パリに住んでいた、というと、毎日フランス料理?と思う方もいますが、当然毎日大ご馳走を食べてるわけではありません。(そこそこ美味しい普通のものを食べてました笑)
住んでいるとフォアグラとかトリュフ入りの何かを買ってきてクリスマスなどに堪能する、みたいな贅沢ができますが、
ホテルに滞在する旅行者にとっては、せっかくのフランス旅行で美味しい食事ができるレストランを知りたい!という方も多いですよね。
実はこのブログ、パリのレストラン情報少ないとお感じの方もいらっしゃると思います。それは何故かと言いますと、同行者たち(当時のパートナーや、その父)が「テーブルの上にスマホを出して食べ物などの写真を撮る」ということを快く思わない人々だったんです😓
私のグラスに注ごうと思ったら私がスマホを出して何か撮ろうとしてるから待つ、とかで機嫌悪くなるみたいでね…
でもこの時は、パリから車でわざわざ行ったルーアンだし、2つ星のお店での食事ってことで、写真撮らせてくれたんですよ、しかもむしろ「写真撮りたいんじゃないの?」って勧めるくらいの勢いで(笑)
それくらい、フランス人である彼らにとってもオススメのお店だったんですよね。
そんな写真が残ってるんだから是非ともご紹介したい、非常に美味な思い出をご紹介します。
ルーアンのセーヌ川の側に構えるGill
セーヌ川といえばパリを想起する方も多いと思いますが、パリは内陸に入ってるので、そこからずっと北部に繋がっていて、このルーアンとも繋がっています。
この駐車の感じはパリとあんまり変わらないかなあ。
確か我々は地下駐車場に停めたと思います。
モダンな店構えでした。
お店の中は、少し70年代風なテイストも感じられるモダンなインテリア。
お皿とかグラスも、素敵な感じ。
全てが美味しいお食事
スプーンに乗っかったアミューズから。詳細は忘れてしまいましたが…一口に素晴らしい美味しさが凝縮されていたのを覚えています。あと、左の方にチラッとカナッペが見えてますが、あれも美味しい!と初っ端から目が覚めるように美味しかったの覚えてます。
あと、このバゲットには要注意!美味しすぎてこのミニサイズの食べきっちゃったんです。バター(ちなみにパリの方ではバターつかないことも多い。パンにバターは北や寒い地方の習慣だと私の周囲のフランス人はいうんですよね。)もめっちゃくちゃ美味しくて…!で、食べきったら、お代わりいただいてしまって…あまりの美味しさに抗えず…
クリームというかペースト的なもの。美味。
こちらが私の前菜で、ホタテに柚子のソースがかかったもの。衝撃的に美味しい。この頃、パリではyuzuというのが大流行していて、どこでも見かけましたが、ルーアンのこのお店もトレンドに敏感な感じでした。
そして私、前菜をホタテにしたのでお肉にしよう…と思っていて、迷っていたら同行者の強い勧めで鳩にしたんです。まあフランスですからジビエを頂いとこうと決めましたが、ちょっと不安でした。というのも私、これが人生2回目の鳩で、1回目(中華)では重い…と胃もたれ起こした記憶があったもので。
ところがこの鳩はそんなことなくて、少し噛みごたえのあるものの、食べ慣れないという感覚がなかったんですよね。そしてソースが臭みを消してるのかなと思いました。とても美味しかったんですけど、ちょっとこのあたりから満腹感に襲われてきます。
こちらは隣人のメインのお魚でした。
そしてチーズ好きにはたまらない!チーズワゴン!全部美味しそう…😆 でもこの時点で結構満腹です。
カマンベールと、あとの2種類何だったかな😅
デザートがやってきましたが、まだ一つ目。なめらかな口溶けのクリーム
この焼き菓子、3人なので一つずつなのですが、これがねえ…もうたまらない…フィナンシェのチョコの鼻から抜けるような風味とか、今でも覚えてます。一口パイみたいなのも爽やかな味で美味しかったなあああ
これは隣人のスフレ。
そしてこれが私のミルフィーユ。上にお砂糖がガッツリかかってますが、そんなに甘々なわけでもなく、そのサラサラとした食感を楽しめました。ミルフィーユですが、ちょっとしっとり感もあり、美味しかったです。ですが…あまりの満腹さに食べきれなかった…無念
この後、チョコレートの箱も持ってきていただけたのですが、お断りしました😭
注意点
これだけは本当に注意していただきたい。
これです。
もう本当に後悔!バゲットもバターも美味しすぎました。でもね、ミルフィーユを完食したかったし、チョコレートも食べたかった😭
ちなみに私は認めたくないけど、女性としては大食いです…それでもキツイですね!
ギャル曽根みたいになりたい…
以前夏に訪れた時のルーアンについてご紹介しましたが

パリからお手軽に来られる都市として非常にオススメです!またこの時のルーアンの街の様子をまとめたいと思います。
ちなみに、日本では大人のカップルがクリスマスディナーを予約したりしますが(って、もうそんなの廃れてたりする?)、フランスに限らずいわゆるキリスト教文化圏では(東欧とかは日にち違うみたいだからちょっとわからないけど)、24日の午後からはお店は一切やってません。レストランで働く人にとってもお休みなので。
彼らにとってクリスマス(ノエル)のご馳走っていうのは、自分で用意して家で食べるものなんですね。

ちなみに今回ご紹介したgillですが、芦屋にも提携店としてMaison de gillというお名前だったお店があるようです。→Maison de Taka (2016年に改名されたそうで、今の関係は謎ですが…)
ルーアンのお店の場合、私が支払ったわけではないのでチラッと見た記憶ですが、お昼だけどシャンパン込みで1人日本円で2はゆうに超えてたかな〜。そこへいくと芦屋のお店ではお昼は気軽に楽しめそうで、関西に旅行することがあったら行ってみたいな、と思いました。
フランス人について、Kindle本でこんなの書いてみました。(unlimited対象)
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