さて、前回は体調を悪くして検査を受け、まさかの陽性反応、そしてホテル療養を決めたところまでを書きました。

今回は実際の療養生活について、つぶさに書いていきたいと思います。
ホテル療養を選ぶ?選ばない?メリットとデメリット
これは前回の記事でも書いたことなのですが、高齢の両親への家庭内感染を防ぐためでした。
陽性がわかると、基本的には自宅療養前提で色々連絡が来ます。でも検査をしてくれたクリニックの看護師さんが「宿泊療養は考えてないですか?」って電話口で聞いてくださいまして、その時点では38.7度の熱もあってしんどく、ちょっと考えられなかったのですが、解熱剤で落ち着いてから家の中で親との接触を避けるのも、それはそれで面倒に感じたのでいっそ、と思って申し込みました。
ただ、
ので、家庭内感染という問題がないのであれば、自宅療養でも良いのではないかと思います。
となるので、食事の確保などが心配でお弁当が出るホテル療養を選びたいかもしれませんが、
ので、その心配の解消という点では同じではないかなと思います。お弁当とレトルトを中心とした食品、という違いはありますが、ホテル療養で出るお弁当も病院食ってわけではないので特別健康的というわけではありません。
また、
んですね。自宅療養であれば、置き配にすれば可能ではないでしょうか。
ですからホテル療養中は1日3回のお弁当と自分で入所時に持ち込んだものだけになります。お弁当は1人1個までと張り紙があります。私の場合は、むしろ1日3回のお弁当が多すぎと感じたので(そこそこ弱ってました)2回だけの日が多かったのですが、大柄な若い男性は大丈夫かな〜足りてるかな〜、事前に私いりません、みたいな意思表示をして、昔の給食みたいに「余った分、ご自由に」って分けられたらいいのに…と思っていました。
まあ、足りない人は事務局にリクエストすると補助食がもらえるみたいですが。
その点、自宅療養だと大きな段ボールいっぱいの食糧と、水やポカリスウェットやトマトジュースなども沢山届くようですし、自分で足りなければ自由にネットスーパーを利用できるので良いのではないでしょうか。
専用ハイヤーでホテルに向かう
療養先のホテルが決まってから、しばらくして何時に入所、というのが決定します。
それに合わせて自宅まで専用の車が迎えにきてくれますが、事前に運転手さんから確認の電話がありました。その時に目印などを話しておいて、ほぼ時間通りに到着するとまた電話がありますので、その時になって玄関のドアを開けて乗り込む感じです。
運転席と、私が座っている後部座席とは、しっかりビニールシートで縁も鋲で打たれてガードされてました。
もちろん余計な会話はしませんが、自分が絶賛陽性中なので、それでもなるべく咳が出ないようにと気を遣ってしまいます。(あの隙間からもいくんじゃないかと思うくらい、オミクロンの感染力はやばい…)
しかしホテルに着くと、まだ入所まで時間があるということで、駐車場に入って20分以上待機になってました。
私だけではなく、入った時には既に1台が待機状態で、その後また3台やってきて待つという感じでした。
おそらく、このアパホテル品川 泉岳寺駅前の場合、13:45分が入所時間になっていたので、40分くらいにならないと入れないようになっていたかと思います。
時間が来ると、着た順に車が玄関の方に行くという感じでした。
降車後は封筒を持って真っ直ぐ自分の部屋へ
車が玄関に進むと、運転手さんが係の人に私の名前を言って、係の人が名簿からチェックしていました。
そして降車すると、スタッフの方が3人くらい壁沿いに立っていて(車を挟んでいるので私との距離が保たれている)
というようなことを言われました。
そして玄関に入ると、なるほど私の名前が書かれた封筒がわかりやすく他の封筒と並んでいて、名前の下には部屋番号も書かれてありました。
封筒の中身は
でした。
アパホテル品川 泉岳寺駅前の場合は1階からエレベーターを使う場合、カードキーをかざす必要があります。
そのまま自分の部屋がある階まで上がります。吹き抜け式ですが、外の光が廊下に入ってくる構造じゃない感じ。特定時間以外は部屋から出てはいけないので、人の気配を感じず、シーンとしています。
入室後、事務局や看護師さんからの電話。以後電話にて管理される日々となる
入室して、コートを脱いだり手を洗ったりなどしていると
プルルルルル!
と内線電話が。取ると事務局の人で、色々な注意を受けました。
などなど。
それからしばらくすると、またも、
プルルルルル!
と看護師さんからの電話で、この時は初回は症状が出た経緯などを話したと思います。それから、
ことになることを説明され、まず登録するように言われました。確か、もらった案内用紙の中にQRコードがあり、それを読み込むとアクセスできるようになっていました。
ちなみに最初の看護師さんが「アプリ」という言い方をしてたので、アプリもあるのかと探してしまいましたが、単なるサイトです。もちろんPCからもアクセスできるので、PC持ってる人はそっちからいっても入力しやすいかもしれないですね。
以降、この看護師さんからの電話は
ようになります。(ただし20時後はまちまちだったかも?)
室内の様子(アパホテル 品川泉岳寺)
東京都でも様々なホテルが一棟貸しで利用されているようなので、これは文字通り「ガチャ」なんだと思いますが、私はアパホテル品川 泉岳寺駅前が割り当てられました。
ベッドは広く、
机も横に広くて機能的でした。
一つだけ、療養中に提出する仕事があったので、体調が安定してから結構ここでmacbook使ってましたが、問題なく、むしろ家と違って横の電気ケトルですぐお湯を沸かしてお茶を淹れられるので、仕事に集中した1日は効率良く過ごせたかも…
そしてテレビが大きかったのも印象的でした。私の家には42インチのテレビがあるのですが、それよりも一回りは大きかったです。
私も自室でこういう構成にしてるのですが、そのテレビは34インチで、昔のベゼルが広いタイプなので、この大きさのテレビは贅沢な感じがして嬉しかったですね。
あと、VODが無料になってた。スパイダーマンとか。
トイレバスは写すの忘れましたが、よくあるビジネスホテルのユニットバスです。
アメニティは歯ブラシ、シャワーキャップ、ヘアゴム、コットン綿棒セット、ヘアブラシ、などが用意されてました。
ちなみにバスタオルは持ち物に入っていたので、一応持ってきたのですが、1枚だけ使い捨てタオルのようなものが袋に入って用意されていました。
使ってみたところ、タオルのような肌触りではなく、使い捨ておしぼりが乾いてバスタオル大になったような感じかな😅
冷蔵庫もありました。
私は持参したミニトマトとかアボカド、チョコレートを入れたり、たまにお弁当の代わりに飲むゼリーを希望してもらったりしてたので、重宝しました。ちなみにアボカドは普段は冷蔵庫に入れないけど、ほぼ熟したのを持ってきたので長持ちさせるために。
まあ、便利に使わせてもらいましたが、ちょっと好奇心で備え付けの本や雑誌を読んだところ、こちらの経営の方と思想は合わないかも…
まあとっても機能的だし、テレビも大きいし、何しろ無料で使わせてもらってるので(もちろん都がアパさんにお支払いしてるんですが)文句は言えませんが
ちなみにここはベッドの横で自分でエアコンのスイッチ入れるようになってました。食事受け取りで部屋を出る際に切れるので、戻ってきて気づいたら寒い、ということもあります(笑)
で、エアコンをつけてるとめちゃくちゃ乾燥します。一応持ってきたダイソーの加湿器フル稼働でした。
あと、
そして、これは安全対策だと思いますが、換気のためにほんの少し開けられるくらいです。
その隙間から無理やり外を見てみると、隣のビルの壁が見えました。壁だけで窓はなかったような気がする…それならこちら側の窓をすりガラスにしなくてもいいんじゃないかな〜と思ったんですけどね。
正直言って、8泊部屋に閉じこもり状態で、この窓はちょっと辛かったです。隣の壁でいいから、外が見えるかどうかって結構重要なんですよね。
1泊だけとか、外出してて寝るだけの場所としては問題ないと思いますが。
6階だったのですが、上の方の階とか、部屋のタイプによっては違うかもしれませんね。
次回は、お弁当レポと、私が持ち込んだもの、持ち込めば良かったと思ったものなど、8泊の療養生活の実態や感想とともにまとめたいと思います!
前回の記事は



ところで私はこのようなkindle本を出してます。スマホやタブレットのkindleアプリですぐ読めますので療養中の暇つぶしに是非とも!
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