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【実録!ホテル療養】8泊の経験、スケジュール、部屋の様子…詳細レポ:東京都

さて、前回は体調を悪くして検査を受け、まさかの陽性反応、そしてホテル療養を決めたところまでを書きました。

【実録!新型コロナ療養】オミクロン陽性でホテルステイ(?)、陽性から申し込みまで:東京都
かなり気をつけてたし、全然人との接触してない方なのに、かかってしまった新型コロナ(オミクロン)。そしてホテル療養8泊してきました。今回は具合が悪くなって検査に至るまでと、陽性者として登録され、ホテル療養か自宅療養の選択肢の中、ホテルを選んで申し込み、決まったところまでを書きます。

今回は実際の療養生活について、つぶさに書いていきたいと思います。

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ホテル療養を選ぶ?選ばない?メリットとデメリット

これは前回の記事でも書いたことなのですが、高齢の両親への家庭内感染を防ぐためでした。

陽性がわかると、基本的には自宅療養前提で色々連絡が来ます。でも検査をしてくれたクリニックの看護師さんが「宿泊療養は考えてないですか?」って電話口で聞いてくださいまして、その時点では38.7度の熱もあってしんどく、ちょっと考えられなかったのですが、解熱剤で落ち着いてから家の中で親との接触を避けるのも、それはそれで面倒に感じたのでいっそ、と思って申し込みました。

ただ、

ホテル療養は別に入院ではない(軽症者が対象)

ので、家庭内感染という問題がないのであれば、自宅療養でも良いのではないかと思います。

陽性判定から10日間は外出禁止

となるので、食事の確保などが心配でお弁当が出るホテル療養を選びたいかもしれませんが、

自宅療養を選んでも都から無料で大量の食品や水、飲料が届く

ので、その心配の解消という点では同じではないかなと思います。お弁当とレトルトを中心とした食品、という違いはありますが、ホテル療養で出るお弁当も病院食ってわけではないので特別健康的というわけではありません。

また、

ホテル療養中はUber Eatsなどのデリバリーはもちろん、ネットスーパーなどの利用もできない

んですね。自宅療養であれば、置き配にすれば可能ではないでしょうか。

ですからホテル療養中は1日3回のお弁当と自分で入所時に持ち込んだものだけになります。お弁当は1人1個までと張り紙があります。私の場合は、むしろ1日3回のお弁当が多すぎと感じたので(そこそこ弱ってました)2回だけの日が多かったのですが、大柄な若い男性は大丈夫かな〜足りてるかな〜、事前に私いりません、みたいな意思表示をして、昔の給食みたいに「余った分、ご自由に」って分けられたらいいのに…と思っていました。

まあ、足りない人は事務局にリクエストすると補助食がもらえるみたいですが。

その点、自宅療養だと大きな段ボールいっぱいの食糧と、水やポカリスウェットやトマトジュースなども沢山届くようですし、自分で足りなければ自由にネットスーパーを利用できるので良いのではないでしょうか。

専用ハイヤーでホテルに向かう

療養先のホテルが決まってから、しばらくして何時に入所、というのが決定します。

それに合わせて自宅まで専用の車が迎えにきてくれますが、事前に運転手さんから確認の電話がありました。その時に目印などを話しておいて、ほぼ時間通りに到着するとまた電話がありますので、その時になって玄関のドアを開けて乗り込む感じです。

運転席と、私が座っている後部座席とは、しっかりビニールシートで縁も鋲で打たれてガードされてました。

もちろん余計な会話はしませんが、自分が絶賛陽性中なので、それでもなるべく咳が出ないようにと気を遣ってしまいます。(あの隙間からもいくんじゃないかと思うくらい、オミクロンの感染力はやばい…)

しかしホテルに着くと、まだ入所まで時間があるということで、駐車場に入って20分以上待機になってました。

私だけではなく、入った時には既に1台が待機状態で、その後また3台やってきて待つという感じでした。

おそらく、このアパホテル品川 泉岳寺駅前の場合、13:45分が入所時間になっていたので、40分くらいにならないと入れないようになっていたかと思います。

時間が来ると、着た順に車が玄関の方に行くという感じでした。

降車後は封筒を持って真っ直ぐ自分の部屋へ

車が玄関に進むと、運転手さんが係の人に私の名前を言って、係の人が名簿からチェックしていました。

そして降車すると、スタッフの方が3人くらい壁沿いに立っていて(車を挟んでいるので私との距離が保たれている)

中に進んで自分の名前の書かれた封筒を取り、カードキーでエレベーターからお部屋にお進みください

というようなことを言われました。

そして玄関に入ると、なるほど私の名前が書かれた封筒がわかりやすく他の封筒と並んでいて、名前の下には部屋番号も書かれてありました。

封筒の中身は

カードキー、血中酸素メーター、ボールペン、案内書

でした。

アパホテル品川 泉岳寺駅前の場合は1階からエレベーターを使う場合、カードキーをかざす必要があります。

そのまま自分の部屋がある階まで上がります。吹き抜け式ですが、外の光が廊下に入ってくる構造じゃない感じ。特定時間以外は部屋から出てはいけないので、人の気配を感じず、シーンとしています。

入室後、事務局や看護師さんからの電話。以後電話にて管理される日々となる

入室して、コートを脱いだり手を洗ったりなどしていると

プルルルルル!

と内線電話が。取ると事務局の人で、色々な注意を受けました。

ドアはオートロックだけれど内鍵をかけない(万一倒れた場合などに救出の妨げにならないように)
朝食/昼食/夕食の受け取り時間以外に部屋から出てはいけない
ただ、今回は同じフロアの部屋に用意されている血圧計で測ってきてほしい。人がいる場合は入室せずまた部屋に戻ってきてほしい

などなど。

それからしばらくすると、またも、

プルルルルル!

と看護師さんからの電話で、この時は初回は症状が出た経緯などを話したと思います。それから、

LAVITAというサイトに登録して、これから1日3回、血中酸素と体温を入力していく

ことになることを説明され、まず登録するように言われました。確か、もらった案内用紙の中にQRコードがあり、それを読み込むとアクセスできるようになっていました。

ちなみに最初の看護師さんが「アプリ」という言い方をしてたので、アプリもあるのかと探してしまいましたが、単なるサイトです。もちろんPCからもアクセスできるので、PC持ってる人はそっちからいっても入力しやすいかもしれないですね。

以降、この看護師さんからの電話は

朝(7時)と夕方16時、また夜の20時のLAVITA入力後にかかってくる

ようになります。(ただし20時後はまちまちだったかも?)

室内の様子(アパホテル 品川泉岳寺)

東京都でも様々なホテルが一棟貸しで利用されているようなので、これは文字通り「ガチャ」なんだと思いますが、私はアパホテル品川 泉岳寺駅前が割り当てられました。

ベッドは広く、

机も横に広くて機能的でした。

一つだけ、療養中に提出する仕事があったので、体調が安定してから結構ここでmacbook使ってましたが、問題なく、むしろ家と違って横の電気ケトルですぐお湯を沸かしてお茶を淹れられるので、仕事に集中した1日は効率良く過ごせたかも…

そしてテレビが大きかったのも印象的でした。私の家には42インチのテレビがあるのですが、それよりも一回りは大きかったです。

私も自室でこういう構成にしてるのですが、そのテレビは34インチで、昔のベゼルが広いタイプなので、この大きさのテレビは贅沢な感じがして嬉しかったですね。
あと、VODが無料になってた。スパイダーマンとか。

トイレバスは写すの忘れましたが、よくあるビジネスホテルのユニットバスです。

アメニティは歯ブラシ、シャワーキャップ、ヘアゴム、コットン綿棒セット、ヘアブラシ、などが用意されてました。

ちなみにバスタオルは持ち物に入っていたので、一応持ってきたのですが、1枚だけ使い捨てタオルのようなものが袋に入って用意されていました。

使ってみたところ、タオルのような肌触りではなく、使い捨ておしぼりが乾いてバスタオル大になったような感じかな😅

冷蔵庫もありました。

私は持参したミニトマトとかアボカド、チョコレートを入れたり、たまにお弁当の代わりに飲むゼリーを希望してもらったりしてたので、重宝しました。ちなみにアボカドは普段は冷蔵庫に入れないけど、ほぼ熟したのを持ってきたので長持ちさせるために。

まあ、便利に使わせてもらいましたが、ちょっと好奇心で備え付けの本や雑誌を読んだところ、こちらの経営の方と思想は合わないかも…

 

まあとっても機能的だし、テレビも大きいし、何しろ無料で使わせてもらってるので(もちろん都がアパさんにお支払いしてるんですが)文句は言えませんが

 

結構乾燥する

 

ちなみにここはベッドの横で自分でエアコンのスイッチ入れるようになってました。食事受け取りで部屋を出る際に切れるので、戻ってきて気づいたら寒い、ということもあります(笑)

で、エアコンをつけてるとめちゃくちゃ乾燥します。一応持ってきたダイソーの加湿器フル稼働でした。

あと、

窓から一切外が見られない!
窓はすりガラスと言えばいいのかな?あの、いわゆる光のみ通すやつです。これは部屋によるのかもしれませんね〜。

そして、これは安全対策だと思いますが、換気のためにほんの少し開けられるくらいです。

その隙間から無理やり外を見てみると、隣のビルの壁が見えました。壁だけで窓はなかったような気がする…それならこちら側の窓をすりガラスにしなくてもいいんじゃないかな〜と思ったんですけどね。

正直言って、8泊部屋に閉じこもり状態で、この窓はちょっと辛かったです。隣の壁でいいから、外が見えるかどうかって結構重要なんですよね。

1泊だけとか、外出してて寝るだけの場所としては問題ないと思いますが。

6階だったのですが、上の方の階とか、部屋のタイプによっては違うかもしれませんね。

次回は、お弁当レポと、私が持ち込んだもの、持ち込めば良かったと思ったものなど、8泊の療養生活の実態や感想とともにまとめたいと思います!

前回の記事は

【実録!新型コロナ療養】オミクロン陽性でホテルステイ(?)、陽性から申し込みまで:東京都
かなり気をつけてたし、全然人との接触してない方なのに、かかってしまった新型コロナ(オミクロン)。そしてホテル療養8泊してきました。今回は具合が悪くなって検査に至るまでと、陽性者として登録され、ホテル療養か自宅療養の選択肢の中、ホテルを選んで申し込み、決まったところまでを書きます。
【実録!新型コロナのホテル療養:お弁当編1】朝昼夕のお弁当は意外と豪華?!受け取りやレンジ事情なども:東京都
オミクロン陽性から決めたホテル療養。今回は全然期待してなかった支給のお弁当が実は結構美味しかった、というレポです(1〜4日目)。複数のケータリング、仕出し屋さんが使われていて飽きませんでした。また、食事受け取りのスケジュールやシステム、電子レンジ事情なども。
【実録!新型コロナのホテル療養:お弁当編2】美味しいお弁当も結構あるけど偏りは?持ち込んだものなど大公開:東京都
新型コロナに感染し、宿泊療養としてアパホテル品川泉岳寺に8泊してきたレポートシリーズもいよいよ4回目、これで最後にします。今回は5日目から退所日の朝までのお弁当と、私が持ち込んだものなどをご紹介しつつ、「持ち込めば良かったなー」と後悔したものなどをまとめています!

ところで私はこのようなkindle本を出してます。スマホやタブレットのkindleアプリですぐ読めますので療養中の暇つぶしに是非とも!

ホテル療養(オミクロン陽性)
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「フランス人の面の皮は分厚い〜日本人が学びたい個人主義という自由〜」
マダムSFC改め、水野珠子と名乗ります。本名じゃなくてペンネームです(みずたまと略したい)。
イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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