2017年のSFC修行(私は全て観光や住んでいたパリからの一時帰国目的で乗っていたので、修行したとは全然思ってないんですが、便宜上そう呼びます)は、1月にパリから日本にプレエコで帰ったところから始まりました。
次の2回の一時帰国は国内ストップオーバー無料で石垣往復をつけてたのですが、この最初の1回はただのプレエコセールの時に早まって買っていたので、「もしかして少し足りないかも?」と思ってつけたのが四国行きでした。実際はなくても大丈夫だったんですが…

ともあれ、その時にしてた四国旅、以前は高松でのうどん巡りなどをご紹介しましたが、そろそろ松山の旅ログを綴りたいと思います。
アンパンマン列車(JR予讃線8000系)で松山へ
実は高松の後は、親戚のいる新居浜に行っていました。子供の頃に慣れ親しんだ新居浜では特に観光はしてなくて親戚とマッタリするだけにして、イトコに駅まで送られJR予讃線へ。
そしたらアンパンマン列車でした。
こちらの電車は岡山、高松から松山まで走ってるそうです。車内、撮ってないんですが、中もアンパンマンの内装でしたよ!お子さんいらっしゃる方で、この路線をお使いの方はぜひ利用されてはどうでしょうか。→アンパンマン列車時刻表
そして松山駅に着きまして、JRの駅舎から伊予鉄の環状線の乗り場へ。いわゆる路面電車ですね。 伊予鉄は均一料金らしくて、降りる時に運賃箱にお金を入れるシステム。都内のバスと同じようなシステム。2019年1月現在は大人160円、子供80円。安いですね。
ちなみにうまく時間が合えばこちらの写真のような「坊っちゃん電車」に乗れます。 →坊っちゃん電車の料金と時刻表はこちら
ちょっと料金高くなりますから、松山駅から道後温泉までとかできるだけ長い距離で乗りたいですね。私はちょっと合わなくて乗れませんでしたが、結構すれ違いました。やっぱりかなり魅力的で乗りたかったな〜。
松山城へはロープウェイで!天守への入場時間に一歩間に合わず!
実は、新居浜を午前中に出るつもりがイトコの家でマッタリし過ぎてしまい、松山に着いたのが14時過ぎでした。そこからのんびりと大街道駅から歩いてロープウェイ乗り場に来てみたら、天守が閉まる16時半の50分前、つまり15時40分までのロープウェイに乗らないとダメ、ということで数分過ぎてたために入れず!ちょっとのんびりし過ぎました。
このロープウェイや天守の時間帯は時期によって違うみたいなので、ご確認を!→松山城ロープウェイ情報
とりあえず、天守の中が見られないのは残念だけど、ロープウェイに乗って城内に向かいます。
松山と言えば、夏目漱石の「坊っちゃん」ということで、ロープウェイの添乗員のお姉さんはその時代を思わせる袴姿です。そしてアナウンスもその時代の方言が使われていて、情緒あります。
降りると小天守が見えてきました。
戸無門。
筒井門。松山城の堅牢さを守る、重要な門なのだとか。
城下を一望。
筒井門を抜けて裏から見たところ。
美しいですよね。日本のお城!という感じ。
このように、ぐるりと城内を門や城壁を見て回るだけでも、1時間近くかかって、天守も見ようと思うなら、結構時間かけた方がいいかも知れません。
ロープウェイの最終時間に乗るべく帰ってたら、こんないでたちの人たちがいたので、写真撮っていいですか?と聞いたら1人の方が槍を貸して下さって一緒に写真撮ってもらえました。
帰りには城下町で愛媛名物「鯛めし」を!
ロープウェイを降りて、大街道を歩きます。緩やかな坂になっています。
夕方5時過ぎ、ちょうど同じ1月だったので、薄暗くなってるところ。
夕飯には早いのですが、前夜いとこのうちで深夜まで起きて話し込んでたので、道後温泉に備えて早めに食べとこう、とお店を物色していたら、郷土料理 かどやというお店が目に入り、「そう言えば、愛媛の鯛めしって最近話題になってるけど、どんなのかな〜」ということで入ってみました。
中に入ってみると、落ち着いた居酒屋風な感じ。1人なのでカウンターに通されました。とりあえず日本酒…
私が注文したのは鯛めし御膳。ふくめんという魚のそぼろやじゃこ天、酢味噌和えの小鉢もついたセットです。
で、この鯛めしというのは鯛の刺身を生卵を割り入れた出汁につけて、それをご飯にかけて食べる、というもの。一般的な鯛めしとは大分違いますね。
ご飯も美味しいし、鯛も新鮮で舌触りが良く、この生卵と出汁とマッチしていて、美味しかったです。
ちなみにうちの両親は愛媛出身ですが、この鯛めしには全然馴染みがないそう。愛媛って結構広いんですよね。彼らの出身である新居浜は東予に属していて、この鯛めしは南予の宇和島からきてるので、文化が違うみたいですね。そういうわけで、子供の頃に愛媛でよく過ごしていた私にとっても初めての味でした。
帰りの伊予鉄。
松山のお土産に推したいのは、松山風「タルト」!
ところで、うちは愛媛のお土産といえば、いつもこれを配ってました。
このゆず風味のアンコをスポンジで巻いた、いわばロールケーキの和菓子版、といった感じなんですが、なぜかタルトというので、私の中でタルト=ロールケーキ的なイメージを結構な歳まで持っていたので、いわゆるフランス菓子のタルトはそういうタルト、って感じだったりします(笑)
で、うちはなぜか一六タルトでしたが、この旅で買った
六時屋も美味しかったです。
柚子って今やパリでも流行ってる味ですが、改めてこの松山のタルトは昔から柚子使ってるタルトでおしゃれだなーなんて思ってしまいました。
お茶菓子としてほんと最高です!
来週には道後温泉についてもレポします!
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