日本がコロナ渦で冷え込んだ旅行業界を救済すべく始めたGo To トラベルキャンペーン。
しかし
ということで、他地域の皆さんの盛り上がりをよそにステイホームを貫いていましたが
なので、元々予定されていた宮古に宿泊するホテルの予約や、それにより発行される地域共通クーポンのこと
また9月24日に小池都知事が発表した
などについて、私のケースを踏まえつつ、雑感的に書いていきたいと思います。
今回の宮古は元々買ってた海外発券国際線の「ストップオーバー」
そもそも私、元々宮古島には5月に行く予定だったんですね。
何で日本に住んでるのに海外発券?
クアラルンプール⇄羽田の往復チケットに、ストップオーバーという形で宮古の往復をつけたんです。
実はこれ、海外発券の裏技でして、こうして国内線を組み込んでも
んですよね。
今は日本に住んでる私ですが、以前パリに住んでいたのでパリ発日本行き、で航空券を買っていまして、それを2019年の夏にパリに「戻った」ところから、一旦ターキッシュエアラインズで片道で東南アジアに入りまして、
そこからクアラルンプール発券で日本の往復、という行程にしてるんです。
何で日本に住んでるのにそんなことしてんの?っていうのは
というのがあります。特にクアラルンプールは安いです。
とはいえ、日本からまず移動しないと駄目だし、意味不明…と思われると思うんですが、
という動機が世の中には存在してまして、そういう人々は異常に往復したりするので、一旦クアラルンプールに移動して、そこからマレーシアのビザもないのに「なぜかクアラルンプール発で往復する」というのが違和感なくなるんですよ(笑)



まあ、さらにこうした海外発券にすると、たとえばクアラルンプールから羽田行きではなく石垣or宮古行きにすると、
ので、国内旅行が格安でできちゃう上にステータスを得るためのポイントもついてきて最高!
って発想なんですね。まあ旅行などしないで「修行」と称して飛行機に乗ってるだけの人にも人気の方法です。
私はもう既にSFCを持ってるのでプレミアムポイントはそんなに欲しいわけじゃないんですが、こうして独立して買うと高い石垣や宮古への往復チケットを国際航空券につけているんです。
3月に東南アジアから帰国したクアラルンプール発券につけた「ストップオーバー」を5月から10月に延期
このチケットは、まだコロナがここまでになる2月に買いました。
私は1月にクアラルンプール発券の宮古往復の復路という形で(往路は2019年9月)、まず単独の片道で羽田から宮古に行って、冬の宮古旅行をした後、羽田経由でクアラルンプールに「戻った」んですね。
で、ランカウイに4週間弱、クアラルンプールに1週間、そこからタイのサムイ島で1ヶ月過ごしました。
マレーシアにもタイにも在留資格があるわけじゃないので、もちろん日本に帰国しなきゃなりません。
ちなみに日本人はマレーシアには90日、タイには30日、ノービザで滞在できます。タイは現地で手続きを踏めば1回だけ延長できます。
で、3月に帰るためのチケットを買ったのが2月。時は
という時で、滞在していたランカウイでも、旧正月で観光にきた人の中に感染者がいたということで、一斉にマスクがつけられ始めたような時でした。
でも、その頃はなぜか根拠なく
とも思っていた時で(実際話したマレーシア人もそういう認識の人多かった)、私などは密の少ないサムイ島にもう30日延長して4月に東京に帰る方がいいんじゃないかと迷ったほど。
実際そんなことしてたら、飛行機がどんどん運休してるのにビザがあるわけでもないから不法滞在者になりかねなかった!(入国法は大概柔軟じゃないですから、事情が事情でも駄目なものは駄目になっちゃうことが多いです)
ともあれ、今回は3月の羽田行きで6月末にクアラルンプールに戻る往復を買い、宮古行きではなく
にしたんです。
その時は5月はもう終息してて、宮古に行けるし夏にまた東南アジアをクアラルンプールからどう回ろうか♬なんて考えていた…
しかし、
と相成り、
5月の宮古行きを10月に、6月末のクアラルンプール戻りを11月末に延期したのです。
これは、
という意図でした。
その時はGo to トラベルとか、全然出てきてない時だったので、
に過ぎないです。ちょっと「9月のほうがいいかな〜」ともよぎったんですけど、2019年は9月だったので、10月はどんな感じなのかなと興味もあって。
で、そもそも
であり(そもそもそこをいくら分になるか、と切り離せないでしょうし)、今回私がGo toの恩恵に預かれるところといえば
ということになります。
もちろんホテルは安くなってて有難い!…けど、やっぱり都民は少し不利になった今回の予約(楽天トラベル)
もうすっかりステイホームに慣れ、旅行に出ない日々に慣れてた私ですが、10月に延期していた宮古のことはいつも気にしてました。
何しろ
に入ってましたので、もうやっぱりキャンセルになるかな…と思ってたんですね。
宮古島でコロナにより亡くなられた方も出たということで、島民の方もナーバスになられてるかもしれない。
ちなみに一番発生している東京都の住民とはいえ、ステイホームしてるので危険ではないという自覚なのですけど、
という自分や他人の感覚を何年も見てきたので、地方の方からすると東京から来た人は全て危険な感染源に見えるのも自然なことだなと思うんです。
話はそれましたが、そんな風にもうキャンセルになるかな…と思ってたところ
となり、
じゃあまた状況が一変しない限り、行けるという方向でホテル予約しようということで
だったんですよ。
この時点では東京都民もいつ対象になるのかは定まってなく、憶測で「そろそろじゃ?」という感じになっていて、
と思い、
楽天スーパーセールで安くなってた某ホテルを予約したんですね。
神奈川県民の友人を誘ったところ、友人のANA付きパックが激安だった
とりあえず、ここ数年、すっかり私の旅の相棒と化してる友人に声をかけてみました。
彼女は勤務先は都内ですが神奈川県民。9月10日の時点でもGo toで予約できます。
既に航空券の用意がある私と違い、友人は航空券とホテルがパックになったのを探すことに。
ちなみに私が9月10日にした予約で
ホテル宿泊料だけで44,880円なんですが、
うわ〜
私の住んでるところ、ちょっと行ったら神奈川県川崎市なのに〜
と、なんか多摩川という大きな壁ならぬ境界を感じた瞬間でした…
都民もGo to対象と発表されたけど、楽天トラベルは予約取り直し!そしてスーパーセールは終わっていた…
上記の予約をしてから数日後、東京都民も対象という発表がありました。
予約サイトによっては、既に予約していた分を適用にする手続きができるようにもなってるのですが(一休.comとか)、
だったんですよ!
そしたら
キャンペーン適用前の価格が53,740円と
8,860円も高くなってる!
まあ、スーパーセールが終わってるので仕方ないのですけどね…
まあ、それでもGo to前の44,880円に比べて、33,631円(私はここから楽天ポイント1500円分使ってます)と11,000円以上安くなるわけですから、十分恩恵に預かってると言えるのですが…
ただ、この後もどんどん高くなっていて、
スーパーセール関係なく、都民への適用が決まってから全体に高くなってる!
という感じです。
という気がします。
Go toに併用できる「都民の都内旅行」への補助金?
*ここは随時加筆や修正します。
さて、9月24日には小池都知事が、
と発表しました。

ただし、これは都民のGo toが解禁になる10月1日からではなく、
ということで、しかも詳細は発表されてません。
ことを考えると、どうなるんでしょうかね。
ホテルを個人予約しても適用されない、ということですが、
それとも
まだわからないという感じです。
10月14日追記:9日に追加発表がありました!
予約開始日 | 10月23日より |
対象となる旅行日程 | 10月24日から2021年3月31日までに完了する旅行 |
助成額 | 旅行業者などが取り扱う宿泊を伴う旅行と、国のGo To トラベルキャンペーンに登録した宿泊事業者が直接販売を行う宿泊では1泊5,000円 旅行業者などが取り扱う日帰り旅行では1回2,500円 |
備考 | 助成対象となるのは、Go To トラベルキャンペーンと併用する場合、宿泊を伴う旅行と宿泊のみでは9,000円以上、日帰り旅行では4,500円以上。Go To トラベルキャンペーンと併用しない場合、宿泊を伴う旅行と宿泊のみは6,000円以上、日帰り旅行では3,000円以上の旅行。 |
都民の都内旅行…?
日本地図を見ればわかりますが、東京都って大きくないです。
47都道府県の中で面積は45位。(46位は大阪府で47位が香川県)
旅行って言ってもねえ…
と思ってしまいますが、そうは言っても、
あ、23区って言ってもピンキリで、私の住んでるところは超庶民的なところなので、気取ってるわけではないですよ…(逆に吉祥寺とか若者が多い活気を感じるし、国立市とか高級な感じします)
単に距離の問題です(笑)
学生の頃は途中からそっちの方まで通うことがあったんですが、とにかく遠いイメージ。単に新宿などを経由しなきゃいけないので遠くなっちゃってるんですけどね。
奥多摩とか高尾山とか、あのあたりまで行くとなれば旅行感は出てきます。
まあ、一番旅行感出るといえば島しょ部になると思うのですが10月下旬となると、シーズンオフになってるのと、羽田から飛行機でてる八丈島はともかく、
イメージになるので、これは結構な大旅行になりますね(笑)
もし、ホテル予約サイトからのホテル宿泊なども対象になるなら、都心のホテル宿泊なども人気でしょうね。
ちなみに私の場合は
ので、母と二人で近辺のホテルに泊まろうとはしているのですが、10月上旬なので補助金はまだ出ないんですよねえ。
ただしGo toの適用料金なのと、都民限定プランで予約したので、お安いです。
ちなみにうちの母などは
そうです。昔、地方に住んでる伯母などが上京した際に一緒にはとバスツアーに参加して、思いの外楽しかったとか。
ってこと多いんですよね…
私も外国人が来日するにあたって、改めて浅草行ったり明治神宮行ったりすると楽しめて、「なんで今まで来なかったんだろう」と思いましたから。
神奈川県民の神奈川県内旅行はさらに魅力的
ちなみに神奈川県にも同様の補助金事業が始まるそうです。
神奈川県は東京都に比べるとかなり広いし、
というわけで、羨ましい。箱根ですよ箱根。
ただし横浜、鎌倉、箱根は他地域より補助額少なめになるみたいですね(上記リンク参照)
個人的に、そこまで積極的に活用し倒す気持ちにはならない
もちろん宮古で泊まるホテルも、父の病院の近くのホテルも、Go toの価格で泊まらせてもらうので有難いのですが、
ということを考えると
この状況で、一部の人が活用しまくることになりかねない、というのはいかがなものか?という気がします。
もちろん、冷え込んだ旅行業界にとってかなりの救済策なのだと思いますし、ホテルなどだけではなく、そこと取引している様々な業者もいるので、直接的な補償よりも消費者行動を活発化する方が効果があるのもわかります。
ただ、このコロナ禍で、本当に困窮している人がいる中、どんなに割引があって安く旅行できるといっても、それで旅行できる状態の人は本当に困窮してるわけではないと思うんですよね…
私は
と思います。
私は元々、ANAで一定の特典が受けられるSFCには興味があっても、ホテルの上級会員には特別な興味がない人間なのですが、
と思っています。
もちろん、ある程度なら良いとは思うんですよ。本当にリフレッシュのためにホテルステイを楽しんで、そこにポイントがつくの、結構なことだと思います。
でもね、予算も限られてます。それは税金です。
ステータスだけのためにGo toを活用しまくるのはどうでしょう、と言いたいですね。
まあ、何はともあれ、
そんな時代の再来を願うばかり!
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