もう昨年のことになりますが、浅草近辺で複数回用事があり、それなら…と
天然温泉 凌雲の湯 御宿野乃 浅草(ドーミーイングループ)に泊まることにしました。
浅草にはもう一軒ドーミーインがあります。
天然温泉 凌雲の湯はドーミーインのリーズナブルながら清潔感のある特徴のほかに、旅館をイメージした和なスタイルのホテルです。
今回は2020年の秋に泊まってた時のレポをしたいと思います!
外観:近辺からは目立つ11階建てながら和の雰囲気
雷門から仲見世を歩き、浅草寺を少し見てから伝法院通りを通って行ったのですが、周囲はおそらく規制があって高い建物がない中、11階建てで少し目立つ建物でした。
1回目:日暮れ後
最初に来た時は11月でしたが、もう18時台だったので、すっかり暗かった。
ホテルの隣は花やしき。
ホテルも近づくとこんな風になっていて、旅館のような雰囲気を醸し出してきてます。
入り口も上品に金色をあしらっていて、自動ドアなのに雰囲気を損ねず素敵です。
自動ドアからもう一区間あって、ここを通ると靴脱ぎになってます。
私はキャリーケースを持っていたのですが、すぐさま「お拭きします」と車輪を拭いてもらえました。そうじゃないと、そこから先が土足ではない全館畳敷きになっているので、汚れてしまいますからね。
2回目:明るい〜夕暮れ時
2回目はチェックイン時間前に訪れて、キャリーバッグを預かってもらうことにしました。
午後2時くらい。こうしてみると、ちょっとビジネスホテルに和風な看板…という雰囲気が強くなっちゃう。
ま、もちろんそこは基本ビジホです。
でも夕暮れ時になると、看板の字体が幽玄的に照らされて、いい感じになるんですよね〜。ここ上手ですよね。
ちなみに周辺はこんな感じ。
花やしきが隣です。
昼間だと、キャーという声が聴こえてくることもありましたが、うるさいというほどではなく非日常な喧騒として捉えられました。
受付から全館畳敷き!清潔感とリラックス感が確保
受付前に、靴を預けます。
私は普通の靴でしたが、ブーツなど長い靴用のもありました。
受付を済ませて、エレベーターで部屋へ。新しいので、全面的に綺麗で清潔感があります。
客室(コンパクトダブルルーム)
稚内のドーミーインに泊まった時、その部屋の設計の合理性に感心しましたが、やはりここも無駄なくスペースを使っていました。
玄関入ると、手前にハンガーかけがあって(そして館内着が吊るされている)、トイレのドアがあって、その向かいに洗面台があります。
洗面台の引き出しにアメニティ(歯ブラシセット、ヘアゴム、綿棒、かみそり、コームなど)、下には冷蔵庫と電気ケトルが用意されてます。
お手洗いのドアを開けると、トイレと、シャワースペースがありました。このへん、日本では珍しい発想の造りですよね。
そして廊下からドアを開ける形で寝室。
ベッドでいっぱいという感じですが、私は圧迫感は特に感じませんでした。
脇にはテレビの置かれた机がありますが、その椅子は座椅子ではなく低いもので、和室でも違和感ないものになっています。これが案外座ってても楽で良かったです。
13インチのmacbookを置いてもそんなに支障ないスペースでした。
ベッド側から見た部屋の様子。廊下からの仕切りドアにはタオルが干せるようになってます。
障子を開けてみるとこんな感じ。2重窓のような効果(断熱)も少しあると思います。
中にもう一つロールスクリーンがあって、朝の光を遮断しておきたい人は寝る前におろしておくと完璧です。
ところで、洗面台の上に表示があったのですが冷蔵庫の中に「ウェルカムフルーツ」が入ってました。
通常サービスかわかりませんが、嬉しかったです。夜にデザート的にいただきました。
スカイツリーと五重塔が見える贅沢
障子を開けて驚いたのですが、スカイツリーが見えていました。五重塔とスカイツリーの組み合わせは新旧両揃いという感じで、なんとも贅沢です。
スカイツリー、色んな色に輝くのも部屋から楽しめる!
地下にある温泉へ
部屋で一息ついたら温泉へ。私は一泊当たり2回は絶対行きます(笑)
館内着でリラックス
温泉があるところだと浴衣とかがあり、部屋と浴場を行き来するようになってますが、エレベーターの利用時など、外着の人と乗り合わせることも多くて恥ずかしいと感じる人も、特に女性だといらっしゃるのでは。
ここの場合、温泉が受付階より下になるので、部屋から行く時はチェックインを済ませて部屋(受付より上)に行くところの人と乗り合わせることがあまりないのがいいですね。
まあ戻る時は受付階から乗ってくる人もいますが…受付階ではスタッフの方が(おそらくコロナ対策で)2基のそれぞれの人数をコントロールしてたように思うので、あまり一緒にならなかった気がします。
あと、何より浴衣じゃなくて作務衣のような上下のスタイルなのもいいですね。
お湯は黒湯。あと1人が入れるタイプの壺湯が2つ
エレベーターを出て、暖簾をくぐったところで暗証番号を入れてドアが開くようになっています。おそらく女性だけかな?
もし暗証番号の紙を忘れてきてしまっても、フロントに通じるスピーカー(電話だったかな?)があり、忘れたというと解錠してもらえます。
男性が侵入しないように女性だけ暗証番号を持つ、ということですよね。酔っ払いとか痴漢だけでなく、間違えて入る人もいますし。夜中や明け方とかだと1人で入ることもありますが、スタッフも少なくなるとなると、こうした女性専用のセキュリティコードは安心ですね。
安心だーというわけなのですが、一度、出た時に若い女の子が彼氏らしき男性に「ここをこう押してー」と説明させていて(簡単なのに…?!)、他の女性が出入りする中、その男の子も女湯ののれんを半身潜る形で、よくできるなあと思うし、女の子もいや普通わかるだろ…何、彼氏に暗証番号押させてるんだと思うし、
まあ、カップルなんだから女の子が暗証番号持ってりゃ簡単に見れるんだし、別に良いのだけど、他人の前で堂々とされるとあまり気分は良くないのです。なぜ気分が良くないかと言えば、その若い2人が、「その暗証番号は何のため」ということを理解してない(理解してたら恥ずかしくてできないですよね)っていうところで、そういう「何のためにそうなっているのか」ということを考えなさすぎな人が苦手です。
ってクドクドと書き過ぎてしまいました(汗)
お風呂の中は撮れないので、こちらなどから見ていただけると。
新しくて綺麗な脱衣所で、特筆すべきはタオル地のヘアゴムがあるので、髪が長いのにまとめるものを忘れてきても安心です。コットンや化粧水、乳液などもありました。
お風呂は大きな内湯が東京名物?黒湯となっています。
ということですが、確かにしっとりする感じがします(プラセボだけではなく)。
サウナもあり、女性はミストサウナでしたが男性は普通のサウナみたい。
他には露天ではないのですが、外気が入ってくるスペースに壺湯というのがあり、1人ずつ入れるのが2つありました。
定期的にお湯が流れてたので、綺麗でしたし、柚子が入っている時もありましたよ。
でもやはり中にある黒湯は美肌効果もそうですが、入っていてもほぐれる感じがして気持ちよかったです。
大きな窓がありますが、地下で窓の外は玉砂利が敷かれてる部分が50cmくらいあって壁というか竹のような囲いがあるだけなので外から見えるなどと心配することもありません。
時々開けられていて、窓のそばに行くと外気がひんやりと感じられるので長湯できました。
お風呂を出たところでは自動販売機の他に無料湯上がりサービスも
お風呂を出たところのエレベーターの向かいには飲料自動販売機がありました。
それから、部屋で飲む人で氷が必要な人のために無料で氷が持ち替えられるようにもなっていました。
至れり尽くせりだなあ
そして!夜の時間帯は1人1本というルールでアイスキャンデーが提供されてました!
朝の時間帯は乳酸菌飲料でした。
朝風呂の後に飲むのもなかなか。
夜9時半から11時まで無料で提供される「夜鳴きそば」
私、上記の通り稚内のドーミーインに泊まったことがあるのですが、その時この夜泣きそばの美味しさに感動したんですよね!
会場はフロントの側にある朝食会場にもなる食堂です。
このカウンターまでいって人数を伝えて番号札を渡されるシステムになっていました。
そしてこの夜鳴きそば。ちなみにマスク入れが用意されてて、マスクを衛生的に置いておける配慮がされてました。
別の日ですがアップで。醤油ベースのラーメンで、小盛りです。私、30代以降はそんなにラーメン食べなくなったのですが、この夜鳴きそばは大好き。海苔と麺を絡ませながら食べてます。
あと、これはいつもやってるわけじゃないと思いますが、この時期はドリンク1本無料サービスもやってて、金麦、レモンサワー、あとハイボールは浅草ならでは?
ノンアルコールとしてはオレンジジュース、リンゴジュース。
もちろんお茶などはサーバーから自由に飲めます。
やはり朝食が素晴らしい!いくら丼に更に刺身乗せで豪華海鮮丼に!
ドーミーイン系列で楽しみなのはやっぱり朝食ですよね…!
飲み物もコーヒーやお茶類、牛乳やオレンジジュースと揃っています。ヨーグルトやパンも。
スムージーにフルーツ。
小鉢にはサーモンやネギトロ、甘エビとかのお刺身があって、私の場合はこれをいくら丼に乗せて豪華海鮮丼にしてます。
他にも卵焼きやぬか漬け、冷奴など小鉢が充実。
最初の朝はどれも食べてみたくて色々取ってしまいました。
茶碗蒸しとか、もずくとかも。
どれも美味しいんですよ。
でもやっぱり楽しみにしていたのがいくら丼にお刺身をのっけること(笑)
別の日のスモークサーモンが乗っかったサラダ。
クロワッサンを取ってみた日もあるのですが、まああえてここで食べなくてもいいかなと思いました(笑)
あと、これ今書いてて思い出せないけどじゃがいもも食べてたみたい。
この日も盛大に小鉢取ってます。もちろん完食…鴨ローストとか、肉じゃが、焼き鮭なども。
それからいくら丼をお刺身小鉢と共にいただくという順になっています…
乗せてみたのがこんな感じ。
当初は「いくら丼!」「それにいっぱいお刺身乗せちゃう!」ってところに興奮していた私でしたが、実際それも堪能しつつも、おまけ程度に考えていた小鉢のレベルが高かったのが印象深いです。
ドーミーインは日本最北端の都市、稚内に泊まったのが最初ですが

すっかりハマってしまいました。
色々泊まり歩きたいです…!

温泉ホテルといえば、こちらも良い思い出でした。

私、Kindle本を出してみました!(unlimited対象)
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