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【ドイツ/ブレーメン】世界遺産!グリム童話の舞台となった中世〜近世の雰囲気漂う都市!

以前、ハンブルクに行った時のことを記事にしました。

【ハンブルク】北ドイツの港湾都市の底知れない魅力!ハンブルクバレエ、市庁舎、倉庫街など
北ドイツの港湾都市、ハンブルク。実はベルリンに次いでドイツ第2の都市なのです。ノイマイヤーという現代を代表する振り付け家が率いるハンブルクバレエを見に行ったのですが、ハンブルクという都市が期待以上に魅力的だった思い出を語ります。

そのハンブルクを拠点に、日帰りで行ったところが二カ所ありまして、それはブレーメンとリューベックというところなんですね。

高校で世界史を選択された方は「ハンザ同盟」ってご記憶にあるかもしれません。

バルト海沿岸の貿易を掌握して隆盛を誇った商業同盟ですが、その中心都市がハンブルク、ブレーメン、リューベックだったんですね。

今回ご紹介するのは、ブレーメン。

ブレーメンって日本人には結構馴染みのある地名ではないでしょうか?

そう、「ブレーメンの音楽隊」の街なんです。小さい頃、絵本で読んだ事がある人が多いのでは。

そんな絵本の舞台さながらに素敵な街だったので、是非また行きたい!と思っています。

 

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ハンブルクから電車で1時間10分ほどの旅

 

ハンブルク駅。ヨーロッパによくある天井の高い歴史を感じる駅舎。1906年にできたそうです。

「ブレーメン行き」の電車。

乗り込むと座席のあるフロアまでちょっと階段があったかな。なので窓から見るとプラットホームが少し下に見えます。

ちなみにこの時は6月末なのですが、寒かったんですよ!!

イングランドに住んでた時で、イングランドはまあまあ暖かくなってて(日本の5月くらいの陽気)、そこより南に行くんだから、と思って北ドイツに着いたら日本の3月みたいな感じでした。

そういうわけで、なんかありあわせの重ね着してて、変な格好なんですよね…(言い訳終わり)
この後、どこかでショール買って、更にこの上から着たのを覚えてます。

 

1847年オープンのブレーメン駅

先程のハンブルク駅より60年近く前にできたブレーメン駅です。(1990年代に結構改修されてはいるそうですが)

ハンブルクより先に、このような大きな駅を作っているとは意外。

駅構内の中。

ハンブルク駅みたいにモールと繋がってたりはしませんでしたが、たっかーい天井から吊るされる広告はここでも見られました。

白を基調としていて、窓枠の装飾も凝っていて素敵です。

この構内は1990年代〜から改修されたそうですが、1880年代の様式を今でも残しているということです。

大きな壁画もとても可愛くて、ブレーメンの雰囲気が出ていますね。

駅舎から出てみると、外側はいかにもドイツのターミナル駅といった感じ。

駅の正面には、Diedrich Samuel Kropp(デートリッヒ・サミュエル・クロップ?)というブレーメンの彫刻家と、もう一人、Carl Dopmeyerという彫刻家による彫刻、そしてブレーメンとハンブルク(当時ブレーメン駅とつないでいた目的地)それぞれの紋章が施されています。

 

絵本の中そのもの!ブレーメンの街

初めて来た街なのに、懐かしい気になる、メルヘンそのままの街でした。

 

ブレーマー ヴァルアンラーゲンという公園です。駅から町の中心部へ行く橋から撮った水車。

街中はこんな風にトラムが走っていて、都市という感じでもあります

ゼーゲ通り(Sögestraße)

ブレーメンの目抜き通りといったところのゼーゲ通り。

入り口のところには笛を吹く豚飼いのおじさんと豚たちの像が。

豚の親子の像、可愛い。

よく磨かれてる感じですね。

これらはやはりブレーメンの彫刻家によって作られ、1974年に設置されたとのこと。

この通りは、元々豚飼いの人たちが豚を連れて共同の牧草地まで通ってた道ということで、その歴史になぞらえて設置されたのだそうです。

今ではショッピング街として栄えてる通りですが、そんな素朴なところだったんですね。

寒過ぎて、この通りでショールを買ってますね…ハハ
通りを抜けると聖ペトリ大聖堂や、市庁舎など、ブレーメン観光の主要な場所に出ます。

マルクト広場(Bremer Marktplatz)

その場所がマルクト広場。ドイツ語のBremer Marktplatzを調べると英語ではBremen Market Squareと出てくるので、マルクトというのはマーケットのことみたいですね。

その歴史はカール大帝(在位800~814年)の時代にまで遡るそう。

そのマルクト広場は600年の歴史を誇る市庁舎や、聖ペトリ大聖堂(11世紀に遡り、19世紀に修復)、そしてローランド像とブレーメンの見所がギュッと凝縮された場所になります。

 

 

ローラント像

15世紀初期に建てられたというローラント像はローラントの身長は5.47mですが、後ろの支柱を合わせると10.21mにも達するということです。

この像はブレーメンの自治都市としての象徴で、市民によって守られてきたそうです。

 

 

600年の歴史を誇る市庁舎(世界遺産)

ゴシック様式の市庁舎へ。ここもローラント像と同じくらいの歴史があり、その後何度か増築や修復などが施されて現在の形となっているそうです。

 

当時持っていたのはiPhone4s。とても収まりきらないスケールです。

ここはツアーガイド付きで内部も見学できるそうなのですが、確かこの時は時間が合わず、ガイドなしで入れるところまで入ったと記憶。

これは1回のホール。

すぐ隣に聖ペトリ大聖堂。

扉の重厚さや、支柱や壁面の彫刻に圧倒されてましたね。

この外回廊も細かい装飾が施されていて、すごく雰囲気あります。

視聴者の横にはブレーメンの音楽隊の像が

これこれ。日本人も絵本でお馴染みのブレーメンの音楽隊(グリム童話)。好きだったなあ。

ロバ、犬、猫、鶏。

 

市庁舎の地下のレストランへ(Bremer Ratskeller)

この市庁舎の地下にはレストランがあったので、お昼にこちらを利用しました。こちらは元々ワインセラーとして設置された場所で、市庁舎と同じく歴史は1405年に遡ります。

この中世〜近世の雰囲気の残る場所で食事できたのも楽しかった!

ドイツの白ワインとお魚の料理。ジャガイモにきゅうりのヨーグルト和えみたいなのがついて、とてもドイツっぽい!

隣国のフランス人やイタリア人はドイツ料理を少しバカにしてるようなところありますが、私、結構ドイツの食べ物好きなんですよね〜。レストランで食べるもの、という意味ですが。

ちょっと長くなったので一旦ここで。

次回は聖ペトロ大聖堂の内部に入った時の様子をアップしたいと思います!

【ドイツ/ブレーメン】聖ペトリ大聖堂:ヨーロッパ最古の煉瓦ゴシック建築の1つ!内観の素晴らしさに圧倒
グリム童話「ブレーメンの音楽隊」で有名なブレーメン。そのランドマークである聖ペトリ大聖堂の中に入ってみたら、すごかった!中世のロマネスク様式から、近世のゴシック様式が混在する内観に圧倒された時のこと、今でも覚えています。また、塔にも昇って、そこからの眺めも素晴らしかった!

 

 

 

 

ドイツ
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イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
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