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フランスは本当に人種差別【大】国?住んでいた立場から、違和感を語る。

今日はこのTweetが私基準では「プチバズった」ことをきっかけに書こうと思った記事です。

私は一応Twitterやってまして、最初はこのブログの宣伝のために作ったアカウントだったのですが、徐々に私の人格が投影される内容になってしまいまして、

単にANAの修行情報とか知りたくてフォローしてくださった方にはムムムな内容

も多くなってしまって今に至る…です(笑)正直、政権批判というか文句も多いです。

そんなアカウントでもよろしければ、今からでもどんどんフォローしてください!→フォロー

さてはて、そんなアカウントなので、期待外れでリムされるのか、2年経ちましたがフォロワーさんの数は200人台。プチでもバズることは稀です。

ミネソタの黒人男性が白人警官に殺された事件をきっかけに世界的なムーブメントになっていることに因んだツイートへのリプライのリプライという形で、元のテーマとは外れているものの、ふと書いたことがプチバズったのは、時期的なものでもあるかもしれません。

でもTweetって色々齟齬も出るというか、やはりあの中で色々説明するのは難しいし、中には

はいはい、おフランス

みたいな反応もあったので、そういうことへも含めて、今回私の考えなどをまとめたいと思います。

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きっかけは、某芸能人の発言?「フランスのアジア人差別が酷い」というイメージへの違和感

まず、コロナウイルスが席巻してからのアジア人差別というのは別問題だと思うので分けます。

【忘備録的】東南アジア滞在中の身から見たコロナウイルス騒動と、世界の東洋人差別について思うこと
東京を出る時、「今、中国で新型肺炎とかいうのが流行ってるらしいから気をつけなさいよ」「らしいね〜。ま、大丈夫でしょ」という軽い会話を親と交わしていたのに、まさかここまでになるとは思いませんでした…東南アジア2ヶ月滞在中の身から見たコロナウイルスの騒動の変遷と、この騒動の前から考えていた、日本人が噂する「東洋人差別」について長々と今回語ってます。

最初に言っておくと、フランスに人種差別がないなんてことは言わないです。

だってル・ペン親子(孫も)が率いる極右政党が結構な勢力となっている背景って、やっぱり移民排斥を考えるフランス人がそれだけいるってことなんです。

フランスには日本人に似たフランス人も結構いる

いや、フランスの移民問題じゃなくて、(東)アジア人差別はどーなのっ?

って話ですよね。

実際にはフランスって、普通の日本人のみなさんが思うより、「肌の色」でいうと我々のような「アジア系フランス人」って存在します。

時々、フランスは白人ばかりの国とイメージしてる人がワールドカップやその他の五輪で黒人が多いので不思議に思うみたいですが、フランスにアフリカ系の人が多いのは、アフリカやカリブ海に植民地を展開したからです。

また、肌の色は薄く、白人にも見えるアラブ系も多いですが、北アフリカのモロッコ、チュニジア、アルジェリアというマグリブ地域も旧フランス領で距離的にも近いので移民が多いのです。

それらのグループからすると、そんなに目立たないグループと言えますが、

旧フランス領だったインドシナ地域、特にラオスやベトナム系のフランス人は日本人と似ています。

ただ、フランスでの移民系への差別、という時に、このグループはあまり想定されないようなのです。

単に黒人やアラブ系に比べて少ないグループだから?というだけではなく、

(東)アジア系って、別にフランスの文化とか伝統に影響あることしないし(普段着は白人と同じ服を着るし、宗教でどーのこーの言わないし)、中華料理やベトナム料理のレストランや惣菜屋がなきゃ困るし。ついでにインドシナってフランスの植民地支配の中では一番利益があったし。

↑これって、私の周囲の自称リベラルもしくはリベラル寄り白人、何人かが言ってたことをまとめるとこーなる、という感じです。

あと、スリやひったくりがあまり出てこないグループというのも大きいように感じました…

なんかこうしてみると、ちょっとこれはこれで感じ悪いですが(単に眼中にないみたいな)、一言で言うと

中世以降の歴史を含めてのフランスという国に、人畜無害なグループ

と思ってる人が多いということなのです。うん、まあ、感じ悪いですね、こう書くと(笑)

私の友人知人というより、パリで知り合ったアメリカ人(白人)の友人ということで1度だけ話したことある、結局ものすごく感じ悪かったフランス白人女性に(というかその女性も含めたところで)

今、日本では、ある芸能人の発言の影響で、フランスでは人種差別に遭うって評判になってる

と言ったら

え?!それはありえない!だってフランスにとって日本とか日本人って特に何の害でもないのに、差別する理由ある?!

って感じのことを言われました。

でも私は知らないけど、80年代って結構日本がフランスの産業への脅威って言われてたらしいけど(特に自動車メーカーって、日本もフランスも大衆車メーカーになるのでまともにぶつかり合ったみたい)、その頃だったら、あの人、どう答えたんだろ…

リベラル寄りなフランス人はフランスが差別的な国だとは夢にも思っていない

私って日本人、思いっきり外国人じゃないですか。フランス語も覚束ないような。

そんな私に、超差別的な白人が寄ってきて個人的な知り合いになることって、まずないんですね。

つまり、「私の周囲の白人」というだけで、ある程度リベラルになりがち、ってのがまずあると思います。

そして、

ざっくりリベラル(リベラル寄り含み)なフランス白人もまた、実はあまり超差別的なフランス白人と付き合ってない

というのがほんとのところなのです。

これはどういうことかというと、日本でもそうだと思います。

私はTwitterとか見ていると、ネトウヨと呼ばれる人の発言に遭遇してしまいますが、リアルの世界ではそういう人と付き合いないです。

もしかすると、昔職場などでいたかもしれないけど、ちょっとそういう偏見めいた発言を聞くと、私も普通の口調ですが「んー、でも…」と軽く非同意を表すので、向こうも「あ、この人はこういうこと言わない方がいいタイプだな」と口をつぐんできたこともあると思います。

それと同じで、個人主義が強いフランス人ではありますが、

そこまで考えが相容れない人とは付き合わないし、もし職場などで知り合ったとしても、超差別的な人間がリベラル寄りに本性をあらわすことはあまりない

というのが実際のところだと思うのです。

実はフランスって(に限らず、UKなどもそうですが)、人種差別言動は「逮捕案件にもなる犯罪」なので、告発されたら日本よりずっとヤバイことになるからです。

もちろん、そんなのものともしない不良というか、そういう人はいるので人種差別の落書きしたり、気に入らない人種や民族グループに攻撃したりする人がいますが、つまり犯罪者ですから普通の人は関わり合いにならないですよね。

だから、フランスに住む日本人やアジア人が「差別っていうか…舐められてるな」と思って、それを近しい白人に言った時、大抵

それは考えすぎだよ!勘違いだよ!

って反応が多いんじゃないかと思います。

フランス人って、基本フランスという国への誇りが強い人が多いので、「人種差別だなんて!ドイツと間違えてるんじゃないの?!(言うまでもなく、ホロコーストのこと)」とか、

アメリカの多くの州で人種分離制度があった時代から、フランスには黒人の大臣だっていたんだよ?!その我が国をそんな風に言うの?!

という結構強い反論にもあいます…

つまり何が言いたいかと言うと、

実際に、「勘違い」「そんなの人種関係ない。そいつが誰にでも嫌なやつなんだ」と言われれば、こっちもそれ以上言えないくらい、

「明確な」人種差別に遭うことは住んでいてもほとんどない

というのが私の体験ではあります。パリという大都会なので、田舎に住んでみたらまた違うのかもしれないし、アジア人の場合、男性の方が差別を感じるとも言われるので、あくまで私の個人的な体験ですが。

ただし、元パートナーに「あれって私がアジア人だからだと思う」と訴えたことは何回もあります。

その度に、上記のように言われてモヤモヤしてきたというわけなのです。

声の小さいグループなので「悪気ない?」差別があるかもしれない

フランス人ではないのですが、パリに出てきたばかり、というイタリア南部出身の人たちのグループに遭遇したことがあります。セーヌ川のクルーズしたことある人は知ってると思いますが、沿岸で夜パーティしてる人たちがいますよね。ある時、知人に誘われて行ったのです。

そのうちの1人が社交として私に話しかけてくれましたが、私が日本人ということで何か日本語を言いたいけど知らないな、ということで、自分の友達(酔っ払ってる)に「オイ!何か日本語知ってるか?」と問いかけたら、その友達が

知らないよ〜。日本人はこうだってことしか(と目を細くする仕草をした)

と返してきたのですが、私に話しかけてきた男性はそれを見て笑っただけでした。

それで

あの仕草、日本人や中国人が見たら、彼のことレイシストだって思うって知ってる?

と詰問口調ではなく聞きました。

すると、彼は

えっ!何で?!

と目を丸くし

彼(友達)をレイシストだなんて言わないで!ただふざけただけだから

と哀願するように言ってきました。

レイシストという言葉は、おそらく日本人が考えるよりかなり強いので、その人はかなり慌ててました。

悪気がないことは私もわかっていたし、更に目が細いことが悪いことだという価値観も殆どなくなってたので(確かに西洋圏に何年か住むと、美的感覚が少し変わり、アジアンビューティとかわかるようになってきます。西洋に住むアジア人のメイクが日本以外に住んだことない日本人からすると解せないのはそのためです)、私は全く怒ってませんでした。

日本でお笑い芸人が、顔を黒塗りした時に、日本でも「何が悪いの?」という反応はかなりありましたよね。それに近いかなと思ってたからです。

でも、

言わないとわからない

とも思っていたので、言いました。

アメリカでは、西海岸には日系人も多いし、もちろん中国系、韓国系と、東アジア系がマイノリティとしてはそれなりの存在感があるので、彼らの声はそれなりにあるのだと思います。

でも、ヨーロッパで人種差別というと、アフリカ系やアラブ系がまず来るので、その人たちへの配慮というか、どんなことをしたり言ったりしてはいけない、みたいな暗黙のガイドラインが確立されてると思うのですが(いわゆるポリコレですね)

住民としてはあまり目立たない小グループで、「人畜無害」な(東)アジア人については、あまり確立されていない(意識もされていない)

というのがあると思います。

だから、もしあなたがそういうことに遭遇し、あなたが不快に思ったなら、もし可能であれば、できるだけそれは伝えるべきだと思います。(ただ相手が明らかにおかしくて危害が及びそうな場合は避けてくださいね。基本的に今の時代、悪気あって面と向かって人種差別してくる人はヤバイ人です)

その時は「悪気がなかった」とか言われるだけだと思いますが、選挙の1票が大事なのと同じで、少しずつでも言うことは重要だと思います。

言わなければ、相手は永遠に改めようと思わないのですから。

日本での黒塗り騒ぎも、あれが騒ぎになったことで「いけないことなんだ」と知って、以後気をつけようと思った日本人の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

だから仕方ないと言うわけではないけど、文化の違いで日本人含むアジア人観光客が失礼なことをしていることも理解しよう

まず、最初に言っておきたいのは

日本人観光客のマナーが悪いので、仕返しされても仕方ない、と言いたいわけではないです。

しかも、もしあなたがフランスのマナーに則っているのに、他の日本人やアジア人観光客の「傾向」によって、「あんたも同じでしょ」と最初から決め付けられれば、それは人種差別に他ならないです。

ただし、プチバズったtweetでもあるように、

日本人が思っている以上に、フランスには習慣の違いがある

のは確かなんですね。

日本の「すいませーん!」のノリで店員を呼ぶべからず

Tweetでは、リプライ先の方が「(レストランで店員を)呼んでもプイっとされたり」と書かれていたので、

フランスというか多くの西洋圏では、日本で「すいませーん!」と呼ぶように店員を呼ぶのは非常に失礼と思われる場合が多い

ことを書きました。

私も、いつこれを知ったのか忘れてしまったのですが、フランスではなくイングランドで、お世話になったブリティッシュの年配の女性とお店に行った時に、近くに明らかに酔っ払ってる若者のグループ(多分全員白人だったと思う)があって、中の1人が”Excuse me!”と大きい声(と言っても、日本人のすいませーん並)でウェイトレスに向かって呼んだんですね。

その時、私の知人女性は(ったく、酔っ払い!)って感じで顔をしかめて、私に「いやねえ」という感じの目配せをしたのです。

既に私は知識として「やってはいけない」とは知ってて、やらないようにはしてましたが、初めて

ほんとにここの人は、ああいう風に呼ぶことを野蛮だと思ってるんだな

と目の当たりにした瞬間でした。

そして、その本人も、いかにも「俺は酔っ払って、他の客のことなんか気にもかけずに調子に乗ってるぜ」という感じの”Excuse me!”だったのです。(というかウェイトレスにちょっかいかけてる感じ)

もう少しこれについて書くと、アメリカでもNGだというリプライを頂いたのですが、多分2割ものチップ必須のアメリカでは、店員がかなり目配りしてるので呼ぶ必要がない、というのがあると思います。ニューヨークなどに行った時、1人50ドルくらいのお店でしたが「ウェイターに見張られてる感じがする…」と思ったものです(笑)

でも、イングランドやフランスでは、近年はサービス料が入ってるのでチップが必須ではなく、あげるにしても少額なので、高級レストランでなければ店員はそこまで目配りしてるわけでもないです。

映画「恋人までの距離」の中で、ヨーロッパを旅行するアメリカ人のバックパッカー役のイーサン・ホークが電車の中で出会ったパリジェンヌに愚痴ってたけど、アメリカ人から見てもヨーロッパのサービスって心折れるみたい(笑)

じゃあ、現地の人たちはどうしてるのかというと

  • 最初の注文は店員の方も注意してることが多いので、読んでいたメニューを置くなどすると来てくれる場合が多い
  • 基本的には目が合った時に人差し指を立てる仕草などで知らせる
  • 忙しそうにしていて目が合わない時、客側は結構辛抱強く待つ
  • 店員が近くまで来たが目が合わない時は、大声でないなら(他のテーブル客に見られない程度なら)声をかけるのもアリ。フランスはExcusez moiよりもS’il vous plaît(シルブプレ)と言ってることが多かった気がします。
  • とにかく、近くにいるわけでもない店員を大声で呼ぶのは失礼

実際には、日本人を含めたアジア人観光客に慣れてるお店では、そこまで嫌な顔されないことも多いと思います。

でも全ての接客業についてる人が外国人の異文化を理解できるわけじゃないんですよね。

観光客相手に接客するのが初めての人だっているわけですし。

しかしながら、観光客どころか、「1年近く住んでいる」というような人でも、結構これを知らないという人がいました。(私も、あまり注意したりはしませんでした…)

イングランド(ロンドンでもなく、観光地でもない都市)で一緒にいた年配女性が他のテーブルの客に対して不快に思ってることを知らされたわけですが、もし私が知らずに”Excuse me!”とやった場合、彼女は心の中で驚いて私に何も言わなかったかもしれません。ただ知人と言っても年齢差から、遠回しに注意してくれたような気もしますが、

例えばクラスメートやフラットメートなどのイギリス人なら、殆どの人は何も言わないだろうと感じます。

フランスでは、当時のパートナーがフランス人だったので、その関係では何でもかんでも言ってきます。

でも彼は、私の日本人の友人知人に「そんなことはフランスではおかしいよ」とは言わなかったです。

その彼が日本に来た時にびっくりしたのが、

どのお店にも響き渡る「すいませーん!」

だったのです(笑)

Tweetでは

と書きましたが、その後、ちょっと話すことがあり、ついでに「この話がプチバズったよ、あなた日本でそう言ってたよね」と報告したところ

「あれは衝撃だった。犬を呼ぶみたいに呼んでるみたいに見えた」

と言ってました。ただ、この表現は大袈裟に言いすぎる癖ですけどね…

彼のために弁護すると、彼は昔から仕事で日本人と接する機会があったものの、日本人というものは静かで恥ずかしがり屋だと思っていたので、かなり意外な光景に見えたようなのです。(多分、それまでパリなどでエクスキュゼモワー!と大声で言ってる日本人を見ても、日本人だと思ってなかった様子)

店員さんには挨拶しよう

ただ、さきほども書いたように、パリなど観光大都市で日本人を含めた観光客に慣れてる店員さんは、それなりに

あんな風に呼ぶのが東アジアじゃ普通のやり方なんかな

って気づいてる人も多いと思います。私も一緒にいた日本人の知人に「エクスキュゼモワー!」とやられた経験がありますが、記憶の限り、あからさまに気分を害した態度を取られなかったと思います。

でも、そんな風に異文化を理解しようという心のある人でも

多くの日本人観光客が挨拶を無視する

には、ムカついてしまう、ということは多いと思います。マジで。

こんなツイートもしてみたのですが、

フランスに限らず、かなり広範な地域で、これは理解されにくい風習だと思います。

というより、

フランスでは客が先にBonjourと挨拶する場合が多い

ので、まして店員の挨拶に返さないというのは論外です。

私はイングランドやフランスに住んでいた時に一時帰国した時や、本帰国したばかりの時、日本でお店に入る度に、店員さんの「いらっしゃいませ〜」という挨拶に何も返事しない、というのが非常に気持ち悪いというか、「こんにちは〜」と言いかけたりして、「あっ、言う方が変なのか」と慌てて頭を下げるだけに留めたりしました。

今でも頭は下げてますし、コンビニとかではなく接客されるようなお店では「こんにちは〜」とか言ってます。

 

で、でも、カタカナの「ボンジュール」でいいの…?恥ずかしいよ

なんて思うかもしれません。

もちろんいいし、別にBonjourじゃなくてもHi!でも、日本式に笑顔で顔を見て頭を下げるのでも、何なら「コンニチハ」でもいいのです。

フランス人はフランス語じゃないと意地悪になる、ってのは都市伝説です。

私は一般的に英語圏人の英語に対する傲慢さは感じますが、フランスでは殆ど感じないです。

英語が苦手なコンプレックスから避けようとしたり、不機嫌になるフランス人はいますが、英語喋れるフランス人はむしろ英語喋りたがるもんです…(こっちが下手なフランス語話してると、英語で返事してくるフランス人多いですよ…本当に)

とにかく、

挨拶しないのが最悪でありえないこと

なので、何でもいいから相手に挨拶することです。お店に入る時だけではなく、レストランなら飲み物や料理が運ばれてきた時、会計した時、Merciと言いましょう。

お店を出る時、Au revoirと言われてるのに、背を向けて出て行ってませんか?Au revoirなんて発音よくわからないよ、ならBye!でもいいし、サヨナラでもいいし、どうしても発声が恥ずかしいなら、目を見てにっこりしてお辞儀でもしてください。

相手は人間なのです

何で日本では挨拶を無視するのか、よくよく考えると不思議です。あまりにも失礼だと思ってしまいます。

日本ではそんな風習だということはもちろん一般には知られてないですし、ツイートで書いたように、それが風習だと説明しても、それは「店員を見下しているから」と取られてしまいます。

「見下された」と感じた店員が、報復に意地悪することが正義というわけでもないですが、

基本的にフランスでは丁寧だったり感じのいい接客が「当たり前」というわけではない(除:高級店)

元々感じが悪いサーバーが、感じの悪い外国人客に更に感じ悪くなる、ということは往々にしてあります。

例えば、入る時にちゃんと感じ良く挨拶して入ってきて、メニューを渡されてメルシーと言ってる客になら「エクスキュゼモワー!」と「呼びつけられて」も、(やれやれ、日本人だか韓国人だかわからないけど、そういう習慣の国らしい)と許せる人の方が多いと思いますが

全く挨拶もしない、メルシーも言わない、既に店員は「なに…?超失礼…!」とイラついてるところの「エクスキュゼモワー!」は(ハアァ?!)になって、もう無視!となってしまうのは…

フランスならむしろその方が普通(そこまで客に寛大な心もってる店員さんの方が珍しい)

って気がしちゃうんですよね…

それを「人種差別」と思うのは誤解だと思います。向こうは既に、ある意味「サーバーを召使か何かと勘違いしてるの?」という一種の差別を感じてるのですから。

1人の店員がフランスを代表しているわけではない。

これは…言わずもがななんですよね。

私は、パリですごく感じのいい店員さんとか、オーナーとか、たくさん浮かぶんですよね。ちょっと面白い人とかもいたし。

逆に、やな感じーと思ったのは

カバのキャラクターで知られるファミレス的なチェーン店なんですが、いくら客が辛抱強く待つのが普通のフランスでも、さっきから会計の仕草して待ってるのに、一向にこない、ということがあって、一緒にいた、当時のパートナーの父親(年配のフランス白人…ですね)が会計の際、急いでるのに!と不快感をあらわしたら、そのウェイトレスの女の子が仲間の女の子に「この人、全く堪え性がないわ」と言ったんです。

ありえないでしょ?

元パートナーが言うにはバカンスシーズンだったので、臨時の学生バイトだろうって言うんですけど、日本の高校生のバイトだって、そこまで酷い態度の子はいないですよね。

でも、

日本で1万人に1人のレベルの態度の悪さは、フランスなら100人に1人くらい

と思ってください(笑)

プロ意識とかの概念はなく、自分が機嫌が悪い時に、たまたま来た客に八つ当たりするような人とかです。

数字はテキトーですけど、まあテキトーに言って、100倍くらいいる、って話なのですが、それでも

殆どの人は普通か、いい人

なのです。

日本も「お客様は神様という接客」だということになっていますが、私は子供の頃から思い返してみても、結構無愛想な人がいるお店ってあったと思います。

あの人たちの中には、外国人観光客なんかめんどくさい、という態度の人もいるかもしれない。

でも、それが日本だと言われたら心外ですよね?

フランス含む欧米に対しては、一つの出来事が一人歩きする

これに尽きる気がします。

アジアでも、いや、日本でも、時々「かんじわるっ!」とか、「なんだよ、常連以外は無視かよ」ってお店あると思うんですが、

それは、その店員自身、もしくは、そのお店に対しての印象

になることが多いと思うのですが、

なぜかフランスでそういうことがあると

フランスで人種差別されました

という話として語られることが多い気がしています。

あと…外国人観光客が全く珍しくないので、特別扱いはされません…(たまにしてくれる人もいるけど)

何しろ、

通常の年は人口よりも観光客の数の方が多い国

なので(人口6千万人で観光客数が8千万人)…

これも、特に欧米人観光客のことはチヤホヤする日本の発想からいくと、ガッカリかもしれません。

ただ、パリでは外国人観光客に冷たい人もいるというのはアメリカ人の間でも定説みたいで、

パリに住んでたり、長めに滞在してるアメリカ人(白人)も、嫌な店員に遭遇した話をする人はいるのですが

そこに「アメリカ人差別された…」という空気感があまり漂ってない

のです。みんな笑いながら話してました。単にアメリカ人が陽気ということもあるかもしれませんが(笑)

 

まとめにくいけど、まとめ

何度も言いますが、フランスにも人種差別はあります。

アジア人に対するものも。

特にコロナウイルスのことで、そういったことが多く起こりましたよね。

ただ…

ここ何年かで感じるのは

フランスは差別大国というイメージ先行

ということです。

そのイメージは、実際に何年か住んだ私の感覚とはかなり異なるのです。

少なくとも、毎日差別を感じながら住んでいたわけではないです。

今、フランスに観光に行ける時期ではないけれど、収束したらやはり絶対的にオススメできる国なんです。

観光資源としてはやはり凄すぎる国だと思う。

それを、誤解を多分に含んだイメージのせいで行かない、というのはあまりにももったいないと思います。

それを伝えたかった、というそんな記事ですが、1万字超えました…なが。

読んでくださってありがとうございます。

フランス情報
パリに在住していた私が、パリだけでなくカンヌ、ニース 、ボルドー、ブルゴーニュ、リヨン、ブルターニュ、ルーアンなどなど各地を旅行したログを公開!フランス人との旅が多いので、日本人だけではなかなか行かない場所や情報を随時更新!

 

 

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マダムSFC

イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。
搭乗回数、コストを減らして、その分観光しましょうということで、40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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