それは残念でしたね…ただ、これはフランス人と生活してて彼らの文化的な視点が見えるようになったのですが、日本人観光客の中には「彼らからすると」非常に失礼な人が多いのです。レストランでウェイターを呼ぶ時は目があった時に手で合図が基本で、フランス人も目が合うまで辛抱強く待ちます。
— マダムSFC@飛行機に乗るだけの「修行」はしない (@sfc_madame) June 3, 2020
今日はこのTweetが私基準では「プチバズった」ことをきっかけに書こうと思った記事です。
私は一応Twitterやってまして、最初はこのブログの宣伝のために作ったアカウントだったのですが、徐々に私の人格が投影される内容になってしまいまして、
も多くなってしまって今に至る…です(笑)正直、政権批判というか文句も多いです。
そんなアカウントでもよろしければ、今からでもどんどんフォローしてください!→フォロー
さてはて、そんなアカウントなので、期待外れでリムされるのか、2年経ちましたがフォロワーさんの数は200人台。プチでもバズることは稀です。
ミネソタの黒人男性が白人警官に殺された事件をきっかけに世界的なムーブメントになっていることに因んだツイートへのリプライのリプライという形で、元のテーマとは外れているものの、ふと書いたことがプチバズったのは、時期的なものでもあるかもしれません。
でもTweetって色々齟齬も出るというか、やはりあの中で色々説明するのは難しいし、中には
みたいな反応もあったので、そういうことへも含めて、今回私の考えなどをまとめたいと思います。
きっかけは、某芸能人の発言?「フランスのアジア人差別が酷い」というイメージへの違和感
まず、コロナウイルスが席巻してからのアジア人差別というのは別問題だと思うので分けます。

最初に言っておくと、フランスに人種差別がないなんてことは言わないです。
だってル・ペン親子(孫も)が率いる極右政党が結構な勢力となっている背景って、やっぱり移民排斥を考えるフランス人がそれだけいるってことなんです。
フランスには日本人に似たフランス人も結構いる
って話ですよね。
実際にはフランスって、普通の日本人のみなさんが思うより、「肌の色」でいうと我々のような「アジア系フランス人」って存在します。
時々、フランスは白人ばかりの国とイメージしてる人がワールドカップやその他の五輪で黒人が多いので不思議に思うみたいですが、フランスにアフリカ系の人が多いのは、アフリカやカリブ海に植民地を展開したからです。
また、肌の色は薄く、白人にも見えるアラブ系も多いですが、北アフリカのモロッコ、チュニジア、アルジェリアというマグリブ地域も旧フランス領で距離的にも近いので移民が多いのです。
それらのグループからすると、そんなに目立たないグループと言えますが、
ただ、フランスでの移民系への差別、という時に、このグループはあまり想定されないようなのです。
単に黒人やアラブ系に比べて少ないグループだから?というだけではなく、
↑これって、私の周囲の自称リベラルもしくはリベラル寄り白人、何人かが言ってたことをまとめるとこーなる、という感じです。
あと、スリやひったくりがあまり出てこないグループというのも大きいように感じました…
なんかこうしてみると、ちょっとこれはこれで感じ悪いですが(単に眼中にないみたいな)、一言で言うと
と思ってる人が多いということなのです。うん、まあ、感じ悪いですね、こう書くと(笑)
私の友人知人というより、パリで知り合ったアメリカ人(白人)の友人ということで1度だけ話したことある、結局ものすごく感じ悪かったフランス白人女性に(というかその女性も含めたところで)
と言ったら
って感じのことを言われました。
でも私は知らないけど、80年代って結構日本がフランスの産業への脅威って言われてたらしいけど(特に自動車メーカーって、日本もフランスも大衆車メーカーになるのでまともにぶつかり合ったみたい)、その頃だったら、あの人、どう答えたんだろ…
リベラル寄りなフランス人はフランスが差別的な国だとは夢にも思っていない
私って日本人、思いっきり外国人じゃないですか。フランス語も覚束ないような。
つまり、「私の周囲の白人」というだけで、ある程度リベラルになりがち、ってのがまずあると思います。
そして、
というのがほんとのところなのです。
これはどういうことかというと、日本でもそうだと思います。
私はTwitterとか見ていると、ネトウヨと呼ばれる人の発言に遭遇してしまいますが、リアルの世界ではそういう人と付き合いないです。
もしかすると、昔職場などでいたかもしれないけど、ちょっとそういう偏見めいた発言を聞くと、私も普通の口調ですが「んー、でも…」と軽く非同意を表すので、向こうも「あ、この人はこういうこと言わない方がいいタイプだな」と口をつぐんできたこともあると思います。
それと同じで、個人主義が強いフランス人ではありますが、
というのが実際のところだと思うのです。
実はフランスって(に限らず、UKなどもそうですが)、人種差別言動は「逮捕案件にもなる犯罪」なので、告発されたら日本よりずっとヤバイことになるからです。
もちろん、そんなのものともしない不良というか、そういう人はいるので人種差別の落書きしたり、気に入らない人種や民族グループに攻撃したりする人がいますが、つまり犯罪者ですから普通の人は関わり合いにならないですよね。
だから、フランスに住む日本人やアジア人が「差別っていうか…舐められてるな」と思って、それを近しい白人に言った時、大抵
って反応が多いんじゃないかと思います。
フランス人って、基本フランスという国への誇りが強い人が多いので、「人種差別だなんて!ドイツと間違えてるんじゃないの?!(言うまでもなく、ホロコーストのこと)」とか、
という結構強い反論にもあいます…
つまり何が言いたいかと言うと、
実際に、「勘違い」「そんなの人種関係ない。そいつが誰にでも嫌なやつなんだ」と言われれば、こっちもそれ以上言えないくらい、
というのが私の体験ではあります。パリという大都会なので、田舎に住んでみたらまた違うのかもしれないし、アジア人の場合、男性の方が差別を感じるとも言われるので、あくまで私の個人的な体験ですが。
ただし、元パートナーに「あれって私がアジア人だからだと思う」と訴えたことは何回もあります。
その度に、上記のように言われてモヤモヤしてきたというわけなのです。
声の小さいグループなので「悪気ない?」差別があるかもしれない
フランス人ではないのですが、パリに出てきたばかり、というイタリア南部出身の人たちのグループに遭遇したことがあります。セーヌ川のクルーズしたことある人は知ってると思いますが、沿岸で夜パーティしてる人たちがいますよね。ある時、知人に誘われて行ったのです。
そのうちの1人が社交として私に話しかけてくれましたが、私が日本人ということで何か日本語を言いたいけど知らないな、ということで、自分の友達(酔っ払ってる)に「オイ!何か日本語知ってるか?」と問いかけたら、その友達が
と返してきたのですが、私に話しかけてきた男性はそれを見て笑っただけでした。
それで
と詰問口調ではなく聞きました。
すると、彼は
えっ!何で?!
と目を丸くし
と哀願するように言ってきました。
レイシストという言葉は、おそらく日本人が考えるよりかなり強いので、その人はかなり慌ててました。
悪気がないことは私もわかっていたし、更に目が細いことが悪いことだという価値観も殆どなくなってたので(確かに西洋圏に何年か住むと、美的感覚が少し変わり、アジアンビューティとかわかるようになってきます。西洋に住むアジア人のメイクが日本以外に住んだことない日本人からすると解せないのはそのためです)、私は全く怒ってませんでした。
日本でお笑い芸人が、顔を黒塗りした時に、日本でも「何が悪いの?」という反応はかなりありましたよね。それに近いかなと思ってたからです。
でも、
とも思っていたので、言いました。
アメリカでは、西海岸には日系人も多いし、もちろん中国系、韓国系と、東アジア系がマイノリティとしてはそれなりの存在感があるので、彼らの声はそれなりにあるのだと思います。
でも、ヨーロッパで人種差別というと、アフリカ系やアラブ系がまず来るので、その人たちへの配慮というか、どんなことをしたり言ったりしてはいけない、みたいな暗黙のガイドラインが確立されてると思うのですが(いわゆるポリコレですね)
というのがあると思います。
だから、もしあなたがそういうことに遭遇し、あなたが不快に思ったなら、もし可能であれば、できるだけそれは伝えるべきだと思います。(ただ相手が明らかにおかしくて危害が及びそうな場合は避けてくださいね。基本的に今の時代、悪気あって面と向かって人種差別してくる人はヤバイ人です)
その時は「悪気がなかった」とか言われるだけだと思いますが、選挙の1票が大事なのと同じで、少しずつでも言うことは重要だと思います。
言わなければ、相手は永遠に改めようと思わないのですから。
日本での黒塗り騒ぎも、あれが騒ぎになったことで「いけないことなんだ」と知って、以後気をつけようと思った日本人の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
だから仕方ないと言うわけではないけど、文化の違いで日本人含むアジア人観光客が失礼なことをしていることも理解しよう
まず、最初に言っておきたいのは
しかも、もしあなたがフランスのマナーに則っているのに、他の日本人やアジア人観光客の「傾向」によって、「あんたも同じでしょ」と最初から決め付けられれば、それは人種差別に他ならないです。
ただし、プチバズったtweetでもあるように、
のは確かなんですね。
日本の「すいませーん!」のノリで店員を呼ぶべからず
Tweetでは、リプライ先の方が「(レストランで店員を)呼んでもプイっとされたり」と書かれていたので、
ことを書きました。
私も、いつこれを知ったのか忘れてしまったのですが、フランスではなくイングランドで、お世話になったブリティッシュの年配の女性とお店に行った時に、近くに明らかに酔っ払ってる若者のグループ(多分全員白人だったと思う)があって、中の1人が”Excuse me!”と大きい声(と言っても、日本人のすいませーん並)でウェイトレスに向かって呼んだんですね。
その時、私の知人女性は(ったく、酔っ払い!)って感じで顔をしかめて、私に「いやねえ」という感じの目配せをしたのです。
既に私は知識として「やってはいけない」とは知ってて、やらないようにはしてましたが、初めて
と目の当たりにした瞬間でした。
そして、その本人も、いかにも「俺は酔っ払って、他の客のことなんか気にもかけずに調子に乗ってるぜ」という感じの”Excuse me!”だったのです。(というかウェイトレスにちょっかいかけてる感じ)
もう少しこれについて書くと、アメリカでもNGだというリプライを頂いたのですが、多分2割ものチップ必須のアメリカでは、店員がかなり目配りしてるので呼ぶ必要がない、というのがあると思います。ニューヨークなどに行った時、1人50ドルくらいのお店でしたが「ウェイターに見張られてる感じがする…」と思ったものです(笑)
でも、イングランドやフランスでは、近年はサービス料が入ってるのでチップが必須ではなく、あげるにしても少額なので、高級レストランでなければ店員はそこまで目配りしてるわけでもないです。
映画「恋人までの距離」の中で、ヨーロッパを旅行するアメリカ人のバックパッカー役のイーサン・ホークが電車の中で出会ったパリジェンヌに愚痴ってたけど、アメリカ人から見てもヨーロッパのサービスって心折れるみたい(笑)
じゃあ、現地の人たちはどうしてるのかというと
- 最初の注文は店員の方も注意してることが多いので、読んでいたメニューを置くなどすると来てくれる場合が多い
- 基本的には目が合った時に人差し指を立てる仕草などで知らせる
- 忙しそうにしていて目が合わない時、客側は結構辛抱強く待つ
- 店員が近くまで来たが目が合わない時は、大声でないなら(他のテーブル客に見られない程度なら)声をかけるのもアリ。フランスはExcusez moiよりもS’il vous plaît(シルブプレ)と言ってることが多かった気がします。
- とにかく、近くにいるわけでもない店員を大声で呼ぶのは失礼
実際には、日本人を含めたアジア人観光客に慣れてるお店では、そこまで嫌な顔されないことも多いと思います。
でも全ての接客業についてる人が外国人の異文化を理解できるわけじゃないんですよね。
観光客相手に接客するのが初めての人だっているわけですし。
しかしながら、観光客どころか、「1年近く住んでいる」というような人でも、結構これを知らないという人がいました。(私も、あまり注意したりはしませんでした…)
イングランド(ロンドンでもなく、観光地でもない都市)で一緒にいた年配女性が他のテーブルの客に対して不快に思ってることを知らされたわけですが、もし私が知らずに”Excuse me!”とやった場合、彼女は心の中で驚いて私に何も言わなかったかもしれません。ただ知人と言っても年齢差から、遠回しに注意してくれたような気もしますが、
例えばクラスメートやフラットメートなどのイギリス人なら、殆どの人は何も言わないだろうと感じます。
フランスでは、当時のパートナーがフランス人だったので、その関係では何でもかんでも言ってきます。
でも彼は、私の日本人の友人知人に「そんなことはフランスではおかしいよ」とは言わなかったです。
その彼が日本に来た時にびっくりしたのが、
だったのです(笑)
Tweetでは
逆にフランス人が日本に来た時、客が「すみませーん」って呼びつけるのを見て、ビックリしていました。「日本人って店員に失礼じゃない?下に見てるの?」って聞かれてしまいました。あとフランスではお客さんの方から挨拶するものなのです…そういう文化的な齟齬が誤解されてることもある気がします…
— マダムSFC@飛行機に乗るだけの「修行」はしない (@sfc_madame) June 3, 2020
と書きましたが、その後、ちょっと話すことがあり、ついでに「この話がプチバズったよ、あなた日本でそう言ってたよね」と報告したところ
と言ってました。ただ、この表現は大袈裟に言いすぎる癖ですけどね…
彼のために弁護すると、彼は昔から仕事で日本人と接する機会があったものの、日本人というものは静かで恥ずかしがり屋だと思っていたので、かなり意外な光景に見えたようなのです。(多分、それまでパリなどでエクスキュゼモワー!と大声で言ってる日本人を見ても、日本人だと思ってなかった様子)
店員さんには挨拶しよう
ただ、さきほども書いたように、パリなど観光大都市で日本人を含めた観光客に慣れてる店員さんは、それなりに
って気づいてる人も多いと思います。私も一緒にいた日本人の知人に「エクスキュゼモワー!」とやられた経験がありますが、記憶の限り、あからさまに気分を害した態度を取られなかったと思います。
でも、そんな風に異文化を理解しようという心のある人でも
には、ムカついてしまう、ということは多いと思います。マジで。
こんなツイートもしてみたのですが、
なんか色々tweetしてたら思い出してしまった。フランス人じゃなくて(もしかしたらフランス国籍取ってたかも?)イラン人の移民の先生にフランス語教わってた時、文化的な違いをテーマに話す時、私はこれを話題にしたんだよね。日本ではお店に入った時に店員さんの(いらっしゃいませ)に→
— マダムSFC@飛行機に乗るだけの「修行」はしない (@sfc_madame) June 3, 2020
フランスに限らず、かなり広範な地域で、これは理解されにくい風習だと思います。
というより、
ので、まして店員の挨拶に返さないというのは論外です。
私はイングランドやフランスに住んでいた時に一時帰国した時や、本帰国したばかりの時、日本でお店に入る度に、店員さんの「いらっしゃいませ〜」という挨拶に何も返事しない、というのが非常に気持ち悪いというか、「こんにちは〜」と言いかけたりして、「あっ、言う方が変なのか」と慌てて頭を下げるだけに留めたりしました。
今でも頭は下げてますし、コンビニとかではなく接客されるようなお店では「こんにちは〜」とか言ってます。
なんて思うかもしれません。
フランス人はフランス語じゃないと意地悪になる、ってのは都市伝説です。
私は一般的に英語圏人の英語に対する傲慢さは感じますが、フランスでは殆ど感じないです。
英語が苦手なコンプレックスから避けようとしたり、不機嫌になるフランス人はいますが、英語喋れるフランス人はむしろ英語喋りたがるもんです…(こっちが下手なフランス語話してると、英語で返事してくるフランス人多いですよ…本当に)
とにかく、
なので、何でもいいから相手に挨拶することです。お店に入る時だけではなく、レストランなら飲み物や料理が運ばれてきた時、会計した時、Merciと言いましょう。
お店を出る時、Au revoirと言われてるのに、背を向けて出て行ってませんか?Au revoirなんて発音よくわからないよ、ならBye!でもいいし、サヨナラでもいいし、どうしても発声が恥ずかしいなら、目を見てにっこりしてお辞儀でもしてください。
何で日本では挨拶を無視するのか、よくよく考えると不思議です。あまりにも失礼だと思ってしまいます。
日本ではそんな風習だということはもちろん一般には知られてないですし、ツイートで書いたように、それが風習だと説明しても、それは「店員を見下しているから」と取られてしまいます。
「見下された」と感じた店員が、報復に意地悪することが正義というわけでもないですが、
元々感じが悪いサーバーが、感じの悪い外国人客に更に感じ悪くなる、ということは往々にしてあります。
例えば、入る時にちゃんと感じ良く挨拶して入ってきて、メニューを渡されてメルシーと言ってる客になら「エクスキュゼモワー!」と「呼びつけられて」も、(やれやれ、日本人だか韓国人だかわからないけど、そういう習慣の国らしい)と許せる人の方が多いと思いますが
全く挨拶もしない、メルシーも言わない、既に店員は「なに…?超失礼…!」とイラついてるところの「エクスキュゼモワー!」は(ハアァ?!)になって、もう無視!となってしまうのは…
って気がしちゃうんですよね…
それを「人種差別」と思うのは誤解だと思います。向こうは既に、ある意味「サーバーを召使か何かと勘違いしてるの?」という一種の差別を感じてるのですから。
1人の店員がフランスを代表しているわけではない。
これは…言わずもがななんですよね。
私は、パリですごく感じのいい店員さんとか、オーナーとか、たくさん浮かぶんですよね。ちょっと面白い人とかもいたし。
逆に、やな感じーと思ったのは
カバのキャラクターで知られるファミレス的なチェーン店なんですが、いくら客が辛抱強く待つのが普通のフランスでも、さっきから会計の仕草して待ってるのに、一向にこない、ということがあって、一緒にいた、当時のパートナーの父親(年配のフランス白人…ですね)が会計の際、急いでるのに!と不快感をあらわしたら、そのウェイトレスの女の子が仲間の女の子に「この人、全く堪え性がないわ」と言ったんです。
ありえないでしょ?
元パートナーが言うにはバカンスシーズンだったので、臨時の学生バイトだろうって言うんですけど、日本の高校生のバイトだって、そこまで酷い態度の子はいないですよね。
でも、
と思ってください(笑)
プロ意識とかの概念はなく、自分が機嫌が悪い時に、たまたま来た客に八つ当たりするような人とかです。
数字はテキトーですけど、まあテキトーに言って、100倍くらいいる、って話なのですが、それでも
なのです。
日本も「お客様は神様という接客」だということになっていますが、私は子供の頃から思い返してみても、結構無愛想な人がいるお店ってあったと思います。
あの人たちの中には、外国人観光客なんかめんどくさい、という態度の人もいるかもしれない。
でも、それが日本だと言われたら心外ですよね?
フランス含む欧米に対しては、一つの出来事が一人歩きする
これに尽きる気がします。
アジアでも、いや、日本でも、時々「かんじわるっ!」とか、「なんだよ、常連以外は無視かよ」ってお店あると思うんですが、
になることが多いと思うのですが、
なぜかフランスでそういうことがあると
という話として語られることが多い気がしています。
あと…外国人観光客が全く珍しくないので、特別扱いはされません…(たまにしてくれる人もいるけど)
何しろ、
なので(人口6千万人で観光客数が8千万人)…
これも、特に欧米人観光客のことはチヤホヤする日本の発想からいくと、ガッカリかもしれません。
ただ、パリでは外国人観光客に冷たい人もいるというのはアメリカ人の間でも定説みたいで、
パリに住んでたり、長めに滞在してるアメリカ人(白人)も、嫌な店員に遭遇した話をする人はいるのですが
のです。みんな笑いながら話してました。単にアメリカ人が陽気ということもあるかもしれませんが(笑)
まとめにくいけど、まとめ
何度も言いますが、フランスにも人種差別はあります。
アジア人に対するものも。
特にコロナウイルスのことで、そういったことが多く起こりましたよね。
ただ…
ここ何年かで感じるのは
ということです。
そのイメージは、実際に何年か住んだ私の感覚とはかなり異なるのです。
少なくとも、毎日差別を感じながら住んでいたわけではないです。
今、フランスに観光に行ける時期ではないけれど、収束したらやはり絶対的にオススメできる国なんです。
観光資源としてはやはり凄すぎる国だと思う。
それを、誤解を多分に含んだイメージのせいで行かない、というのはあまりにももったいないと思います。
それを伝えたかった、というそんな記事ですが、1万字超えました…なが。
読んでくださってありがとうございます。

FCバルセロナ所属の2選手による事件から、もう少し自分のモヤモヤを掘り下げて書きました。
このブログは基本的に「情報ブログ」なので、ちょっと分けようと思い、noteという場で書かせていただきました。

あと、フランスに関してはこうしたKindle本を出しています。

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