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アメリカ人の陸マイラー?事情。”mileage run (修行)”は廃れてる?

この前Twitterで呟いたことなんですが、パリで友達になったアメリカ人が LAとパリをおそらく年間5回は往復していて、Facebookを見るとケニアにいたり、この前は香港にいたり台湾にいたり、って人がいます。

この人はカリフォルニア州の弁護士なのですが、あんまり出廷が必要な仕事じゃないのか?そこまで詳しく聞いたことがないんですが、「必要な時はLAにいて、LAにいる必要がない時はこちら(パリ)にいるようにしている」って言われました。

パリを歩いてるとアメリカ英語がよく聴こえてきます。もちろん地理上ブリティッシュも多いのですが、パリ好きなアメリカ人って多いんですよね。

私はこの人はユナイテッド、アメリカン、デルタ、どこの上級会員かしら、と思って、こんなブログをやっているからには訊いてみようFacebookのメッセンジャーで話しかけてみました。

 

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もうmileage runなんて大して役立たないでしょ?

これは、私が「日本人の一部の人の間でmileage runが流行ってて、そのブログ書いてるんだけど、あなたはどこかの航空会社のエリートステイタス取るためにmileage runやったことある?」って聞いたところ、

I heard that mileage runs don’t work much anymore. (もうmileage run なんて機能してないってきいたよ)

って言われました。

I get plenty of free flights through my credit card spend. Do they have that in Japan?
(僕はクレジットカード使っていっぱい無料チケットをゲットしてるよ。日本にもそういうのある?)

何ですと?

 

北米ではクレカを上手く使って無料チケットをゲットするのが流行っていて、そのノウハウがビジネス化している

「待って。自分の友達のカナダ人がカナダ人向けにやっぱりWebを運営してるよ」

と教えてもらったサイトを見てみると(リンクを貼っていいのかよくわからないので、後から了承を得たら貼ります)、それは単なるブログではなく、マイレージの獲得戦略を売ってるサイトでした。

それから他にも「この人も旅先で会ったアメリカ人なんだけど同じようなサイト持ってる」と教えてくれましたが同じようなビジネスモデルでした。

もちろん日本のブログも、アフィリエイトなどを貼ったりポイントサイトを紹介してたり、情報提供する代わりに多少の収益化を試みていることがほとんどだと思いますが、基本的には情報を無料公開してるわけなので、こういうビジネスが成立するっていうのに驚きました。

もちろん北米に住んでいない私はお金を払って情報は買わないので(笑)具体的なノウハウはわかりませんが、

クレジットカードを使ってどうやって最大限にマイルを得るか

ってことみたいです。

私も日本の陸マイラーブログを読んだりしますが、クレジットカードの発行でマイルを得る方法というのはよく書いてあって(私はこれはちょっと積極的にやりたい方法ではありません)、一時的にたくさん得るんだな、というのは定番方法になってるようですが、彼らの場合はそうではないようです。

同時に何枚かのクレジットカードを使い分け、普通の利用額の範囲で「使い方と選択」次第で大量にマイルを得てるようなんですね。

日本の陸マイラーと違うのは、ポイントサイトを挟んで色々ややこしく交換する必要がないってことなのかな。

北米陸マイラーは特定の航空会社に集中する必要もないほどマイルを簡単に貯められてしまうらしい

私の友人のアメリカ人が「クレジットカード利用でいっぱい無料チケット手に入るよ。」と言った時、「この人、よっぽどお金使ってるのかな」って思いました。

私だってもちろん、日本にいる時の買い物とか、コンビニでもカード使います。この前、某番組で風間くんが800円の食べ物にマイル目的でカード使ってるのをいじられてましたが、「えっ、なんで?」と思ってしまいました(笑)

アメリカほどじゃないかもしれませんが、フランスやUKもカード決済かなりのレベルで普通です。クレジットよりデビットカード使ってる人が多いですが、決済の時に差し込んで暗証番号打つのは同じなので、どっちっていうのは問われません。あんまり高額な現金を持ち歩く習慣がないんです。特にパリでは移動型の不法滞在外国人スリ集団(子供含む)がいますからね…

それは置いといて、とにかく極力使ってる私も、1年にクレジットカードの利用だけで特典航空券に換えられるだけのマイルは到底得られません

3年弱前に、特典航空券で片道エコノミー、片道ビジネスで取って以来、今年パリ発往復ビジネスを昨年末に一部のマイルが有効期限切れになるので取りました。

それも当然、搭乗してのマイルが大半なわけです。

そういうわけで、「私はそこまでクレジットカード使うほどのお金がないわ!」と言ったら、「自分だって普通の範囲だよ。でもやり方で貯まっていく」って言われました。

ちなみに特定の航空会社のカードを使ってるわけでもなく、彼はアメリカン航空が多いけどデルタもユナイテッドも使ってるし、アメリカ系じゃないのにも乗ってる、ということです。

どんだけ自由自在に貯めてるんでしょうか。

今度、パリで会った時に具体的に聞いてこようと思います。

 

mileage runは、出張などでステータスポイントが貯まってるが、「もう一歩で届かない人」だけがやっている

もう北米ではmileage runは廃れているのか?と思って、多少検索してブログなどを見てみたところ、一応まだ健在ではあるようです。

ただ、日本みたいに「全ての飛行をステータス目的」っていう修行してる感じではなくて、あくまで

出張や旅行などで飛行機の搭乗が元々多い人が、特定の航空会社に絞って乗り、あと少しで上のステイタスに到達すると思った時、ただ往復するというような飛行をしている

という感じでした。

驚いたのは、「効率いい修行旅程を組んでもらう」ビジネスが存在してることです!100ドル払って要望を言って組んでもらうみたいです。

結構北米人って情報にはお金を惜しまないのね。日本では情報弱者なんて言葉がありますけど…

 

来月あたり、パリでもっと話を詰めて聞いてこようかなと思います。

それにしてもアメリカってクーポンでスーパーでかなり買い物できちゃったり、どうして破綻しないの?ってシステムが多いですよね…

アメリカのクレジットカード持てる在住者の皆さん、羨ましいです。アメリカ在住の方はANAやJALのステイタスにはこだわらない方がいいと思います。

 

海外の修行事情飛行機、空港、四方山話
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水野珠子

Kindle本が出ました!
「フランス人の面の皮は分厚い〜日本人が学びたい個人主義という自由〜」
マダムSFC改め、水野珠子と名乗ります。本名じゃなくてペンネームです(みずたまと略したい)。
イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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コメント

  1. 人気ブログランキングのURLをクリックしておきました。

    おもしろい記事ありがとうございます

    ここ数日は台風もあって、荒れ模様の天気でしたが、
    今日は、夏日のところも多いようです。

    拝見しました。

    これからも、時々見て参考にしますとカインも言っております。

    おかげで、ポイ探一位を続けておりますカインも思うところあって、
    本格的に活動を始めたようで、私も忙しくなってきました。

    今後とも、よろしく、お願い致します。では、また