先日、またも「ANAは欧州発券の修行僧は断固認めない?」と思えるキャンペーンを発見してしまいました。
それは、ウィーン発のビジネスクラスでSuper Value のPが激安というキャンペーン!経験上、こういうキャンペーンは欧州主要サイトで順繰りにやります。
いやはや、2017年にヨーロッパ発券でプラチナ到達した私はラッキーだったとしか言いようないです、ホント。
ステータス狙ってる人(修行僧)には何より重要なプレミアムポイント
え、予約クラスって何?ビジネスクラスはビジネスクラスでしょ?って方がいらっしゃいましたか?
そんなの説明されるまでもないという方は飛ばしてください(笑)
実は同じ座席クラスでも、予約クラスというものがあり、価格も違いますし、例えば自由に予約変更できるか追加料金がいるか、エコノミーだと全般不可、とかいうのもあって様々です。
そして貯まるマイルとポイントが違います。

マイルはともかく、ポイントって何ですか?
ANAはプレミアムポイント、JALはフライオンポイントと呼ばれるポイントが搭乗の度に貯まります。というかマイルはショッピングなどいろんな事で貯まるけど、こういうポイントは飛行機に搭乗しないと貯まりません。
そしてそのポイントってのは何かというと、1年のうちに基準のポイントに達すれば、翌年度ステイタスがもらえる、そのためのものです!
ステータス…?何それ、おいしいの?って方は

こちらをお読みください。
昨年終わり頃に界隈をざわつかせたプレミアムエコノミーのNクラス
昨年終わり頃、ネット界で修行してる人たちをざわつかせたのが、
プレミアムエコノミーの最安クラスがNクラスとなったこと
でした。
昨年末にANAサイトで色々プレエコの価格を調べてたら、いつの間にかそんなクラスが。これまではYとかEとかBだったのに。
これがどれだけの衝撃かと言いますと、
それまではプレエコって、一番安いチケットでもプレミアムポイントが距離の100%分に、搭乗ポイントが400ポイントずつ付いてたのに、Nクラスとやらは70%になった上に、搭乗ポイントがゼロ!
100% → 70%
さらに400ポイント少ない!
例えば、それまではこういうことを紹介してたんですね。海外からだったら安いプレエコあるよ、って。


ウィーン発でプレエコの激安セールって結構出てたんですよね。
それが2019年1月には、

Nクラスって何ですか?!ついでにアップグレードも対象外ってどういうこと!(それまではプレエコは全てアップグレード対象だった)
そして確認したところ

70%しか溜まらない
マジか!!!っていうことで、ざわついたわけです。だって私、2017年に、最安のプレエコ使って、日欧3往復に羽田ー石垣を2回で解脱というかプラチナ到達できちゃったんです。
でも70%で搭乗ポイントもつかないとなれば、あともう1往復増やしても足りない計算になります。
今後はビジネスのP推し? PP集めに興味ない日本への観光客優先か
もう欧州発のANAには期待できない…なんて思って、スターアライアンスにを注目している私ですが、やはり時々ANAサイトをヨーロッパにして見てみる習慣があるので、ドイツ・オーストリアサイトを見てみたところ、

 オオ、日欧線でビジネスクラスで1,799€って安いじゃん!大体22万円しないですね。
とちょっと盛り上がってしまいました。
ビジネスって120%じゃん?それなら〜

とアップグレードが対象外。
え〜、待てよ、と思って、このPクラスというのをチェックしてみました。


やっぱりか。
そういえばまだプレエコの最安が100%だった時、ビジネスの最安も一緒に調べて、ビジネスにも70%があるのをうっすら把握してましたが、ここまで「推し」な価格(Basic Plusの半額以下)ってそんなに見たことない気がする。
本当に格安でその席に座りたい人のための予約クラス
まあ、そういうことですよね(笑)
ただ、欧州線ではビジネスがここまで安く出てるのを見たことがなかったので、ちょっと気づいてませんでした。
プレエコのNにしてもビジネスのPにしても、現地の人、もしくは現地在住の人で「エコノミーで12時間もかけて日本に行くのはしんどいが、安いビジネス(or プレエコ)が出てるなら利用したい」って層の囲い込みなのでしょうね。
彼らは日本在住ではないので、プラチナに達してもSFCカードは持てません。なのでANAのステイタスに興味ないでしょう(笑)
そして欧州ってそういうタイプは結構いて、日本に来ても、そこそこのホテルに泊まり、そこそこのところで食事するので、今観光立国を目指してる上で囲い込みたい層なんだろうと思うんですよね。
元パートナーもそういうタイプで、日本に来た時に、「頼むから羽田着のにして」と頼んだのですが、「ビジネスで安い(エールフランスでしたが、往復で2200€とかだったような)のは早朝に成田に着く」と譲らなかった…なぜかマイルをそこで使うのは得策じゃない、とか色んなこだわりがあって、羽田に近いところに住んでる私には不便でした。
ヨーロッパ人はバックパッカーの貧乏旅行の若者も多いですが、そういう層ってもしかしてあまり日本に来ないかもしれない。実際は相対的に物価が安くなってる日本ですが、まだまだ昔のイメージで日本は物価が高いと思われてる節があります。
なので、少しお金を出せる層にターゲットを絞ってるのかも。
さて、東南アジアの中でもプレエコのNと100%のBasic plusにあまり価格差がないKUL ですが、来年再来年はどうなっていくでしょうか…
いつかダイヤになりたいと思ってプランを妄想している私には、こういう動向は不安の種ですね。



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