2019年の9月に宮古島を訪れた時のレポです。
今回ご紹介する新城(あらぐすく)海岸には、中之島海岸に行った日の夕方に訪れました。
宮古島の東部にある新城海岸!
新城(あらぐすく)海岸は、宮古島の東部にあり、近くにはこれまた有名な吉野海岸もあります。
吉野海岸もびっくりするほどシュノーケリングパラダイスなのでオススメです。
ただ新城海岸は無料駐車場があるので、吉野海岸より気軽に行きやすいかもしれません。
無料駐車場があるのでふらっと行きました。
宮古島は3泊4日でした。
とにかく沢山ビーチがある中で、吉野海岸と中之島ビーチの優先順位が高かったのですが、とりあえず1日に2ビーチ回ろう!というわけで、中之島ビーチに行った後に行く場所として選んだのです。
夕方から短時間楽しむ場所として、駐車場は無料であって欲しい(基本的に有料の駐車場は1日単位になるので、夕方から行くのはもったいない)。
で、ここもちゃんと無料駐車場がありました。
無料が空いてないと有料もあるようなのですが、夕方に行った時には、この通り止め放題な感じでした。
この駐車場の近くに、一応無料の水シャワー(仕切りなどはない)も設置されてます。
私が行った時にちょうど帰る人が多かったみたいで、シャワーのところに人が集まってました。
駐車場からビーチはすぐです。
テーブルやベンチが沢山設置されてて、一部無料でした
テーブルは有料なんだと思って、自分たちの敷物とか持っていったのですが、管理してると思われる方が、「座ってもらって構わないですよ」と言ってくださったのです。
レビューとかみるとパラソル付きは有料で、そうじゃないなら無料とありました。でも、もしかするともう遅い時間だったからかもしれない?
もう夕方の時間帯で日差しもきつくなかったので(意識高い人は、それでも紫外線が!と気にされると思いますが…)、パラソルも必要なく、無料でテーブルに座れて快適でした!
我々は、パラソルがしまった状態のテーブル席に無料で座らせてもらってたのですが、ベンチ席もあります。
昼間の日差しのきつい時間じゃなく、すぐ海に入って泳ぐのなら十分ですね。
夕方のちょっと潮が強めの海に入る!
私が行った時は潮の流れが速めで、一つのところにとどまっていようと思うとかなり水をかいてコントロールする必要ありでした。
管理の方が、ニモ(クマノミですね)がいるポイントにブイが浮いてるので目印にしてくださいと教えてくれました。
それにしてもクマノミって、ほんとスター魚ですよね…確かにいると私も結構長めに見ちゃうけれど。思ったのは、イソギンチャクという巣にいるので、確実に見られるポイントが定ってるからかもしれませんね。
というわけで入りまーす。ここからは、防水ケースに入れた激安アクションカメラで撮った動画のキャプチャでご紹介します(そのうち、動画もアップしたいと思ってます!)
入ってすぐのところで潜ってみると、こんな風にサンゴや水草はなく、白砂。
でもちょろちょろっと魚が泳いでるのは見えます。
ニモ(クマノミ)いたよー
友人がニモポイントにまっしぐら。こんな風にブイで教えてくれるので、わかりやすくて良いですね。
たどり着いたので見てみると…
いたいた。
何匹かいますが、同時にはなかなか顔を出さないのです。
白化してる珊瑚が多いけど、魚は結構見られます。
とりあえず潮の流れが強い中、あまり沖にはいかずにビーチに並行にして泳いでいくことにしました。
長細い魚あり。
ここはまた別のクマノミポイント。真上から見て、何匹かのクマノミが同時に出てます。
ロープに集まる魚たち
ところどころ白化してるハマサンゴですが、魚がいっぱい群れてます。
そしてウミガメがふいに現れた!
実は潮の流れが速いせいか、視界はそんなに良くなくて、中之島や吉野海岸に比べると、珊瑚も少ないし、魚も少なめかな〜?なんて思ってたんですよね。しかし!
ちょっとあっちの方に大きめの影がある…ゴマモンガラ?!と緊張しつつ目を凝らしてみると海ガメだった!
流れが速いので、実はついていくのにかなり必死で泳いでます…
とりあえずまた追いついてみる。
でも、もうかなりしんどくなってきたのと、沖の方に行き始めたので、ここらへんでお見送りすることに。
キラキラした魚の群の中に消えていくウミガメ。
さよならー(見にくいと思いますが、中央ちょっぴり右の辺り)

↑2020年では、しっかりポイント押さえてウミガメとがっつり遊びました。
70mくらい沖の世界
潮の流れが速かったので、最初はびびってビーチに近いところを泳いでましたが、ウミガメ追っかけてたら70mくらい沖に出てました。
これくらい出ると、結構珊瑚も元気です。
ここにもニモポイント。
ちょっとだけ顔出してます。
そろそろ夕暮れ時に近づいてます。東側ですが、陸ごしに少し沈みゆく太陽が見えます。
ルリスズメダイをはじめ、綺麗な色の魚の様子が壮観。
夕暮れ直前、やっと海からあがると…
この時は友人と二人できていたのですが、最初のニモポイントだけ少し一緒に泳いでましたが、気づくと別行動になってました。
で、さすがにもうあがらないとな〜と思って岸につき、立ち上がると友人が慌てたように駆け寄ってきたので、「ん?もうビーチが閉まるから急いで行かないといけない?」と焦ったのですが、
なんと
ムラサメモンガラはゴマモンガラ に比べるとだいぶ小さいですが、産卵期に凶暴化して噛み付いてくると噂で、私も最初の頃は相当ビビってました。
噛まれたところを見せてもらうと、確かに少し跡があります。
正直、そんなに大したことないように見えるけど(汗)、彼女としては噛まれた瞬間、「イタッ!」とかなりはっきりと何かに噛まれたことがわかって、見るとムラサメがいたとか…
ムラサメでそんなに痛いのなら、ゴマモンガラに噛まれたらやばそう。ここのビーチでは見かけませんでしたが、綺麗なビーチには結構どこにでもいます…
日暮れになってきました。
もうさすがに泳いでる人はいなかった。海を眺めてる若い人たちくらい。
とりあえず、完全に暗くなる前に無料のシャワー(駐車場の方にあります。仕切りとかはなく、シャワー水栓がある感じ)でざっと砂を落として、車に戻りました。
今度は昼間に来て、もう少し波も穏やかな時にゆっくりしたいですね。
*追記*
2020年10月もやはり吉野海岸の後に来たのですが、少し早めにきて、珊瑚もウミガメももっとゆっくり堪能しました!

個人で楽しむシュノーケリングに必要なもの
私は当初は、シュノーケリングツアーに参加してハマり、今ではこのようにスケジュールに縛られないビーチエントリーのシュノーケリングをすることが多くなってます。
今回ご紹介した新城海岸でもウミガメに遭遇しましたが、石垣島から行く波照間や西表島のイダの浜でウミガメと戯れたりするのも、自分でビーチから入って見つけました。

時々干潮過ぎて、実は浅すぎるからこそ、立てるような場所じゃない時があります。
そんな時にライフジャケットがあると、水底から平行に浮いていることができます。
ただ、本格的なライフジャケットはかなり荷物になるのが難点。そこで、
こういうタイプは空気を抜いて小さく畳めるので非常に便利。私はサムイ島用に買って、使いましたが案外しっかり使えます。ただ、もちろん使用前に穴があいてないかなどの確認は必ず行ってください。
私はさらに、こんなのも持って海に入ってます。
このスイムブイは実は貴重品をビーチに置きっぱなしにせず、携帯するために使っています。結構収納力があり、財布とスマホ入れても結構余裕があります。
もし膨らますタイプのライフジャケットに穴が空いても、いざとなれば掴まれる、という安心感もありました。
マリンシューズも絶対。足、怪我します。足ひれは中之島海岸のような深いところだとかなり重宝すると思いますが、ビーチエントリーの場合、干潮になるとかなり浅くなることもあり、フィンでサンゴを傷つけることもありそうなので私は個人で泳ぐ時は使わないです…
一番肝心なシュノーケル ですが、私は
これを使ってるので呼吸が非常に楽です。でも呼吸をとめてちょっと潜りたい、という上級者には向かないですね。
そういう方はこういう方が向いてると思います。
そして宮古島だけではなく、沖縄地方の日差しは本当に厳しい…なのでラッシュガード の着用を強くオススメします!
あと、私はあんまり履かないですが、トレンカとかも結構脚の日焼けを気にして履いてる人が多いですね。
砂浜では
テントがあるとジリジリとした日差しを避けて休憩できます。収納したら肩にかけて持ち歩くのも軽いしいいのですが、畳むのにコツがいるので練習してください。
私はこのポップアップテントで畳むのに難儀したことがあるので、
これを考えてます!(ただスーツケースに入りそうにないので、サムイ島に行く時などは荷物制限で持って行けなさそう)
ちなみに上の日付入っている写真や動画(画像も動画からキャプったものが多いです)は、
こちらを使ってます。この激安っぷりで水中で動画も写真も撮れまくれますし、Wi-Fi機能を使ってスマホにワイヤレスで取り込むこともできます(私は普通にUSBで取り込みますが)。
上の動画もこのカメラで撮ったのを編集して作りました。
多分、Goproとか、何万円もするやつは凄くきれいに撮れるんでしょうけど…(上の動画たちも、やっぱり自分の目で見た美しさには劣ります)。
まあ私ごとき素人には激安カメラで十分です(笑)
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