先日、父がとある手術をすることになり、都内の某病院に入院したのですが、このコロナ禍で家族は病院に留まることができないと言われました。
家は一応都内…なのですが、病院からは離れているので、近くのホテルに母と泊まって、何か連絡があればすぐ行けるようにしようということになりました。
そこでこのGoToトラベルの恩恵とホテル自体の1周年キャンペーン?で一休.comで随分お安くなっていたTHE BLOSSOM HIBIYA(ザ ブラッサム 日比谷)に泊まることにしました。

銀座はすぐそこ…でも「新橋」に近い立地で交通至便
実は私、昔の職場は銀座にありました。そのため、このあたりは実はかなり馴染みの場所です。
一番近い駅は地下鉄の内幸町かJRや都営の新橋駅ということになりますが、いわゆる「銀座」界隈からも楽に歩いていけます。
父親が入院後、病棟に家族が残ることもできない状況なのでまずは銀座をブラつきつつ昼食を取ってチェックインまで過ごしてました。
銀座って、他の街の名前は全然知らないフランス人なんかも(私の元パートナーのことですが)「GINZA」の名だけは何故か知ってたりして、「高級」のイメージが強いですが、近年はファストファッションブランドの店舗なども進出していて、「銀ブラ」なんて言われた時代とは少し雰囲気違う…とうちの老母は言ってます。
とはいえ、「とらや」とか「PIAGET」とか「Dior」とか路面店がある街並み。
でもですね、そこから新橋駅の方に向かいますと、ガラッと様相が変わります。銀座と汐留と新橋が交差してるあたりって、なんか不思議〜!と昔私の職場の方まで待ち合わせに来てくれた友人が言ってたのを思い出しました。ちょうど今の電通ビルとかが汐留にできた頃に働いていたので。
それで、THE BLOSSOM HIBIYA(ザ ブラッサム 日比谷)は新橋の日比谷口に近いところにあります。第一ホテルを通り過ぎて信号を渡ったところにあるビルですね。
2019年7月竣工のアーバンネット内幸町ビルの18〜27階部分!
THE BLOSSOM HIBIYA(ザ ブラッサム 日比谷)は2019年7月に完成したアーバンネット内幸町ビルの上階部分にあります。敷地内に入ると、THE BLOSSOMのロゴとともにシックな入り口があり、そこからエレベーターで行く形です。
新橋駅の方から来るとホテル専用の入り口は手前にあります。
ここがホテルに通じるエレベーターホールの入り口。
エレベーターはB1、グランドフロア(1Fのことですね)、2Fの次は18階のロビーに直結という形。
18階のロビー。一面窓の光景と和のテイストも感じるモダンなデザイン
エレベーターが到着して目に入る大きなフラワーアレンジメント。10月なので秋らしさを感じる、かつ強烈な印象を放つ存在となっています。
入り口には無人で検温する装置と、手を触れずに手の消毒液体が出てくるスタンドがありました。
受付カウンターの前の空間です。このデザイン性は、どこか明治大正ロマンを感じさせつつ、21世紀の斬新さもあって、素晴らしい。
天井までの全面窓が非常に開放的で、そしてこの光景です!
全貌ではないですが、東京タワーの先端部分も見えます。
ロビーから24階の部屋へ
受付を済ませてカードキーを受け取り、早速部屋に向かいました。
エレベーターは、カードキーをかざしてから目的階のボタンが押せる方式。
20階から27階が客室になっていて、19階は会議室、ゲストルーム、フィットネスルームがあるみたいです。
今回、母親と一緒だったので利用してませんが、高層階から都心を眺めながらエクササイズするのはいいなあ。
客室階のホールは、和のテイストが強め。
なんだかちょっと、函館で泊まった温泉ホテルを思い出しました。

室内へ:絶景シティビューと最新設備にモダンなデザインが光る
さて、ドアを開けたらカードキーを挿して、部屋の電源をオンにします。
2019年開業のホテルですから、何もかも最新という感じですが、感心したのが、この「起こさないでください」と「掃除してください」のボタン。
普通なら札を外のドアノブにぶら下げるわけですが、ここはドアを開ける必要もなく、ボタンを押せばいいだけだなんて!
私は一泊だったので使うことありませんでしたが、連泊してゆっくりホテルステイしたい人には地味に嬉しい機能ですね。
入り口から立ってみたところ。スタンダードツインです。
入った時は、このようにブラインドがかかっていましたが、
一面が天井から下まで窓!東京タワーの先端も新幹線が走ってる様子も見える
開けてみると、この絶景!東京タワーの先端も見えます。
ソファのところから改めて撮ってみます。ほんと、天井から下まで一面が窓!
左手には新幹線が走ってる様子も見えます!
新幹線の動画を上からたくさん撮りました
実は私の甥っ子7歳と4歳は電車大好き!特に下の子は最近4歳になったばかりですが、3歳から複雑な車内アナウンスをたくさん覚えて呟いてたり、はやぶさがどうだの、〜系がどうだの教えてくれたり、京急の駅を漢字で色々読めるという鉄オタぶり(伯母バカで失礼)。
新幹線の動画を見せようと、何回もiPhoneとiPadで撮った動画をまとめました。最後の方は高架下から撮ったものも入ってます。
アメニティや室内の構造:機能的でオシャレ!バスルームは洗い場付き!
それでは、室内がどんな感じか、細かく見ていきましょう。
まずお手洗いと洗面台。
洗面台の下に引き出しがあって、アメニティがたくさん収納されてます。
洗面台の鏡周りのデザインも素敵。
そしてその洗面台の横にガラス扉を隔ててあるのが浴室。
なんと日本の一般家庭の浴室のように洗い場がしっかりついた仕様になってます!
今まで、バスタブの他にシャワーブースが独立してついているホテルには泊まったことあるのですが、やっぱりこういう造りの方が合理的で使いやすい気がします。
バスタブも広々としていて、すごくくつろげました!
引き出しの中にも1セットあったんですが、バスタブの縁にももう1セットあったシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
柑橘系の香りがして、とても私好み。
部屋の設備に目を向けますと
クローゼット部分金庫やアイロンなども備わっていました。
このTVの配置も寝ながら見るのに絶妙でした。
引き出しにミネラルウォーターやティーバッグ、コーヒー、電気ケトルなどがまとまってるのですっきりした印象。
ベッドサイドはコンセントが一つずつとUSBポートもついて便利。
タブレットで照明(ボタンも別にありますが)やアラームの設定もでき、ここらへんも最新という感じがしますね。
夜景も素敵!高層ビルや東京タワーを一望
この日は朝早かったので、ちょっと仮眠をとる老母と中年娘。夕食に出かける前には窓からの眺めも一変して夜景に。
ロビーからの眺め。この時間帯でも人があまりいなかったので、ここでしばしまったりするのもいいかもしれません。
外でご飯を食べてきて帰ってきた時の1階の入り口。よりシックな印象。
ロビーのソファも広くて座り心地も良くて、なかなか素敵な空間でした。
こちらは部屋のベッドで寝ながら撮った写真。もちろんブラインドは閉めず、夜景を眺めながら眠りにつきました。超贅沢な入眠ー
朝食に大満足!プレートの他に小鉢色々
翌朝は楽しみにしていた朝食です。コロナ対策で時間を選ぶ必要があったのですが、ちょっとゆっくりしたくて9時〜にしていました。
ロビー階にある「十十六(そとろく)」というレストランです。ここはランチも美味しそう。ディナーはちょっとお値段が敷居高い感じ(汗)
おそらくコロナ前はビュッフェだったと思うのですが、現在はプレートが用意されるという感じ。
でも飲み物や小鉢などはビュッフェスタイルのようにセルフで持っていけるようになっていました。
ジュースサーバー。オレンジ、りんご、グレープフルーツ、トマトジュースも。奥にはコーヒーやお湯も。平日だったので、この時間は遅めって感じですね。
素晴らしいのが、このお茶の種類です!知覧煎茶とか、さくらハーブティー とか、オーガニックセイロンとか、あんず紅茶、梅昆布茶、ルイボスティーなどなどなど!ちなみに帰る時にテイクアウト用のカップと蓋が用意されてて、これらのお茶やコーヒーを部屋に持ち帰れます。
こちらのカウンターに並んでいる小鉢はセルフサービスで。お味噌汁やご飯もセルフです。
左が私、右が母がいただいたもの。もずくや明太子、オクラ、さつまあげ、などなど。フルーツやプチケーキも。JR九州のホテルということで九州の食材だそうです。
そして10分くらいして来たのが、このプレート!
いや、ほんと美味!和洋中と取り揃えられていましたが、朝からこのクオリティの天ぷら食べられるの嬉しい。あと揚げ出しのようなお料理や、中華風の鶏料理、焼売、お魚も美味しかった!
うちの老母も喜んで、ほとんど完食してました。
後日、「あのホテル泊まって良かったでしょ?」と訊いた時も、「あの朝ごはん良かった」って言ってました。
あと、パンコーナーもあって、ミニ食パンやクロワッサンなどもありました。私はコーヒーと共にパンオショコラで締め。隣で母に「まだ食べるの…?」と呟かれつつ。
朝食でもうかなりお腹いっぱいになり、チェックアウトが12時と遅めなのも嬉しかった。11時ごろまで少し休んで、名残惜しいと思いつつホテルを後に。
その後は看護師さんの詰所への差し入れを探しがてら、ちょっと銀ブラ。
私はそんなにホテルステイが好きというわけでもないので、都内のホテルに泊まるのも久々でしたが、とっても大満足なステイとなりました。
ちなみに都民割(もっとTokyoとは異なる、ホテルと一休の独自のプラン)だったので、通常ならあり得ない値段で泊まれてしまいました…
予約は一休.comで。

夕食は地域共通クーポンが使えた「魚の飯(まんま)」で
話が前後しますが、夜ご飯は徒歩5分ほどで行ける、魚の飯(まんま)というところで食べました。
ここは地域共通クーポンが電子、紙とも使える上、ホットペッパーでGotoEat対象でした。
新橋の居酒屋…というイメージを持ってて、うちの老母には苦手な感じかな〜なんて懸念もあったのですが、中に入ると意外とシックな落ち着いた雰囲気がありましたよ。
デリバリーもやってるみたい。
うちは両親とも滅多に飲まない人々で、特に母は居酒屋の肴というものが「?、色んなものを一人ちょっとずつに分けて、食べた気がしないわ…」と感じる人なので、お寿司のセットに。
こちらは握り八貫盛(990円税抜)と生本鮪五貫盛(990円税抜)。このお値段からすると、期待以上の美味しさでした!特にマグロ美味しかったです。


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