2019年8月から9月にかけて3週間滞在したタイのサムイ島。すっかりハマって、2020年2月から3月にかけて、今度は29泊(日本パスポートでタイにビザ免除でいられる最大日数…ただし現地であと29泊分の延長申請はできます)してしまいました。
サムイ島では専ら海に出かけてたのですが、そんなサムイ島でも海で遊ぶ以外の観光スポットもありますよ〜ということで、以前

という記事を書いたのですが、見所はまだまだ!
というわけで、今回もいくつかご紹介したいと思います。
Lad Koh View Point ー海をパノラマビューで楽しむ絶景スポット!
私は海は入って泳ぐのが好きですが、時には視界いっぱいにどこまでも広がる海を眺めて爽快な気分を楽しみたいですよね。サムイ島にはそんなスポットがいくつかありますが、こちらはほんと素晴らしい!
Lad Koh View Pointはサムイ島の東側。チャウエンビーチ(島1番の人気ビーチ)より南側、ラマイビーチ(チャウエンより少し落ち着いたビーチで何故かフランス人、フランス語圏の人々で賑わっている。私もここで長めに滞在)より北側にあり、両ビーチのちょうど中間点にあります。
この時は9月で、サムイ島的にはまだシーズンだけど、2〜5月に比べると曇りや雨がある時だったんですよね。なので好条件ではないですが…
このどこまでも広がる海、そしてビーチにある喧騒もなく、潮騒を感じながら眺めていると清々しくなります。
ここで本とか読んでも気持ち良さそう。(長期滞在の場合)
Guan Yu Shrine 三国志でおなじみ関羽を祀った神社
タイといえば日本には真似できないカラフルな色調の寺院が浮かんできますが、ここサムイ島には仏教寺院ではなく、神社(shrine)があるんですよね。
2016年に完成したということで、かなり新しい神社になりますね。近づいてみると、このGuan Yu(関羽)の像、ものすごく大きいです。
その像の横の階段から中に入っていくことができます。
雰囲気的に、とっても中華。というのもここは、中華系の人が祖先の伝統をサムイ島にも引き継ごうと建立した神社らしいです。関羽といえば、三国志にも出てくる劉備に仕えた武将で、その義理と忠義心で知られた人ですが、中華系の人がいる世界各地で彼の像は結構建てられてるんだそうです。
階段を上がると、そこはミニ中華街、といった風情で、やはりタイの様式と違うので物珍しい気分になれました。
後ろから見るGuan Yu(関羽)像。この大きさは一見の価値ありです。
それにしてもタイの中華系の人のアイデンティティって常々不思議に思ってる私。
例えばマレーシアとかシンガポールの華人の人は中国語を話すし、国籍ではマレーシア人/シンガポール人だけれど、同時にChineseと自称もするわけですが、タイの人たちってそういうところがない気がしてます。明らかに中華系の子孫と思われるタイ人に友人知人がいるのですが、中国語は外国語として学んでる人はいますが、華人として話すという感じではないし、英語で話しててChinese-Thaiと自称するところも見たことない。
英国の統治下で移民が進んだマレーシアやシンガポールの華人より代を重ねてるからなのかな〜と漠然と思っていましたが、2016年にサムイ島にこういう神社が建てるということは、現代でも「華人」のアイデンティティ強かったりするんだ…?と思い直したりして。
ちょっとこのへん興味ありです。
ヒンタ岩(おじいさん岩)とヒンヤイ岩(おばあさん岩):各性の”象徴”をかたどった岩
さてお次は…サムイ島の観光スポットの中でも、話題性の高いところといえるでしょう。英語だと”Grandfather’s Grandmother’s Rocks”と出ていて、「おじいさん、おばあさんの岩」と名付けられています。
中国語で「入口祖父岩」って書かれてますね。入場料はなかったと思うけど、駐車料金が必要みたいです。
人気観光スポットということで、お土産屋さんがたくさん立ち並んでいます。
この門にも「HINTA」「HINYA」と書かれていて、それぞれ「おじいさん」「おばあさん」という意味らしいです。
えーと、それで、その岩なんですが…、男女の性器ですね、自然にできた形状なのですが似てるということで、それでなぜ「おじいさん・おばあさん」かというと、こちらによれば、息子と暮らしていたおじいさんとおばあさんが、息子の婚期だということで嫁を求めようと近くの地域に船出したところ嵐に見舞われ、溺死してしまい、そして岩ができた、という伝説だそうです。
ちょっと遠いですが、あちらにあるのが男性の象徴。なんか皆さん、指で囲うようなアングルで写真撮影してました(笑)
とりあえずいろんな岩が点在していて、綺麗な海とともに素敵な風景です。
で、こちらが「おばあさん」と…
その「おばあさん」の方から見る「おじいさん」。
ここはラマイビーチの南端という感じお場所なのですが、ビーチよりも透明度が高い感じで、すごくきれい!ここで水に入りたいくらいですが、実際には岩だらけだから危ないのかも。
このあたりとか「ここから海に入りたーい!」と思ってました。お魚いっぱい見えそう。
この階段も趣ありました。下には砂浜があって、泳げそうなのに泳いでる人いないのは何故だろう。謎。
そんなこんなで、3スポットほど紹介させていただきました。
まだまだ見どころはあって、「死後も髪が伸び続ける僧のミイラ」「ナムアンの滝」「シークレットブッダガーデン(川沿いに石の仏像が配置されたとても幻想的な場所)」などを今後もご紹介していきます!

私、こういうKindle本出してます!

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