さて、先日ロワール渓谷の古城巡りシリーズを始めまして、

ショーモン城についてご紹介しました。
ロワールはパリから少し離れて観光したい場合、距離的にちょうど良い場所の一つではないかと思います。今は土曜日に黄色いベスト運動が行われてることが多いですから、土曜にパリから離れたいとご検討中の方にオススメしたいところの一つです。
今回はロワール渓谷第2弾、人気のブロワ城についてです。
異なる時代と様式の建物が囲う中庭は圧巻の雰囲気!
中庭にまず入ると、3つの異なる時代様式の建物に囲まれ、思わずグルグルと回って眺めてしまいます。
こちらはルイ12世の居城で、1500年初め頃に建てられたものだそう。ブロワ城の主要な入り口になっています。ゴシック様式ですね。
こちらはガストン・ドルレアン塔。ルイ13世が弟のオルレアン公ガストンにこのブロワ城を与え、建てられたという翼ですが、その死によって未完成だそう。17世紀。
こちらが螺旋階段の美しいフランソワ1世の塔。この時、まだこういうブログやると思ってなくて動画でグルグル撮ってたので、そこからキャプチャ…
サン・カレー礼拝堂 ジャンヌ・ダルクが祝福を受けた場面も
最初にこちらの礼拝堂に入りました。 ステンドグラスが綺麗。
そしてこちらがジャンヌ・ダルクが出兵前にランス大司教から祝福を受けている場面の絵画。
礼拝堂から見える眺めが素晴らしいです!
紺碧の天井が素敵な三身分ホール
13世紀に建てられたという三部会ホール。聖職者、貴族、第三身分が集まって議会が開催されたところです。
この天井が色鮮やかでとても素敵。
玉座に座ってみました。この写真をSNSに載せたら、「座っていいの?」って聞かれたんですが、みんな列になって順番に写真撮ってました。確かに、普通はロープなどで囲われて立ち入れないですよね。
ガーゴイル(雨樋の彫刻)や彫刻
フランスの歴史的建造物にはおなじみのガーゴイル。雨樋から流れてくる水の排出口としてつけられた彫刻で、ノートルダム寺院などでも見ることができますが、こちらのガーゴイルはさらに凝った彫刻になっており、別に展示されていました。
ガーゴイルはこんな風にくっついてます。
豪華なインテリアの国王や王妃の居室へ
階段を昇って、国王や王妃の居室に行くと、フランス王朝の隆盛を思わせる豪華な内装の部屋を見ることができました。
国王の居室。暖炉?の豪奢なスタイルと、当時のタペストリーがみられます。
こちらも装飾の美しい暖炉に、調度品や甲冑など。
こちらのピアノ(チェンバロ?)は王妃の回廊にありました。装飾が独特ですね。
カトリーヌ・ド・メディチが死んだとされる寝室
こちらはアンリ2世の王妃、カトリーヌ・ド・メディチが居室にしていて、ここで死んだと言われています。
横に彼女の肖像画があるので、皆さん写真撮ってたり。
ギーズ公が暗殺されたという王の寝室
こちらは国王の寝室。フランソワ1世の王妃メアリー・スチュアート(スコットランド女王)の母方の血筋であるギーズ公が暗殺された場所と言われてます。
ルイ12世塔はギャラリーに
こちらでは名画の数々や調度品などを見ることができます。
螺旋階段は本当に美しい!
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ちなみにここらへんのことって、
REIGN/クイーン・メアリーなんか見てると馴染み深いかも。とはいえ、ヨーロッパの歴史を使ったアメドラなので、かなり史実の設定を変えまくってますが(笑)
パリからロワールの古城を回るには…
我々のように車で行くと3時間ほどで着きますし、便利ですが、外国でレンタカーを借りて運転するのが不安な方の方が多いですよね。
パリからTGVで行ってもいいですが、車なくロワールの古城巡りを個人でするのはキツイかと…
そこで私はツアーをオススメしたいです!→日帰り&日本語ガイドさんがつくツアー
私の場合は、元相方が自分もガイドブック読みながら私にあれこれ説明してくれたんですが、正直この記事書くのに苦労しています(笑)
やっぱり日本語のプロのガイドさんがつくと、非常に有意義な時間になるのではないでしょうか。
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