今年、ふっこう割で2回北海道に行きました(ちなみに4月にはそれとは別に稚内、利尻にも行きました)。
2回目は函館入りして2泊、札幌に1泊して新千歳から帰るという旅程だったのですが、そうなると3日目の函館から札幌への移動というのを考えなきゃならなくて、
ふっこう割のツアーの手配時点で一緒に手配すると少し安くなるということで、JRの特急券を買いました。
飛行機はやたらに乗りたいけども、鉄道への情熱は普通、という私ですが、それでも窓からの風景となると飛行機より鉄道の方が楽しい!
そんな「車窓の眺めが好き」な皆さんにはオススメしたい、北斗号です。
少し雪の残る、2月終わり頃の函館駅前。
函館から札幌まで3時間40分ほどの旅。
ANAスカイホリデーのふっこう割プランに合わせた価格で、7,400円でした。普通に買うと8,310円なので、910円安いということになります。
ふっこう割の飛行機往復とホテルがついて2万円前後と爆安だったので割高に感じられますが、特急で3時間40分という距離ですから妥当です。北海道大きいんだよね〜。
(ただ、日本は全体的な物価の割には鉄道は割高に思います。UKとか安いんですよね、ヴァージントレインとかが)
高速バスだと高速はこだて号というのが4,810円で5時間50分ということなのですが、3泊4日という旅程における2時間10分は貴重ですからね…
というわけで、たまには鉄道の旅も良いじゃないかとスーパー北斗号に。
→時刻表はこちら。
時刻表を見ると、10時台を逃すと次が12時台出発で札幌到着が16時を過ぎてしまうので10時台のどちらかに乗ろうということになり、結局10時5分に函館発、13時46分に札幌着のに乗りました。
駅舎入ってすぐのみどりの窓口で切符を発行してもらいました。
いよいよ乗り込む
東京の感覚で行くと、特急電車というものは駅の入り口からホームの乗降口まで遠いんじゃないか、という風に思ってしまうのですが、普通に改札を抜けたらホームまで近く、次の電車を考えていたもののこっちの電車に余裕で乗れるね、という感じでした。
まずちょっと遠目から撮影。
近づいて撮影。鉄道には全く詳しくないので、こういう感じなんだーと当日知る感じでしたが、なんだか現代的なデザインで、色も可愛くていい感じ。
普通車指定席ですが、良いですね。
このチケットホルダー、地味にいい。改札回ってきた時、探したりしますもんね。 それから引っ掛けられるところがあるのも上着とか買い物袋をかけられて便利でした。
日本の新幹線は荷物置き場がない!というようなことを言われてますし、この特急もやっぱりないけど、そこそこのサイズのスーツケースが上の棚に収まりました。でも棚にあげるのはしんどいし高齢者には無理だと思うから、やっぱり普通の荷物置き場は欲しいですよ、JRさん。
旅のお供におやつ
長距離列車に乗るなら、何か食べるもの買って車窓風景を見ながら楽しみたいですよね。
私は昔、イングランドにいた時にあるヨーロピアンの友人とヴァージントレインに乗ったのですが、駅で買ったサンドイッチ、電車に乗り込んで走り出す前に食べきった彼女にカルチャーショックを感じました(笑)
駅弁も考えたのですが、ホテルリソル函館(楽天トラベル/Hotels.com/agoda)でかなりがっつり朝食を食べてたので(笑)

とりあえず駅のコンビニにも函館を謳ってる商品があって、函館牛乳ラスク、とは手軽だし函館らしさも感じられるし、と購入。
窓際にこんな風に乗せて、時々食べました。
普通に美味しかった。正直、ものすごい感動とかではないですけど(笑)まあ普通に美味しいラスクって感じです。
そしてこちらも、函館駅のエキナカのお店で買ったんですが、ふわっとした口当たりでほのかな甘みが美味しかった。でも店名と商品名、失念…ぐるっと回ってたらすぐ見つかるところにあるんですが。有名店の、有名商品ではなくて、って感じだったと思う。
海側の車窓風景
函館から札幌に向かう場合、右側座席が海側の風景となります。山側の景色も良いらしいのですけど、今回は海側の風景でした。
と言っても出発からしばらくは海ではなく、こういう感じの風景。
駒ヶ岳が綺麗
乗って30分少々すると駒ヶ岳が見えてきました。
結構長い間見えてます。振り返る感じで見るのも含めると10分以上は見てられます。
ちょうど厚い雲と晴れ間の切れ目ですよね。駒ヶ岳の上の方まで晴れてたらもっと綺麗だったと思うんですけど。
海の風景に
函館から50分くらい経つと、海の景色になってきました。
しばらくこういう海の風景が続き、
そしてこの海と山岳地帯のコントラストがとても美しい光景が…
函館から北上してるわけですが、徐々に雪深くなってきました。
この辺りは洞爺湖に近いと思います(時間的に)
そしていつの間にか眠りへ(笑)
なので大体車窓を眺めていたのは2時間弱でしたが、飽きもせず楽しむことができました。
駒ヶ岳とか夏の感じでも見てみたいなと。
以上、スーパー北斗レポでした。
ちなみに、鉄道レポとしては、こんなのも書いてます。

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