またまた間が空いてしまいました。
それというのもタイトル通り、沖縄に行っていて、帰ってから疲れがドッと来てしまっていました。
私は石垣に3回、そして多分8年か9年くらい前に久米島にも行ったことがあったのですが、実は本島への旅行は初めてでした。

行っていたのは9月23日から30日で、台風が直撃したのは29日だったのですが、直撃以前もずっと近いところで停滞していたので、滞在中ずっと影響を受けるという憂目に遭ってしまいました!
実はこの前の石垣旅行は、前年に2回も行っていたので土地勘があり、完璧にプランを考えられたのですが、今回の本島は色々よくわからなくて、同行の友人が色々熱心に調べてくれていました。
それで、座間味に行こう!とか漠然と考えていたのですが、この台風の影響で当地にて柔軟に計画変更をせざるをえませんでした。
今回は台風の影響下の沖縄本島で車なしでどう動くかというご参考にしていただければ!という記事を書きたいと思います。
全く土地勘ないまま選んだ滞在先は県庁前と美栄橋駅の中間あたり。そして車ナシ!
実は沖縄本島に来たのは、何しろ羽田から那覇、8,990円とか出てたからです!(笑)
旅割でこれだけ安くても、75%もつく!(プレミアムポイント 1476PP)。PP単価にして6円強です。
まあ、今年はプレミアムポイント集めてはいないからあまり関係ないんですけど(笑)、これはおトク! という気持ちが盛り上がり、しかもこの前一緒に行った友人もまたもや休み取ることできる!ということで行くことになったのです。
でも、予約だけしたものの、土地勘がない上にやっぱり本島。大きいし、離島への行き方も色々あって複雑…。石垣みたいに離島ターミナルが一つあるだけ、というのとは違って、何がどうなってるのやら?です。
「座間味に泊まる?」とか、色々考えたんですが、それは石垣に行った時も「波照間あたりに泊まってみたい」と思いつつも欠航のリスク、というのがあって踏み出せないのと一緒で、
今回は初回だし、どんな感じか様子見をしよう、ということで滞在先は7泊とも那覇のど真ん中にしました。
やはり車がないので宿泊先移動は大変、ツアーに参加する時に送迎対象になる場所がいい、何があっても空港に近ければ安心、という理由です。
ちなみに、おトクだからちょっと沖縄本島行こう、という動機だったので宿泊先も超お手頃価格だったホテル エアウェイ。1泊5千円台という安さでした。最初は、思った以上に古ぼけちゃってるな、と思いましたが、宿泊しているうちに、スタッフの人は受付の人だけじゃなくて、お掃除の方も食堂の方も大変感じがいいし、何しろ朝ごはんが美味しいので馴染みました(笑)
日替わりで何でも結構おいしい。ちなみにおかゆを選んでます。
この選択についての感想は、まあ初回、沖縄本島を様子見するには良い選択だったのかな、って思います。やっぱり全然土地勘ないのに北部にいきなり泊まるとか、座間味に泊まるなんていうのも、風速と欠航の関係とかよくわからなかったですから。
実際の日程と計画。どんな風に計画変更したか
以下が実際の行動表と、最初の(ふんわりとした)計画です。
実際の行動 | 計画 | 変更点など | |
9/23 | 夕方着。軽く夕食 | 同じ | 目当ての店が閉店なので変更 |
9/24 | 午前、波の上ビーチに行き、午後は北谷の方まで行ってアラハビーチ→サンセットビーチ | とりあえずそれらのビーチに行こうというのは同じ。でもシュノーケル禁止 | シュノーケルできず!普通に泳ぐためゴーグル購入 |
9/25 | シュノーケリング1日ツアーに参加。北谷や嘉手納の沖合と2ポイント。 | ツアーに参加。慶良間方面の沖合3ポイントででシュノーケリング | 風が強いので行き先変更、3ポイント→2ポイント。 |
9/26 | 古宇利島のトケイ浜で個人でシュノーケリング | 高速船に乗って座間味へ行き、ビーチから個人でシュノーケリング | 船が欠航したので急遽バスで行ける古宇利島へ! |
9/27 | 首里城 | できれば阿嘉島に行って個人でシュノーケリング | 首里城は時間があれば、という感じ |
9/28 | 美ら海水族館 | 計画通り | 帰りのバスを15時台に |
9/29 | 台風直撃なので終日ホテル | ツアーか個人でシュノーケルしたいと漠然と。 | これは仕方ない |
9/30 | 影響なく東京へ帰る | 同じ。 | かなりラッキー |
とりあえず、一つ一つ見ていきましょう。
沖縄本島のビーチは制約多し!シュノーケルつけるのも禁止
これは、「那覇や、バスでちょっと行ったところでもビーチがあるなら楽しめるな」と思っていた私たちには驚きでしたが、
- 囲いのあるところ(神奈川などのビーチの浮きで囲まれてるエリアより圧倒的に小さい)でしか泳いではいけない
- 波の上ビーチのダイビング・シュノーケリングエリアはインストラクターなしで入れない
- その囲いのある遊泳エリアでも、シュノーケルをつけてはいけない
という制約がありました。
私たちが持って行っていたシュノーケルマスクはこれで、一体型なので一切使えませんでした。
これは後日別記事にしますが、「ビーチエントリーで個人でシュノーケリングを楽しみたいな」と思ってる方は、離島に行かないと無理だと思います。
アラハビーチ。あの囲いの中でしか泳げません…
とりあえず、現実を受け入れ、この日は普通のゴーグルを買って普通に海水浴と、サンセットビーチでのキレイな夕日を楽しみました。
台風の影響がありそうでも、行けそうなうちにシュノーケルツアーに申し込んでおいて正解
沖縄本島発のシュノーケリングツアーだと、慶良間方面の沖合に行くのが定番らしい感じだったので、

というのを予約してみました。出発の前の週から、台風の影響を受けるという事はわかっていたので、一体いつにしようか?と悩んでたのですが、直前になって確認してみると翌日や翌々日とかはもう予約できないようになっていることがわかり、一番早い日程で予約可能だった25日の火曜日に予約してました。
今回みたいに台風が長く停滞しているような時は、旅程の早い方にさっさと入れてしまって良かったと思います。結果的に慶良間方面は風が強すぎて船を出せない、ということで北谷や嘉手納の沖合でのシュノーケリングとなり、3ポイントも2ポイントになりましたが、その分両ポイントとも長めに、という感じでした。上の写真みたいにウミガメは見られませんでしたが、特に1ポイント目は魚が多くて楽しめました。
石垣のツアーと違って、大勢お客さんがいて、という感じでしたが、タオルとか全部用意されていて、希望とは違うコースでしたが、海況を考えると満足できるものでした。
スタッフの方に撮っていただきました。自前のマスク使ってます(笑)スタッフの方がGoProでいっぱい写真撮ってくれます。翌日以降、アップされててダウンロードできるようになってます。
次回また同じツアーに参加するつもりです。 今回参加したツアー
晴れてるのに、風速が基準を超えると船が欠航?それなら「やんばる急行バス」で古宇利のトケイ浜へ!
これが今回、1番いい感じに計画変更できたと思う点です!
那覇中心地に近い泊港からの高速船やフェリーの欠航基準
どうしても1回はビーチエントリーでシュノーケリングしたかったので、ホテルから徒歩15分ほどで行ける泊港から座間味に渡って座間味港から徒歩で行ける古座間味ビーチか阿真ビーチでシュノーケリングするつもりでした。そのつもりでライフジャケットも用意してきていたし…
しかし!晴れていようが波の高さが3m以上、風速が15m/s以上だと高速船クイーンざまみは欠航。時間のかかるフェリーざまみも波の高さが4m以上、風速が17m/s以上で欠航。(運航基準より)
その日運航するかどうかは午前8時までにこちらに情報が出ます。
やんばる急行バス利用客なら無料で利用できる古宇利島へのシャトルバスが神
で、もう予約の前日も欠航していると聞いて、欠航の予感満々だった私が、持参のMacBook Air で検索して見つけだしたのが
やんばる急行バスで古宇利島まで行けるし、トケイ浜というお魚天国のビーチまで乗せて行ってくれる、という情報でした。
これは車を運転できない我々には神。
これは具体的にはどういうことかと言いますと、今帰仁城跡⇔古宇利島にシャトルバスが出ていて、今帰仁城跡までやんばる急行バスを利用した人なら、無料で利用できるシャトルバスなんです!
私たちは那覇の県庁前から利用して片道2,000円(帰りはなぜかシャトルバスが今帰仁役場で降ろしてくれて、ここからだと1,800円でした)でしたが、美ら海の方のバス停から乗って、バス料金290円くらいの方もいましたが、その方達も問題なく利用できていました。
やんばる急行バスとシャトルバスの連携は確実なので安心!
我々は3便(と言ってもその日の2本目のバス)で県庁北口から8時50分に乗るバスで11時15分に今帰仁城跡着、そこからシャトルバスでトケイ浜のある「ハートロック」に12時16分に着くというスケジュールでした。やんばる急行バスとシャトルバスの時刻表
便数が少ないので、これが一番妥当だったかと思いますが、次は1本目、県庁北口から6時50分のに乗ると、もっとトケイ浜でのシュノーケリング楽しめるかな!と思ってます。ちょっと中間にもう1時間遅いのがあるといいんですけどね。今回は8時まで座間味への欠航情報を待ってたので、この便になりました。
やんばる急行バスからシャトルバスは運転手さんが連絡してくれるので確実ですし、さらにシャトルバスの運転手さんがトケイ浜のある停留所で降ろしてくれた時も「では16時31分にね!」と帰りについても各お客さんについて確認してくれる感じですから安心できます。当然、帰りのシャトルバスからやんばる急行バスへの接続も確実です。
シャトルバスはこんな感じのピンクの可愛いバス。
そして特筆すべきは、私たちのバスの男性運転手さんが運転しながら逐一説明してくれます。しかも軽妙な面白トークで!客は私たちと、美ら海あたりから乗った若い女の子2人だけでしたが、双方向の会話を繰り広げ、楽しい上に役立つ情報を色々教えてくれました。
これが古宇利島に渡る橋。運転席の横まで行って撮影させてもらいました。
トケイ浜はやばいくらい岸に近いところに沢山の珊瑚、そして魚が!
トケイ浜でのシュノーケリングはまた後日記事にしますが、ヤバイですね、これはもう石垣の米原ビーチ以上かも?!

こちらは第3トケイ浜と言って、ビーチの入り口にすぐある第1トケイ浜の隣の第2トケイ浜から、岩場を渡って入れるところです。綺麗な場所でしたよー!!
干潮だと第2トケイ浜はむしろ浅過ぎて、しかし立てる場所がなくて厳しかったのですが、第3は割とシュノーケルしやすかったです。腰くらいの浅い場所に、こんな風にツノダシが沢山泳いでるんです。
那覇からだと、かなりの長旅ではありましたが、往復3800円でこれだけの珊瑚と魚を沢山堪能できるなら安かったですね!
ちなみにこのGoProもどきの激安カメラで撮影した動画からのキャプチャです。
私が買った時よりさらに安くなって3千円台になってる…
首里城なめてました…行って良かった世界遺産
何でなめてたかと言いますと、「復元だよね?」と思っていて、復元された正殿のところでテーマパークみたいに写真撮ったりするところかな、と思ってたんです。
なので、「もし天候的にシュノーケルできなくて、時間が空いたら行ってもいいかも?」くらいに思ってました。
ところがどっこい、ものすごく広大で、迫力あるお城じゃないですか!たとえ復元だとしても、琉球王国の歴史を感じ、実感として「ああ、明治になった後も王朝は続いてたんだな」とわかりすぎるほどわかりました。こうして独自の歴史と文化を持つ沖縄が、そのわずか60年後に日本のためにあれだけの犠牲を払ってくれた、と思うと、本当にいろんな思いがよぎってしまいます。
城の構造的に、ドイツのハイデルベルク城に似てるかも。(今度記事にします)
見所は予想していたよりはるかに沢山ありました。
台風も大分近づいた日に美ら海水族館。帰りのやんばるバスは早めに。
台風が直撃したのは土曜日なのですが、大分風も強まって台風を感じつつある金曜日に、いよいよ、沖縄本島への旅行の最大の目的の一つである、美ら海水族館に行きました。ツアーとかもありますが、美ら海をマイペースで楽しみたかったので、この日もやんばる急行バスに乗って美ら海水族館のある記念公園へ。大体2時間半の道のりです(途中、休憩ありますよ)。
私は水族館が大好きで、この美ら海水族館に行くことは長年の夢でした。
でも、バス自体も風速25m/sで止まってしまうというので、早めに行って早めに帰ることにしました。
水曜と同じく、県庁北口に8時50分に来るバスに乗り、11時過ぎに記念公園に着いたので、帰りは15時19分に記念公園を出るバスで、那覇に18時前に戻れるようにしました。
やんばる急行バス時刻表(帰り)
大体4時間ほどの滞在でしたが、十分堪能できました!
ジンベイザメ2匹とマンタを真下から眺める。
実は、翌日夜に予約していたお店が、やはり台風で休業するということで、急遽この日になりました。
なので早めに帰ることを選択して正解でした!もう18時前に那覇に帰り着いた時には、大分雨足も強くなっていて、もっと遅くなってたら外食に出かけるような体力は残ってなかったかも…
そして土曜はこんな状況に。
そして交差点の方で集結してたので、あれ危ないねー、と言ってたら、食堂のスタッフの方が心配して警察に電話したと言ってたんです。#沖縄 #台風 pic.twitter.com/LPRIfuxId0
— SFCマダム@しばらく東京 (@sfc_madame) September 29, 2018
というわけで、不幸なことに7泊8日も取って滞在したのに、その間中、停滞した台風の影響を受け続けた沖縄で、しかも重度のペーパードライバー2人組で車ナシ、という超悪条件の中、現地での計画変更でどうにか楽しめた、というところまでいけました。
土曜日は出られませんでしたが、前日までアラフォーの体力を絞り出して遊びまわっていたので、最大級の台風をホテルの中から感じつつ、休憩、という感じで良かったです。
しかも、帰りの飛行機は前の便まで欠航、そして後の便は今度は着陸時に関東にかなり近づいているということで影響もある中、私たちの便だけ10分遅れで済みました。単に最安の時間帯だったのですが、ものすごくラッキーでした!
沖縄は絶対行って楽しいところですが、台風というチケット取る段階では予想しにくい鬼門がありますので、柔軟に計画変更ができるように、参考にしていただけると幸いです!
コメント
[…] […]