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【海外で民泊ーAirbnb失敗(2)】最初の滞在先でハズレを引いてしまった私が、失敗しない見分け方を分析します!

前回は、私が初めて体験したパリでのAirbnb物件がなかなかのハズレだったという話でした。

失敗した!パリのAirbnb、ハズレ物件はこんな感じ。実体験を語ります!(1)
一般の住居を借りて滞在できる民泊。ホテルに住むよりずっとコストが抑えられて、ホテルでは味わえない「現地の暮らし」も疑似体験できるので人気も高まっていますが、やはりそこにはデメリットもあり、当たり外れも大きいです。今回は私が初めて経験したパリのAirbnb物件がどれだけハズレだったか、実態を語ります!

今回は、そんな私の失敗を踏まえて、特にパリなどヨーロッパ都市でどうしたらAirbnbでハズレを引いてしまわないか、注意すべきポイントを書いていきたいと思います!

 

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そもそも何故、そんな物件選んだのか?レビューは読まなかったの?

実は、その物件は今見ると156件のレビューがあり、星は5つ中、4.2くらいです。Airbnb初心者の私はホテルのレビューのような感覚でそれを鵜呑みにしてしまいました(涙)

ホテルだと、TripadvisorやExpediaなど、予約サイトなどでのレビューを読むことができますよね。

Airbnbの場合、レビューはAirbnbのレビューでしかないんですよ。これはなかなか利用者がネガティブな情報をあけすけに書けないシステムなんです。

なぜAirbnb内のレビューは利用客がネガティブな意見を書きにくいのか?

これは、私がいざ書く段になって初めてわかったことですが、公開レビューより前にAirbnbに対しての評価をして、またオーナーだけに伝える点を書くとかから始まるんですよ。

チェックアウトするとAirbnbの方からレビューを書くように促されますが、やんわりと「不満だった点はオーナーに伝えるようにし、公開レビューの方は正直に書くものだが、そんなに不満を公開すべきでない」的な指示があります。

もちろん、その通りにしなくてもいいのですが、相手もこちらを評価してくるというシステムが、攻撃的なことを書きにくくさせてると思います。

私も今後の計画にと色んな都市の物件を読むのですけど、ネガティブなレビューにオーナーが反論の返信してるやり取りとかよくあります(笑)

私は実際は特にオーナーの父親と称する人物がいきなり鍵を開けて入ってきたことについてはAirbnbには文句言いまくり、本人に伝えるところでは少しトーンダウンした意見を書き、公開レビューは日本語で書きましたが、遠回しな書き方になりました。日本人の方には感じ取っていただけることを願いつつ…(機械翻訳しても向こうにはわからないと思います、笑)

 

というか、明らかにフェイクレビューを仕込んでますね?!

これは私の憶測の域を出ませんが…まあ確実だと思っています。

明らかにおかしいんですよ(笑)みんな長々とベタ褒めだし、トイレが部屋の外にある(専用だけど、共用スペースに出なきゃいけない)ことについても「問題ない」って強調してたり。

そしてXX(オーナーの名前)はすごく親切でナイスだった、と書いてる人が多いんですけど、私の滞在中、メールで質問したらメールで返ってくるだけでしたよね。

私の時だけたまたまパリにいなかったんでしょうか?

それにしても、立会いなく「鍵束の隠し場所」を写真付きで解説してるマニュアルが私のためだけに作られたとは思えない出来栄えで、前々から使われてるような感じなのですが、

どう考えても「すごく親切でナイス」なんて書きようがないように思えるんですけどね…

Airbnbでフェイクレビューは可能か。

システム的には、Airbnbを通して契約成立し、手数料含む宿泊料を支払った人だけがチェックアウト以後にレビューできるシステムになっています。

なので、そんなのはできないはずなのですが…

実はこちらでも書きましたが

【Airbnb(民泊)でお得にフランス旅行】フランスで3軒体験した私がAirBnbをオススメする理由とデメリット
今年、6月半ばから8月末の約2ヶ月半、フランスに滞在していましたが、その滞在先はAirbnbで手配しました。 今回は、そんな風に少し長めの滞在を「暮らすように」してみたい方や、短期だけどホテルより格安かつ快適な滞在をしたい、という方に、Airbnbがオススメできる理由や、同時に存在するデメリットなどを私の経験からお伝えしたいと思います!

その人は私が予約をリクエストした後に、「Airbnbを介さないで直接契約しないか。150€安くするよ!」って提案してきたんですね。

で、実は元パートナーが宿泊料を出してくれてたので相談したところ、ダメ!そんなリスク高いこと!と却下されたので、普通に断りました。すると、

「心配する必要はないよ、自分はAirbnbを何年も使ってるけど、レビュー見たらわかるだろ?」的な返事がきました。

今思えば、この時点でやめとけば良かった(悔)。まあそれは後述するとして、

もし私が直接契約してたら、Airbnbにレビューは残せなかったんですよね。

おかしいと思いませんか?彼はいつもあの手口を使ってると思います。

それなのに、何故そんなにたくさんの、好意的なレビューに溢れているのか?

私はこう推測してますが、おそらくAirbnb上でサクラと契約と支払い手続き(事前にその宿泊料+サクラ料を支払って)を行いつつも、Airbnb上はそのサクラが泊まってることになっている期間に「直接契約した実際の宿泊者」が別にいるんではないでしょうか?

実際にフェイクレビューの売り買いのビジネスが存在しているようです。

で、実際の宿泊者には声がないわけです。

そうじゃないと、あの絶賛オンパレードのレビューはありえない!と私は思うんですよ。

 

これがハズレ物件のサインだった!(特にヨーロッパ)

じゃあ、どうやって本当の優良物件とフェイクレビューを仕込んでるようなハズレ物件を見分けるのか、これが今回の主題です。この失敗経験を元に、

そもそも、直接契約を持ちかけてくるようならキャンセルする

今考えても、何で直接契約は断りつつも、Airbnb上での契約を続行したのかは謎です。ただ元相方が「直接契約なんてダメ!」と言った後に「やめたほうがいいかな」と問うと「いや、別にAirbnbでやるならいいんじゃない」と言ったのが大きいです(人のせい、笑)

フランス人のこと、フランスのことについてフランス人の彼の判断に依存しすぎてたんですね…

あとは1ヶ月前に探してたのですが、6月って結構西洋社会の夏休み期なので、パリで語学学校に通いたいヨーロピアンや北米人などがパリのAirbnb物件に押し寄せてて、もう立地と予算の関係で残ってなかったというのがありますね。

そんな焦りのために、契約を続行してしまいました。あとこちら側からキャンセルすると手数料が若干発生するというのもあったかも。

今思うと、Airbnbに報告しつつキャンセルすべきだったと切に思いますね!

とりあえず人気都市の物件は早めに探しておくと、怪しい点があったらキャンセルする心理的な余裕も持てるでしょう。

写真のチェックポイントはここ!

Airbnb上の写真と実物のギャップについては…

いやー、光ってすごいね!

の一言です…アラフォーの私の顔も強烈な光で飛ばせば写真の被写体としてどうにかなるように、パリの旧式アパルトマンも光があるのとないのとで全く違いました…

ただの旧式のままの室内が、何だか「レトロとポップの融合でいい味出してる」風味になっているのですから!

 こちらは件の部屋で撮影した写真。うーん、これじゃ雰囲気は伝わらないですね。

トイレの写真は重要

そこのトイレが専用とはいえ、共用廊下に位置することは既に書きましたが、Airbnbの説明では「玄関ドアから1mもない!個室で鍵をかけるから他人が使うことはないし、とても清潔だ」とめちゃめちゃ強調してありましたが、写真は掲載してませんでした

実際、物置みたいなところにトイレが置かれてるみたいな感じでした…very cleanって何が?

まあ、衛生的に汚そうで座れないとかそういうわけじゃありませんでしたが、みすぼらしいトイレ室内だったことは否めません。

あのトイレだけはどういう角度で撮っても、どんなに光を入れても、誤魔化しがきかなかったのだと思います(笑)

とりあえずトイレの写真は部屋の質を見極めるのにかなり重要な要素だと思います。掲載してないのは怪しいです。

シャワーブースはガラス戸の仕切りが望ましい

今時はバスタブがついてなくてシャワーブースだけの物件が多いと思います。

私が滞在した3軒ともそうでした。ただ、1軒目は旧式でボロで水圧は弱く、シャワー浴びてると足元に水が溜まる、2軒目3軒目は現代風で水圧も十分、清潔感がありました。

そして1軒目はシャワーカーテン、2軒目はガラス戸のシャワーブースで、ガラスの引き戸を開けて入るタイプ、3軒目は広いバスルームで洗面台との間にガラスの仕切りがあるタイプでした。

例外もあるとは思いますが、新しいシャワーブースのところはシャワーカーテンではないケースが多いと思います。

もちろん古いから絶対ダメというわけではないですが、ハズレの確率は高まると思います。

1軒目はシャワーの写真は載せていましたが、カーテンを取り払い、角度をつけて悪くないように写していました(笑)

言えるのは、ガラス戸やガラスの仕切りの方が無難、と言えます。

キッチンも旧式か新しいかを見極められるポイント

キッチンの調理器は大きく分けて3タイプあると思います。

昔ながらの電気コンロ、ガスコンロ、IH式です。実は4月まで暮らしていた元パートナーの家(家族向けのアパルトマン)も電気コンロでした。

これはコツを覚えれば余熱を計算して早めにスイッチを切れるので、別の部屋に行ってしまっても安心という利点があり(笑)、結構馴染んでたので抵抗なかったんですが、2〜3軒目がIHだったことを考えると、やっぱり電気コンロだと全体が旧式という図式は成り立つと思います…

旧式の設備は絶対良くないか?

これは人によるかなあ、と思います。東京にフルーツタルトが美味しいお店があって、そこはインテリアが何もかも昔ながらのフランスの設備を意識していて(それも田舎風?)、ラジエーターなんかもわざとボロに見えるようペイントしてる感じでした(笑)

そういう感じが敢えて好きな方はそんなにこだわらなくてもいいと思いますし、男性でもバックパッカーで貧乏旅行を渡り歩いてきた!って方はあまり気にならないでしょう。

でも、パリのボロってガチのボロです(笑)

それも楽しめる!って方はいいと思います。

ただ、Airbnbを経営するに当たって、最新式の設備を提供するオーナーと、ボロい部屋をプロの写真で光と角度で誤魔化すオーナーと…やっぱり2軒目、3軒目のオーナーは大変誠実ですごく親切だったという現実はありました。

 

レビューはここに気をつけて!フェイクレビューを買ってそうなところは避けよう

 

最後に、これです。

私が気づいた、1軒目のレビューの今見返してみると怪しい点を書きますね。

手放しで褒めすぎ

もちろん特に英語圏の人などは気に入れば褒めまくる傾向がありますから、本当に良い物件とオーナーということもあります。

1軒目のレビューはほとんどがフランス語か英語でしたが…ちょっとおかしな文にはなりますが、Airbnbには翻訳機能がついてますから、いずれも読むのも苦痛という方は日本語にして読んでみてください。雰囲気は伝わると思うのですが、英語がわかる方は、フランス語も英語に直した方がより近くなります。

フランス人(別のフランス語圏からかもしれませんが)がそこまで全面的に褒めまくっていたら、1人2人ならともかく、ほぼ全てがそんな調子なら疑った方が良さそうです。

フランス人がそんなに褒めるなんて…怪しい(笑)

 

パリの物件なのに英語のレビューが多すぎる

もちろん、パリはUKからもアメリカからも沢山の観光客が来ます。ですが、いくらなんでも100件以上もあるレビューの8割が英語ってのは変です。

もちろん30件以下のレビュー数ならおかしくないですが(英語のレビューが英語圏の人を呼ぶことは多いだろうから)。

でも100件もレビューがあるなら、フランス語はもちろん、お隣ドイツとかからも多いのでドイツ語とか、他のヨーロッパ言語もあったりして、英語のレビューは英語圏ではない人が敢えて英語で書いてるのも含めて(私も時々そうします)6割以下が妥当だと思います。

そして英語が読める方はその多いレビューをページを繰り越して何十件かまとめて読んでみてください。

何だか似たような文章、そしてフレーズが目についたら要注意だと思います。

例の物件のレビューを改めて読んで、やたらに目についたのは、super cleanでした…

super cleanって何が?

私が思うに、おそらくAirbnbってアメリカ生まれのサービスなので、レビュー屋の方も発達してるんじゃないでしょうかね…

紛れ込んでいる英語、フランス語以外のレビューを翻訳して読んでみる

私はこれを怠っていたと思います。上に書いたように、とにかくアメリカンなノリの英語レビューが多く、時々見るフランス語も良さげだったので、信じてしまいました。

が、後々になってポルトガル語のレビューを英語に機械翻訳して読んでみると、清潔度に疑問を呈していて、もう利用することはないと書いているレビューがありました。

もちろんぬかりなくいろんな言語のポジティブなレビューを用意しているのでしょうけど、中には実際の宿泊者のレビューが入っていて、それは英語、フランス語以外の言語の方が見つけやすいかもしれません。

また、英語でも遡って色々読んでいると中には「チェックインがあまりにも複雑だったし、鍵が難しすぎた。彼の父親は英語が話せないので電話しても問題解決に至るのに非常に難儀した」とかなり苦言を呈しているのもありました。

語学がお好きでない方は大変かもしれませんが、機械翻訳を使っても、レビューは読み込んでみてください。

 

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こんなハズレ物件の実態を語った後になんですが(笑)次の2軒、特に南仏で滞在したところはすごく良かったです!

入会して、最初の宿泊先の支払いから3,700円分が割引されます(支払いが8,000円以上の場合)。

紹介者となる私も、あなた様が最初の旅行を終えられてから1,900円のクーポンがつくという、win-winの条件ですので、もしよろしければ、こちらからご入会ください。
(ちなみにクーポンを取得されても、私の方には下のお名前だけ通知されますが、プロフィールへのリンクなどはされてないので、どんな方が取得されたかなどはわからないようになってます、ご安心ください。私のようにアルファベット登録されてる方もいらっしゃいますので、より匿名度が高まるかと)

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マダムSFC改め、水野珠子と名乗ります。本名じゃなくてペンネームです(みずたまと略したい)。
イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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