さてさて、4月某日、私はKLIA (クアラルンプール国際空港)にいました。3週間あまりのクアラルンプール滞在を終え、日本に戻るためです。
搭乗するのはエコノミーで、私はこの4月からプラチナ→平SFCとなっていましたが、それでもスターアライアンスゴールドであることには変わりない。
クアラルンプール発のANA便利用者には何故かアライアンスが異なるマレーシア航空のゴールデンラウンジが指定されています。
KLIA随一の豪華さと言われるゴールデンラウンジ、堪能してきました!
KLIAにて、ゴールデンラウンジへの道のり
クアラルンプールはANAにとってはアウェーですから、カウンターは3時間前からしか開きません。預ける荷物がなければ関係ないんでしょうけどね…もちろんがっつりありますから、カウンターには寄る必要があります。
私としては、この3時間前にさっと手続きして、できるだけラウンジ滞在時間を長くしようと思ってたんですが、意外と荷造りに時間がかかって、空港に到着したのは2時間半前くらいでした。
ステータス関係なくエコノミーはイミグレの列が長いので注意!
カウンターは勿論、優先カウンターですぐ完了ですが、そこで「出国手続きなどの優先レーンはありますか?」と聞いてみると、
「ああ…こればかりはステータス関係なく、ビジネス以上とエコノミーで分かれてるんです」と残念なお知らせ。
それでですね、週末だからだと思いますが、出国手続きのエコノミー列は結構並びました。20分以上は並んだかなあ。ラウンジ利用時間が〜(汗)とジリジリしてました(笑)
私の場合、3月で期限の切れるアップグレードポイントを使って、羽田からKULの便をビジネスにしたのですが、もしこの帰りの便に適用できたなら、アップグレードはKULからの方が良いかも、と思いました。
エアロトレインで移動。エスカレーターでラウンジ階へ
ようやくイミグレを抜け、エアロトレインに乗って搭乗ゲートのあるターミナルに移動します。エアロトレインの乗り場。
搭乗ゲートのあるターミナルにつくと、航空会社ラウンジは2階にあるというサインがありますよ。
タイ国際航空とかシンガポール航空のラウンジもあるみたいだけど…スターアライアンスゴールドで入れてもらえるのでしょうか?今回はゴールデンラウンジの時間も足りないくらいなので不要ですが、気になりますな。
ここからエスカレーターで上がりました。
2階に上がり、長い廊下をゴールデンラウンジ目指して行きます。
入り口からしてゴールデンラウンジの貫禄
いや、まさにゴールデンな入り口。
この入り口は右手がファーストクラス利用者やマレーシア航空の最上級会員用のスイートラウンジ、左手がビジネスクラスラウンジのようですね。私は左手に向かうわけですが、受付は右手の人がしてくれました。
いよいよ中へ!!!まず、左側に見える入り口がアルコール用のバーになっています。
いやはや、昔、ANAのビジネスに初めて乗って、羽田のラウンジに入る時の黒を基調とした廊下にも「わあー」と思ったもんですが、それどころじゃないゴージャスさ!本当にビジネスクラスラウンジ?間違ってファーストの方来てないよね?
この時点で撮影してる私を、お金持ちっぽい中国人(中華系)のおじさんがクスッと笑いながら見ていきました。お上りさんと思われたかしら!
いよいよ中へ!圧倒的な広さを誇る空間に広がるそれぞれの用途にあったエリア!
とにかく、羽田のANAラウンジやCDGのスターアライアンスラウンジしか知らなかった私には、驚きの空間でした。
こちらは、そのアルコール専用バーです。マレーシアはイスラームの国という事で、管理する意味合いからか?バーテンが提供する形になっているんでしょうね。高橋真麻氏も、ここでシャンパンもらってましたね(笑)
とはいえ、アルコールはここで飲まなきゃならないわけでもなく、ここで受け取って食べ物のあるエリアに移動しても良いです。ただ、最初にここでアペリティフとしてお酒を楽しんでから中に移動するのもいいかな、と後で思いました。
こちらは、ヌードルバー。注文して作ってくれる感じです。
そしてメインのフロアの感じはこのようになっています。ANAのラウンジと違って、贅沢に空間が使われていますよね〜。真ん中にビュッフェコーナーがある感じです。
フロアの端。椅子とクッションも素敵。
こんな席もあり。
日本語紙は流石にない。
まるで高級ホテルのラウンジのようなエリア。このエリアが窓際で飛行機も見られるとあって、一番人気のようでした。
あと、家族用(じゃなくてもいいと思いますが)の個室のような部屋もいくつか!お子さんいても落ち着いて過ごせそう!
シャワーは直接行って利用
ANAラウンジやCDGのラウンジではシャワーを利用したいときはラウンジの受付で申し込む形でしたが、こちらは直接行く感じです。
フロアを抜けて奥に行くと、シャワー、化粧室のエリアがあるのですが、そこに受付があってシャワーを利用したいというと、航空券と引き換えに、タオルとローションを渡されました。このカードを帰りに返すと航空券を返してくれる仕組み。
それから女性用の化粧室に入ると、トイレエリアの奥に、シャワーの個室が並んでいるという感じです。
こんな感じ。
シャンプーとボディソープは備え付け。
正直、シャワールームだけはANAラウンジの方が勝ちかな(笑)まあ、ササッと浴びる分には支障ないけれど…

食べ物、飲み物!あまりに種類豊富で豪華で、美味しい!!
お待たせしました。みなさん、一番気になるのはここですよね(笑)
ドリンク類
まず、ソフトドリンクは、こんな風に缶のドリンクも自由に取れるようになっています。ここもANAラウンジのサーバー型(ファミレスのドリンクバーのような)に比べるといいですよね。
左はレモンティー、右はフルーツとミントが入ったデトックスウォーター!
コーヒーサーバーのマシンは?とキョロキョロしたら、なんとバリスタのいるカウンターがあって、エスプレッソでもカプチーノでも注文して作ってもらえます。すごい。
マレーシア、中華、洋と、バラエティに富んだメニュー!
はっきり言って、ビジネスクラスのラウンジ飯のレベルじゃない。本当に美味しかったです。そしてもっと食べたかった。全てを撮りきれてないですが、そのメニューの豊富さをご覧ください。
サラダバーは普通のグリーンサラダだけではなく、料理されたブロッコリーのサラダもあるし、チーズも。ドレッシングも美味しそう。リンゴやオレンジも丸ごと取れるようになってますね。
根菜が挟まれたロールに、ローストチキンが挟まれたクロワッサン。クロワッサン食べたけどローストチキン美味しかった。
マッシュルームスープ。これ、感動するほど美味しかった。ほんと。グリッシーニ(スティック)も付いてます。
マカロニ料理に、右は鶏肉とカシューナッツの炒め。隣には白いご飯(長い米ですが)もありました。
こちらはマレーシア風ピラフのようなものかな。
そして私がいただいたのがこちら。特にこのお肉料理がヒジョーに美味しかった!そしてマッシュルームスープ!クリーミーでまろやか。今でも味が思い出せる。
シュウマイや餃子のような料理や、カレーというかナシレマクのソースのようなものも見かけました(他のお客さんがひっきりなしにいたので、写真撮るチャンスを待つ時間がなかった)。ほんと、もっと長い時間いていろいろ試したかった!!
ヌードルバーではラクサやワンタンが頼める
とりあえず、ヌードルバーも試しとこう、というわけで上の食事の後、大急ぎでシャワーを浴びて、今度はヌードルバーにやってきました。
ワンタン麺とジョホールラクサから選ぶということでしたが、ラクサってよくわからなくて、ワンタンにしちゃいました。頼んで、作ってもらってる間に例のアルコールバーに行ってビールをもらってきました。
こちらがワンタン麺。スープはかなりあっさりしてたので、きっと自分でもっとお酢とかでカスタマイズすべきだったのでしょう。麺がかなり細麺でした。
後から落ち着いてラクサについて調べてみると、ちょっと太いラーメンのような感じ?次はラクサを食べてみたいです!
デザート類。焼きたてワッフルやアイスも
いよいよ時間が迫ってるぞー、と思いつつ、デザートは外せない。何やら焼きたてワッフルにチョコレートをかけてもらってる人とか、アイスクリームをもらってる人もいて羨ましかったのですが、時間が迫ってたので、こちらの一口ケーキやフルーツで締めました。
ミニサイズのフルーツタルトに、一口ケーキ。
スイカやメロン、パイナップルなど
バリスタにダブルエスプレッソ入れてもらって。
ワッフル食べたかった…(なんという食い意地)
搭乗口でまた保安検査?優先搭乗したければ、ラウンジは早く出るべし
私はラウンジを出発時刻の25分前くらいに出たのですが、搭乗口までは5分はかかりました。
で、ちょっとびっくりしたのが、搭乗口の前でまた保安検査があったこと。あれ?イミグレの前か後にもあったけどな…と驚きつつ。で、ここでは優先口もなかった気がするので、ここを通った時、すでに優先搭乗終わってた。
優先搭乗をしたいなら、あまりゆっくりできないかもしれません。35分前にはラウンジ出たほうがいいですね。
それにしても、あまりに素晴らしかったゴールデンラウンジ。今度はもっとゆっくりしたい…今度は東南アジアのどこかからクアラルンプールに飛んで、そのままANAに乗る旅程でもっとラウンジ滞在時間を長くできないかな…と色々検索してしまうくらい、長居したいようなラウンジでした。
今年、あと1回利用するつもりなので、もっと他のメニューも試したいなと思ってます(笑)
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