いや〜行ってきました、札幌雪まつり。
と言っても、メインの雪像などはまだ準備中の、直前の2月1日から2日に行ってきました。
幼稚園で配られた冊子で札幌雪まつりのことを見かけて「これ、雪でつくられてるの?!」と憧れてから35年ほど…ようやく夢が叶いました。
そんなに夢なのに、何で開催前なのかって?
そりゃ旅費が全然違いました!
こちらでご紹介したように

ふっこう割で何とフライト+3泊のホテル代+他にも色んなチケットついて2万円という、いくら補助が出てるからって安いにも程があるでしょ!というくらいの安さ爆発で行けてしまったのですが、これが大通会場やすすきの会場が開会される4日以降となると、3倍くらいになっちゃってました。
「直前だと結構出来上がりに近い雪像が見られて、作ってるところも見られるって聞いたことあるな…」
というわけで、今年はそのコスパを確かめるべく、そして金欠ゆえ(苦笑)、あえてこの日程にしてみました。小樽2泊後の札幌1泊でしたが、最終日は羽田空港に家が近いのをいいことに、最終便にしたのでギリギリまで楽しんでみました。
まずは一足先に開会された「つどーむ」会場へ!チューブスライダーが楽しすぎる!
そうは言っても、実はこの日程でも雪まつりは既に開催中でした。というのも札幌東区にあるコミュニティドーム、通称「つどーむ」では一足先の1月31日に開会されて、子供から大人まで楽しめる場所になってるというのです!
というわけで、大通会場などがある街の中心地からはやや離れてますが、東豊線に乗って栄町駅までやってくると
あら?何だか札幌より雪が結構降ってる感じ。実は小樽がかなり吹雪いていて札幌に来たら落ち着いてる〜と思ってたんですが、私の足跡を追うように雪が…
栄町駅から徒歩1kmということで歩いてたら、どんどん雪の降りかたが早くなって来て、吹雪いてる感じに…
視界が白くなりつつも、どうにか辿り着いてホッ。ここまで辿り着いて気づいたのですが、栄町駅との循環バス出てました。
ドームの中は子供を安心して遊ばせつつ保護者も休憩できる空間に
暖かさを感じながらドームに入ると、子供達大喜びの遊び空間になってました。しかもここなら寒くないし、屋台も出てるから保護者の皆さんにも安心できる空間。
あれらの遊具で遊ぶにはチケットを買う必要があるみたいでした。
魅力的な屋台がズラリと。凍えた体にラーメンは嬉しい!
そして屋台がいっぱい出てて、凍えるような外を歩いてきた身には魅力的なお店がずらりと。
いよいよ外へ!子供達による雪像も並ぶ中、お目当はチューブスライダー!
とりあえず暖かいからってドームの中に留まってもいられない!とさらにホワイトアウト起こってる外の会場に出てみました。寒かったー
まず目に入ったのは小さなお子さん用のスライダー。結構小さな年齢から遊べるようになってますね。
そして中学生、高校生のみなさんが中心かな?学校ごとに出している感じでしょうか、雪像が並んでました。こちらはもう完成形ですね。
そしていよいよアラフォーな私もチューブスライダーに挑戦してみることに。これは無料! こういうチューブを貸してもらい、上まで引きずって登ります。そんなに重い感じではなかったです。
ここから、チューブの中にお尻を入れて一気に滑るんですが、見た目と違ってかなりのスピード感!しかも途中で半回転もして、なかなかスリリングでした!これは楽しい。
この日は平日の金曜だったからでしょうか?全然並ばずにどんどん行けましたよ!
滑り終わったら、こんな「雪廊下」を抜けて戻ってチューブを返す感じ。
この日は小樽から札幌に移動してホテルにチェックインしてからやってきたので、あっという間に閉館する5時に。
帰りはちょうど栄町駅へのバスが出てました。降りた栄町駅前、行きよりもかなり雪深くなってるのお分かりでしょうか(笑)
1kmと言えども、あんなに吹雪いてたら遭難するんじゃ?って感じで怖いですし、普通の道を歩くのとは全然違うので(グーグルマップさんはそこを全然考慮してくれないので注意)本当に助かりました。大人は100円で、小学生以下と、高齢者の方は無料でした。
開会2日前の時点で雪像は完成間近!仕上げの様子を見るのが面白い
つどーむの後は、札幌テレビ塔に登って大通会場の様子が見られるかなあと思ったんですが、夜だとあまり雪像がどうなってるかは見られなかったです(でも夜景は綺麗だったので、後日)。食事をしてかなり吹雪いてる中すすきのど真ん中のホテルに帰るのが精一杯で、最終日にじっくり見学することにしました。
とりあえず、ホテルをチェックアウトして、荷物だけ預かってもらい、準備中の様子を見学に歩きました。
すすきの会場は2日前でも土台のみ。基礎工事の真っ最中
まずはホテルを出てすぐの通りがすすきの会場となっているので、沿って歩いてみました。
すすきの会場の方は雪像ではなく美しい氷像が立ち並ぶことになってます。やはりよりデリケートなのかな。この日も氷点下7〜8度でしたが、見られたのは写真の通り、氷の土台部分などでした。
綺麗なんだろうなあ〜。
いよいよメインの大通会場へ。4丁目から12丁目まで雪像展示が続く
大通会場はさっぽろテレビ塔のある1丁目から12丁目を会場とする雪まつりのメイン会場。1〜3丁目はテレビ塔があり、臨時のスケートリンクが作られていたり、スノボーやスキーの大会も予定されていたジャンプ台もある場所となっていて、氷雪像が並ぶのは4丁目から。
私は最初、中は通れないと思ってて、歩道から覗くようにして見るのかなあ、なんて思ってたんですが、公園の中に入って、結構近づいて見られるものが多かったです!
まず通りを渡って、最初に見えてきたのが4丁目のこちら。初音ミク&戸山香澄、だそうです。
こうした大作は流石に前に回り込んで見ることはできないので、横から眺めていました。完成図からすると、もう少し作り込もうという追い込みでしょうか。
5丁目のこちら。「北海道を駆けるサラブレッド」
まだまだ作業中の車の出入りがあって真ん前には行けないようにロープが張られていましたが、それでも両側のアングルから見られて満足。大作。
こちらもちょっと影が入ってしまってわかりにくいのですが、少女の顔や髪が精巧に作り込まれていて良かったです。
こちらは氷像でしたが、なんと素晴らしい。台湾の玉山と高雄駅だそうで、美しい外観の駅舎として親しまれてきた駅だそうです。氷の彫刻でこんなに複雑かつ精緻なデザインを仕上げてるの、想像もつかないような繊細な仕事ですね。
トラ?ポールがわりに、なんだか可愛い動物が使われてました。
こちらは何かのキャラでしょうか?
他にもアニメキャラらしき大作。
何と言ってもヘルシンキ大聖堂が印象的
先ほどの台湾の駅舎も素敵でしたが、こちらのヘルシンキ大聖堂はもっと規模が大きく、やはり今回の目玉と言えるのではないでしょうか。製作は陸上自衛隊、北部方面通信群の方々によるものだそうです。
雪まつりは毎年、このように自衛隊による超大作が注目を集めてるようで、「今年は自衛隊は何を?」と期待されてるそうです。
雪でこのドームと外壁のコントラストの美しさを作っていくなんて、本当に素晴らしいですよね。
特に感嘆してしまうのは、あの屋根の上の使徒の像を精巧に作り上げていること。そしてしっかり乗っている。ものすごい技術。
いろんな角度から。
こちらはトンネルから出てきた貨車のようですが、ちょっと良い角度から撮れませんでした。
9丁目から12丁目は市民グループによる力作が並ぶ
こちらのエリアは、準備中でも普通に近づいて見ることができます。
かなり選ばれたグループだけが出展できるようで、力作ぞろい。しかもまさに最後の仕上げにかかってるところが多く、見ていてとても興味深かったです。
結構リアリティある熊とちびまる子の組み合わせが面白かった。
こちらのエリアは、どちらかというと皆さんの作り込んでる様子が面白くて、動画を撮ってることが多かったです。
結構好意的な方が多くて、たくさん 撮らせていただきました。
というわけで、開会直前に行くのは?
期待以上に結構見ることができた!と思ってます。
今回、ふっこう割でただでさえ爆安だったので、この値段で来て、夢の札幌雪まつりをここまで堪能できるというのはお得でした。
とはいえ…
やっぱり完成して、きちんと展示されてるの見たくなります(笑)←当たり前
今回のように準備中のところから見て、開会されて展示されてるところまで見たい!けど高いんですよね〜。Airbnbでさえ、雪まつり価格になってました。
ちなみに春節の時期だからか、北海道、中国人観光客が日本人観光客の10倍いました(感覚値)。駅員さんとか、お寿司屋さんで、普通にカタコトの英語で案内されまくりでした(笑)
雪まつりのホテル高騰もものともしない感じでしたね…
来年は是非とも開会中まで滞在したいので、今から考えています。

ちなみに泊まったホテルはこちら

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