今回は2020年10月に行った宮古島で、最初にシュノーケリングを楽しんだ「わいわいビーチ」での体験をお伝えしたいと思います!
宮古島の南側、博愛漁港のそばにあるわいわいビーチ
このわいわいビーチは、2019年に借りたレンタカーの、迎えにきてくれたお姉さんがおすすめで挙げていたビーチでした。
宮古島の南端にあり、シギラビーチよりやや西寄りですが真ん中あたりです。
とても小さいビーチで、駐車場のスペースもたっぷりというわけではないのですが、10月の平日、午前10時台だと余裕で停められました。夏休み時期とかだとどうなのかな?
入り口のところに東屋的なものがあり、そこから階段で砂浜に降りるようになっています。そして向こうのほうに見える東屋はテトラポッドの集められた防波堤の上にある感じ。
いそいそと海に入る準備をしている友人。コンクリートの階段があるので砂まみれにしなくてすんで、着用もしやすいし便利。
一応テント持っていったけど、一旦海の中に入ったら1時間半入りっぱなしで、出たらすぐ車に戻って次に移動したのでいらなかった…
いざ!海に入る。敷き詰められたテトラポッドと魚の共存
この綺麗な海!私も久々だったので(前日、夕方のパイナガマビーチで軽く泳いだけど)キャー💕という感じで入っていきました。
しばらくは、こんな感じの白砂の海底が続きました。
なので小さいお子さん連れで、パシャパシャ〜という感じなら、このあたりは打って付けかも?
逆に珊瑚が豊富なところは危ないこともあるので。
ちょっと珊瑚の芽みたいな感じだったり、白化部分が多いハマサンゴはちらほらとあります。
で、しばらくすると、このテトラポッドのエリアにきます。ここまでくると大分深い。右側にダイバーさんのフィンが見えますよね(知らない方だったので、お身体全体が映ってる映像は外しました)。
自然の海にテトラポッドかあ〜と思ったのですが、テトラポッドに珊瑚の小さいのが生息してるのを見て、すごく面白いと思ってしまった!
この動画のキャプチャだとわかりにくいですが、魚はめちゃめちゃ泳いでます。穴や隙間にも縦横無尽に出たり入ったりしています。
グルクンの群れとかいっぱいいる。
クマノミ(ハマクマノミ)がテトラポッドの隙間にめちゃくちゃいた
私が使っている激安アクションカメラ(動画撮ってて、上のはキャプチャーです)だとわかりにくいですが、こうしてテトラポッドの上にも多種の魚が泳いでるのが見えて、珊瑚礁とはまた違う面白さを感じて泳いでたんですね。
で、立てるような浅い方に泳いできたら(東屋の方まで昇ろうと)、隙間にイソギンチャクと、あのオレンジ色が!と思ってそこらへんを見渡すと…
イソギンチャクとハマクマノミがいっぱいいるエリアでした。
目印としては、このへん。
ビーチの方を向いた目印としては、このあたり。
もう上の方にあるイソギンチャクにいるハマクマノミもありましたが、実はテトラポッドの下の方の隙間に沢山イソギンチャクがあって、そこに彼らがチラチラ赤く混じってるのが見えるという感じです。
カメラを近づけてみると、こんな風に近づいてくるのもいて、その時はフレンドリーね、かわいいわあと感じてしまうんですが、よく考えると、大きいのは家族を守るお母さんなので、威嚇にきてる可能性も…
どんなショットもついつい可愛く感じてしまって、多すぎお腹いっぱいかもしれませんが、ささっとスクロールしちゃってください(笑)
こちらはお母さんが2匹…?前にボートシュノーケリングに行った時にインストラクターの人に教えてもらったんですが、クマノミ(これはハマクマノミなのでニモとは違う種ですが)ってお母さんが一番大きくて家族を守ってる感じで、お母さんが死んじゃうとお父さん(一番大きい雄?)が性転換してお母さんに変身するそうです!すごすぎる生態…てかお父さんのままじゃダメなのか?蜂みたいな意味合い?
小さいのがチラチラしてるのも可愛くて。
時々我に帰って周囲を見てみると、他の魚も色々泳いでるんですよね。黒めの魚だけ視認しやすいですが、他のカラフルなのも泳いでますよ。
こうして見にくくても、
チラチラと飛び出てくるという。
テトラポッドの上の東屋に昇ったら絶景だった
さて、しばし(ハマ)クマノミに夢中になった後、水中から上がってテトラポッドの上の東屋まで行ってみることにしました。
こんな風にテトラポッドが海から階段みたいになっていて上がっていけるんですよ。
東屋の上はこんな感じなのですが、屋根が骨しかないデザインで全く日陰ではないんですよね…
ここ日陰になってたらずっと居心地良くなるんですけどね…
東屋からの光景。
後から調べたところによれば、こちら方面にウミガメが見られるらしい、です。この時はただ「わいわいビーチにいるらしい」としか把握してなくて、惜しいことしました(もちろんウミガメもこの広い海を色々移動してるのでいるとは限りません)。
ウミガメを探したけれども…
眺めは素晴らしいのですけど、何しろ日差しが強いので水の中に戻りたくなってしまいました。
階段上のテトラポッドをおりて泳ぎ直すことに。
この時は「ウミガメいるかなあ?」と思いながら、テトラポッドから離れた部分をちょっと探すことにしました。
大体、白化した珊瑚と、小さい珊瑚が点在してるという感じで、ウミガメがいそうな雰囲気ではあるんですけどね(ウミガメは珊瑚礁が豊かなところより、水草などが多いエリアにいがち)。
このへんとかすごくいそうな雰囲気なんですが。
魚(グルクン?)の群れはそこら中に見られますが、ちょっと画像的に見づらいですね。
ちょっとテトラポッドの方にも。
このへんなどは「ウミガメいるんじゃないかな?」と思ったんですけどね…
結構しっかりした珊瑚群もありました。
上にも貼ったけど、ところどころテトラポッドに珊瑚の小さいのが張り付いてるのが何だか愛おしい。
将来はどんな光景になるのかな〜と思ったり。
こちらはカワラ珊瑚?少し大きめの珊瑚がテトラポッドに生えてました。チョウチョウウオと一緒に。
チョウチョウウオがつがいなのか2匹で泳いでるのはよく見ますが、ツノダシが2匹連なって泳いでるのはそれより珍しい気がします。
ミドリイシだとおもうのですが、テトラポッドにしっかり生えている珊瑚に小さなルリスズメダイが群がってました。
穴の中に潜むカサゴ(多分。よく砂浜とかでも紛れているんですよね)
1時間ほどでしたが、2020年のビーチシュノーケリングでは最初の場所だったので、非常に思い出深い場所となりました。
今度行った時はまたちゃんとウミガメを探してみたいと思います。

個人で楽しむシュノーケリングに必要なもの
私は当初は、シュノーケリングツアーに参加してハマり、今ではこのようにスケジュールに縛られないビーチエントリーのシュノーケリングをすることが多くなってます。
宮古島では新城海岸でウミガメに遭遇しましたが、石垣島から行く波照間や西表島のイダの浜でウミガメと戯れたりするのも、自分でビーチから入って見つけました。

時々干潮過ぎて、実は浅すぎるからこそ、水底から平行に浮いていようと思ったらライフジャケット必要というのがあります。
生きたサンゴを踏むのは絶対やめて欲しいですし、踏んだら危険な生物もいます。
ただ、本格的なライフジャケットはスーツケースの中を占拠します!
こういうタイプは空気を抜いて小さく畳めるので非常に便利。私はサムイ島用に買って、使いましたが案外しっかり使えます。ただ、もちろん穴があいてないかなどの確認は必ず行ってください。
このスイムブイは実は貴重品をビーチに置きっぱなしにせず、携帯するのに重宝してます!結構収納力があり、財布なんかも入れちゃってます。
マリンシューズもないと、足を怪我します。足ひれは私はあまり付けないですが、流れが速い時とかはキックに自信がない方はレンタルするといいと思います。
で、肝心のシュノーケル ですが、私は
これを使ってるので非常に楽です。
でも呼吸をとめてちょっと潜りたい、という人(上級者?)には
こういう方が向いてると思います。
そして宮古島だけではなく、沖縄地方の日差しは本当に厳しい…なのでラッシュガード の着用を強くオススメします!
私はあんまり履かないですが、トレンカとかも結構脚の日焼けを気にして履いてる人が多いですね。
ここでは車おりてズンズン行ってザブンと潜って泳いで帰る…みたいな感じだったのと、雲が多かったので不要でしたが、昼間長時間やる場合は途中休憩がありますから、
テントがあるとジリジリとした日差しを避けて休憩できます。収納したら肩にかけて持ち歩くのも軽いしいいのですが、畳むのにコツがいるので練習してください。
私はこのポップアップテントで畳むのに難儀したことがあるので、
これを考えてます!ただスーツケースに入りそうにないので、ANA以外に乗る必要のある海外に持っていけないなあ…
ちなみに上の日付入っている写真や動画(画像も動画からキャプったものが多いです)は、
こちらを使ってます。私が買った時は3千円台でしたが、水中で動画も写真も撮れまくれますし、Wi-Fi機能を使ってスマホにワイヤレスで取り込むこともできます(私は普通にUSBで取り込みますが)。
上の動画もこのカメラで撮ったのを編集して作りました。
多分、Goproとか、何万円もするやつは凄くきれいに撮れるんでしょうけど…(上の動画たちも、やっぱり自分の目で見た美しさには劣ります)。
まあ私ごとき素人には激安カメラで今のところ満足してます!
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