以前、風間俊介氏が新千歳空港のANAラウンジでまったりしながら、
「ステータスの花形はラウンジだよな」
と呟かれていました。
確かにラウンジアクセスは便利。
でも昨年SFC一般カードをゴールドに切り替え、今年に入ってから国内線のカードラウンジを3箇所見てきて、
カードラウンジもなかなかじゃん
と思ってしまったので、比較をしていきたいと思います。
そもそものラウンジアクセス資格の違い。航空会社ラウンジとカードラウンジの違い
ここはこのブログをご愛読くださってる方は飛ばしてください(笑)たまたま検索などで開いた方に。
空港には各航空会社が設置している「航空会社ラウンジ」と、国内線だとクレジットカードのゴールドカードを持っているだけで(*カードによって条件が異なる場合があります)入れる「カードラウンジ」というのがあります。
航空会社ラウンジは、国際線だとビジネスクラス(空港によってはプレミアムエコノミー も)、国内線だとANAならプレミアムクラスに搭乗する予定の人のほか、エコノミー客でもプラチナ会員およびSFC会員、または他のスターアライアンス加盟航空会社の方でステイタスがあって「スターアライアンスゴールド」メンバーであれば入ることができます。また、これらのステータス持ちの同行者1人まで入ることもできます。
ただし最近ではそういったステータスのないエコノミー客でも料金を支払って利用できる空港もあります。(国内線だと2019年3月現在3,100円、国際線だと事前申し込みで4,000円、当日6,000円)
最上級会員であるダイヤモンド会員は、未知の世界、より豪華なサービスを受けられるANAスイートラウンジにアクセスすることもできます。
対してクレジットカードラウンジは ゴールドカードを持っているとアクセスできるラウンジがある空港が多いです(ゴールドカードでもカードによって条件があります)。国際線ではゴールドカードではアクセスできるラウンジは少ないようですね。
羽田空港国内線のカードラウンジ、保安検査場内に2ヶ所あり!
カードラウンジって保安検査場前ってイメージありますよね。だから搭乗時間ギリギリまでくつろげないから微妙だと。(ちなみにパリのシャルル・ド・ゴール空港は航空会社ラウンジであるスターアライアンスラウンジが保安検査場前で離れてるので、ちょっとそれが嫌い)
でも、羽田の国内線ANA側のターミナルには2ヶ所も保安検査場内にラウンジがあるんです!
65番搭乗口に近いエアポートラウンジ南
1月末ごろですが、札幌に向かう前にちょっと寄ってみました。
右手にずっと歩いていって端っこにわかりやすくあります。この時の搭乗口からは遠かったので、受付の方にも「遠いので出発時刻にお気をつけてください」って言われました。でも先月下旬に函館に行く時は68番搭乗口でANAラウンジよりこっちの方が近かったので、そういう時はむしろ便利かも。
中はこんな感じ。次に紹介するパワーラウンジノースよりもこちらの方がすぐ近くにあるからか、混んでるなという印象。でも午前中の一番混む時間でもありますね。後で入ったANAラウンジも混んでました。
基本的に大型テーブルやカウンターに並んで座るという感じで個別席は少ないかな。
飲み物は、ソフトドリンクは主要なところは押さえられてる感じです。
コーヒーもカプチーノもラテもできるタイプ。
TVがミュートだったと思いますがついてました。ワイドショーとかはミュートでも字幕ついてますね。TVって結構時間つぶしにはもってこいですが、ANAラウンジにはついてないですもんね。
雑誌や新聞類。ちょっとなくなってるのもあるっぽいですね。混んでる時間帯は争奪戦か。
52番ゲート付近まで歩いて3階に上がったところにあるパワーラウンジ北(ノース)
こちらは以前はエアポートラウンジ北ピアという名前だったように、北ピアにあります。この前函館に行く前、友人より先に空港入りして、搭乗口から遠いのに取材のため行ってみました。前回の札幌行きの時と逆にすれば良かったんだな。
遠かったー
そしてここを上がります。
入り口はオープンになっていますね。クレジットカードと搭乗券の提示が必要です。
右入り口のところに雑誌など置いてありました。
中はコンクリートを基調にしたモダンな感じ。午前中でしたが、空いてました。やはり場所的に?
カウンター席からもこの見晴らしは素敵。
ソファ席もあります。
コーヒーはエアポートラウンジ南と同じく、一通り作れるタイプのマシン。
ソフトドリンク、右手のオレンジジュース、トマトジュースの他に、黒酢ジュース(サーバー左)、後ボトルは緑のボトルは青汁です。ANAラウンジの売りの青汁、ここでも飲めます(笑)
アイスコーヒー、ミルク、お水。
席には電源とUSBポートも。
それでは基本的にANA上級会員の多いANAラウンジを
まあ、上に書いたようにお金を払えば入れますから、上級会員じゃなくてもプレミアムクラス乗客じゃなくても入れますが、3千円も払って国内線のANAラウンジ入る人って珍しいと思うので、多くは上級会員と同行者だと思うんですね。
プレミアムチェックインカウンターから専用保安検査場を抜けて、そのままエスカレーターでいけるANAラウンジ。もう一つ上はダイヤモンド会員様御用達のANAスイートラウンジ。
羽田空港には60番ゲート付近(本館北)と62番ゲート付近(本館南)と2箇所あります。正直、違いはあまり感じないです。カードラウンジみたいにものすごく端っこ同士に離れてる、というわけでもないので、入った方のプレミアムチェックイン側にそのまま入るって感じになりがち。
友人と一緒の時はこの席で空弁食べることも。
目の前はこんな感じ。
1人だと個室空間が好きな人はこういう席でのんびりしてもいいですね。
新聞は揃ってると思います。
さて、ANA国内線ラウンジの名物?といえば青汁。野菜不足を一気に補いましょう(笑)
牛乳やトマトジュースは冷蔵庫に入ってたりします。南アルプスの天然水のサーバーもありますね。
写真撮り忘れましたがもちろんコーヒーサーバーもラテ、カプチーノ含めて各種作れますし、ティーバッグも置いてあります。
カードラウンジとの差は、やっぱりアルコール類
国内線のラウンジは食べ物こそ、おかき的なおつまみしかないですが、アルコール類は充実してます。
ビールは何と言ってもボタン一つでぴったり入れてくれるサーバーが優秀。羽田はASAHI、キリン一番搾りですね。
そして焼酎や日本酒も何種類も置いてくれてるのは嬉しいですよね!色々飲み比べしちゃう?!
2018年9月、2019年1月のラインアップ。
鉄幹、芋焼酎ですね。隣に並んでるのがおつまみです。
この日は鹿児島の焼酎が数種類。他にも大分、長崎の日本酒や長崎の焼酎
徳島の日本酒。
島根の日本酒も。
こんな風に空弁とビールが楽しめるのはANAラウンジならでは。(ちなみにJALラウンジでは持ち込みダメらしいです)


羽田発で国内メインの人はカードラウンジでもいい?
とりあえず、国内メインで飛ぶ方は、上級会員のメリットはラウンジだけではないですが、少なくともANAラウンジは修行するほどの魅力はない、と私は思います。
- 国際線と違って食事は出ない(カードラウンジは早朝ならベーグルがあるとの噂)
- アルコール類は嬉しいけど食事なしで飲む量も高が知れてるし、そもそも数時間も乗らないのにそんなに飲むのも。
- 保安検査後、南北と両端に2つカードラウンジがある
というところです。まあ、せっかく使えるANAラウンジなので、使いますけど(笑)
ゴールドカードでもカードによって使用条件が異なるので注意
私は、ANA SFCカードは、VISAゴールドです。これだと本人しかカードラウンジは無料じゃないんですよね。よって、友人と一緒の時はANAラウンジ直行です。
海外もそれなりに行くけど修行するほどじゃないという方には!
残念ながらゴールドカードでは、海外で利用できるカードラウンジは
ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧・ホノルル国際空港)
しかし、プライオリティパス を持っていれば、世界中1300以上ものラウンジを使えるということです!しかもプライオリティパス のラウンジって平均的な航空会社ラウンジに匹敵するという噂!
しかし、多くはゴールドカードとは比較にならない年会費のプレミアムカードとかなんですよね…
そんな中!オススメしたいのが楽天プレミアムカード。
年会費が税込10,800円と一般的なゴールドカードよりも安いのに、プライオリティパス が付帯しているという猛烈にお得なカード!
SFCを取るほど乗るわけじゃないけど、そこそこ海外にも出かけるから空港ラウンジ使えたら楽だなあ、という方は検討されたし!
いかがでしたか?
私は羽田から国内線使用時、北ピアや南ピアなどが搭乗ゲートになる時などはカードラウンジも積極的に利用していきたいと思っています。それくらいANAラウンジに遜色ない素敵なラウンジでした。
今度新千歳についてもご紹介していきたいと思います!
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