイヨといえば、日本にも出店していますし、結構ご存知の方は多いかと思います。

ダロワイヨとLenôtreは特にクラシックなオペラケーキでライバル同士、とフランス人の間では目されているようですが、老舗っぷりでは一応1600年代にその起源があるダロワイヨですね。

私の元相方とその父は、食の好みはクラシックで、気分によって上のLenôtreかダロワイヨか、という人たちで、元相方など日本に来た時に銀座のダロワイヨでわざわざ買い物したくらいです。

    

こちらはクリスマスや大晦日に家族で晩餐のフィナーレとして食べるチョコレートアイスケーキ。普段はLenôtreが多くても、みんなで囲むケーキはこれが選ばれることが多かったですね!コーティングされてるチョコも美味しいですが、中のアイスクリーム上の部分がものすごく濃厚なんです!

 これは手前は特大マカロンですね。ピスタチオだったかな。でも、やっぱりマカロンは小さい方が美味しいかも。

 こちらはラズベリー系のケーキ。クラシックな感じです。

 こちらは抹茶のケーキ。銀座に出店して長いですから、抹茶も早くから取り入れてるんですね。さすが。

ダロワイヨは日本にもあるから、パリでまで…という方も多いかもしれませんね。

オススメはリュクサンブール公園の前にあるダロワイヨは二階部分がサロンになっていて、そこでランチなどできますし(あのボリュームあるサラダランチなどがあります)、ケーキなどをワゴンから選んで頼むことができます。

また、お店の前ではアイスクリームを売っていて、これを買ってリュクサンブール公園で食べるのも良いですよ!ここでアイスクリームを買う時は、まず店内のレジで代金を払い、もらうチケットを持って外で改めて注文するという感じです。

 

Patrick Roger パトリック・ロジェ 

こちらはトップのショコラティエの一つとして認知されているお店です。このパトリック・ロジェさん、M.O.F.(Meilleur Ouvrier de France)という称号を得ているのですが、これは「フランスの最高職人」って意味なんです。まだ50そこそこの方ですが、サン=ジェルマン・デ・プレを始め、一等地に沢山お店を構える一大ブランドになっています。

 まるで宝石箱みたい。実は自分で買ったことはないので値段は覚えてないのですが、これくらい入ってるのは50€近かった記憶です。

 下に敷かれたのも大きな板チョコという感じです。これもフルーティな味わいがあって、かなり美味しいです。実は元相方が日本に来た時に、私の家族にこの箱をお土産に持って来てくれたのですが、母と妹が「下のチョコもめちゃくちゃ美味しいね!」と絶賛してました。

 これはYuzu、そう柚子の味が入ったチョコレート、口の中で柚子のエキスが広がって、凄く独特な味わいなんです。上のアソートの箱に入ってるのはライム味。この柚子のチョコレートはいつだったかアソートの箱と一緒に私のその日のおやつとして1個だけ別に買ってくれたんですよ。な、なんとこれ1個で4€だったの覚えてます。そりゃ1個だけでもこんな風に宝石みたいに箱に入れてくれちゃいます。

SADAHARU AOKI

パリで成功した日本人パティシエさんですね。パリの中心部や、ギャラリーラファイエットにもお店を出していて、それなりに存在感誇ってると思います。

やはり日本人として、抹茶味( thé vert)で勝負してるかなと思います。抹茶系スイーツを食べたい時に、こちらで買ってました。

 
マカロンがのってるのが可愛らしいですよね。

 こちらはさらに中に小豆クリームが入っていて、和菓子感かなり出てます!この時はダージリンか何かと食べましたが、日本茶と食べたい!

 

そしてPierre Hermé ピエールエルメ

 日本でもお馴染みの超有名ブランドですね。ラデュレとマカロンで人気を二分してるところあるかも?でもチョコレートも結構美味しいですよ!

ただ、私はいつだったかチョコレートのアイスクリームを食べたことがありますが、それは「う〜ん、もちろん普通に美味しいけど、ピエールエルメだ!って感じではない」と思ってしまいました。

これはパリからシャモニーまで元相方とその親と旅行した時に、ドライブインで軽食取った時にデザートで食べよう、と父親が買っといたもの。

そう、フランス人っていつ何時でもデザート欠かさないんです。健康志向だとフルーツとかなんですけどね、とにかく何か食べます。で、普段からこういう有名店志向の人たちって「長距離ドライブする時くらい、何かスーパーのお菓子でも食べよう」とかならなくて、妥協しないんですよ!

私はラデュレよりピエールエルメのマカロンの方が好みです。パッションフルーツとか、爽やかな味わいのものが多い気がしますね。あと色が綺麗。

 

別に有名店じゃなくても、街のパン屋さんのパティスリーも十分美味しいのです

上で散々有名店のをご紹介しているのは、実は元相方が結構なブランド志向なんですよね。なので有名店の方が美味しいと思ってるところがあって、よく買ってもらう機会がありました。

でも私はその半分に近いような値段で買える、街のパン屋さんのパティスリーも十分に美味しいと思っていて、いつもバゲットを買うお店でも時々買い、歩いていて通りがかってウィンドウ越しに美味しそうだなと思った時も買ってました。

パリに来た方は、ぜひそういう楽しみ方もしてみてください。

大体、どこのお店でも同じだと思うのですが、パティスリーのコーナーで選んだら、会計はバゲットなどパンを買うところで済ませます。その間にパティスリーの人が包装しといてくれる、という流れです。フランス語できなくても、指差しで十分伝わります!(ボンジュール、って言って、指差しながら、シルヴプレっていうと完璧です!)

有名店では箱に入れてもらいますが、街のパティスリーはどこも包装しだけで、三角錐みたいな感じで包装するんですよね。

こんな感じ。

 持ちづらいっていうのはありますね(笑)

 ピスタチオの大きなマカロン、

 フランボワーズ(ラズベリー)のタルトは街のパティスリーでもはずれないです、私的に。

 この手のケーキ、間違いなしの味です。中にもいちごがざっくり入ってます。
 チーズ風味のタルト。

 こちらはレモンタルトかな。

 チョコレートケーキ

 
こちらはクリスマス時期によく売られてる、一人用のブッシュ(薪)ですね。このタイプのってアラフォー以上の日本人には懐かしい感じ!

 

フランス人が「世界一のアイスクリーム」と言い切る、Berthillonもパリに来たなら必須です!

と言っても、私は内心「世界一?」と疑問には思ってるんですけどね(笑)でも美味しいことは確か。私は塩キャラメルやヌガーが気に入ってます。サン・ルイ島にあるのが本店ですが、他にも買えるところはいくつかあります。

 外で買って、

 
こんな光景を見ながら食べるのもなかなか贅沢です。

私はBerthillon本店では店内で食べたことはないのですが、実はBerthillonは卸売もしているので、いろんなレストランやカフェなどで食べられます。

こちらとか。

 こんな風に薄いビスケットが添えられていて美味しい。

 こちらも、Yaourt au yuzu(柚子ヨーグルト)というフレーバーがあります。かなり美味しいですよ!

これでお分かりだと思いますが、パリではyuzuの味が大人気!お料理でもメニューによく出て来ますし、スイーツでも柚子味を採用しているところが多いです。日本でも柚子胡椒ブームが来ましたが、お菓子の方ではそこまで見ない気がするのですけども。パリの方が柚子味、色々堪能できるかもしれませんね!

いかがでしたでしょうか。パリのスイーツは味も見た目もこだわり抜かれた「芸術品」のようなもの。町歩きのついでに、ぜひ楽しんで見てください。

 

ちなみに、そんなパリ生活で太ってしまった私が日本で玄米生活始めたのですが、最近、こちらの2合炊き玄米ご飯鍋(敷板付) ダルマ型を買ってみたら大ヒットでした。圧力鍋よりずっと美味しく炊けます!

旅行に役立つ情報などパリ
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水野珠子

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「フランス人の面の皮は分厚い〜日本人が学びたい個人主義という自由〜」
マダムSFC改め、水野珠子と名乗ります。本名じゃなくてペンネームです(みずたまと略したい)。
イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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