5月の連休は終わりましたが、緊急事態は延長され、まだまだいつ収束するかわからない。私も最近、今月の予定だった宮古島へのフライトを秋に、クアラルンプールへの戻りの便を冬に延期しました…
そこで、気分だけでも異国気分を味わおうと、クアラルンプールで買ってきた肉骨茶を家で作るためのパックを使って作りました!
この記事では、今年の1月に初めて作った時の写真を使っていますが(今回、写真を撮り忘れたので…)、それが結構良かったので、2月にクアラルンプールでまたまた同じパッケージを見つけて買ってきました!
実は私、昨年からクアラルンプール発券のANAで日本と往復するようにしていて、3月に帰国したのは「往路」。
まだ復路が残っていて、それは来月末戻りでしたが、どう考えてもそんなにすぐ行けるようになると思えませんので(今現在、入国できませんね)、11月に延期したところです。
しばらく東南アジア飯が食べられないな〜と色々な料理が頭に去来するのですが、そうだそうだ、マレーシアの華人料理の肉骨茶のパックがあるから、また作ろう〜と思いました。
本当は誰かにお土産で渡してもいいな、と思って買ったものだったんですが、帰国以来誰とも会わずにいるので結局自分で使ってしまいました(笑)
肉骨茶(バクテー )とは?
これは骨付きの豚肉を漢方で使われる生薬と醤油で煮たスープ料理です。
元々はマレーシアとシンガポールの華人労働者の間で食べられるようになった料理で、英国統治下、厳しい肉体労働をしていた人たちが、解体後にまだ骨に残った肉を利用し、安く体力回復できる料理として作るようになったそうです。
実は私も昨年クアラルンプールに初めて滞在し、中華系マレーシア人の友人(UK留学時代のクラスメート)にパッケージを買ってもらうまで知りませんでした。
その後、お店にも連れて行ってもらい、テイクアウトして
と気に入ったのでした。
正直、最初に友人とスーパーにいて、
「これ知ってる?」とパッケージを見せられた時は
という字面に「エッ?」とちょっと引いてしまったのですが、宿に帰ってからネットで調べると、結構日本でも話題になってきている料理なんですね。
ある番組の動画が出てきて、ディーンフジオカ氏がめちゃくちゃ味にこだわってる様子だったのですが、彼のこだわりはインドネシア風だそうで、また色々あるんですね〜…
作り方はとっても簡単!
とりあえず、作り方はとても簡単です。
こちらがパッケージの中身。ティーバッグのようなのと、何か木の皮みたいなのが入ってます。
用意すべき材料は入手可能なもので適当に(笑)
とりあえずパッケージに書いてあるのは…
- 上に紹介したパッケージの中身
- 1.5kgの肉をお好みのサイズにカット
- 2.85Lの水
- 5片の黒にんにく と、マッシュルーム5つ
- 濃口醤油を小さじ5杯
- 醤油を小さじ3杯
- 化学調味料小さじ1杯
- 塩小さじ2杯
なのですが、この材料を全て入れておさまる鍋もないな〜ってことで、半分の材料でいくことにしました。
あと、黒にんにくは普通のニンニク、マッシュルームはしいたけで代用…
濃口醤油というのも、おそらく中華醤油でそういうのがあるのでしょうが、家になかったし、わざわざこの料理のためだけに買うのもなんなので、家にある醤油4杯(上では濃口と普通ので合わせて8杯となっているので、その半分ということで)にしました。
M.S.G.というのは中華料理によく使われている化学調味料ということなのですが、日本の家によくあるのは味の素かな〜…
とりあえず、書いてある通りには揃えられないので、こんな感じで。
…大根とか生姜というのは、かなり自己流になってますが(笑)
なんか美味しそうじゃないかと思っていれることにしました。
お肉は豚スペアリブで。
調理は3段階。基本的にポトフ
パッケージに書いてあるのはこんな感じ。
- 大きな鍋に2850mlの水を入れて沸騰させる。
- フィルターバッグと全てのハーブ、用意した材料を沸騰した鍋に入れる。
- また沸騰させ、中火で1時間煮たら、フィルターバッグとハーブを取り出す。
→出来上がり
という感じ。簡単でしょ?
私は半分の材料ということで、1.5L弱の水を煮るところから始めました。
フィルターバッグはパッケージに2個入ってたので1個だけ使い、ハーブの方は適当に半分くらい入れました。ちなみに私は椎茸の軸の部分が好きなので、石づきを取って、それも放り込みます。
で、1時間煮込んだのがこちら。もしかすると半分の量だから1時間じゃなくても良かったのかもしれませんが、まあ途中から火を弱くしたりして。
なんか薬膳というか、そういう独特な香りもしてます。
優しい味でおいしい。
実は化学調味料は入れませんでした。そして材料も好きにしたので、クアラルンプールのお店の味とはちょっと違いましたが、これはこれで美味しかったです。
漢方が効いてると思うからか、中年になると健康に良さそうなものが美味しく感じるようになるんですよね。しかし高齢の親は「薬くささが嫌」と喜んでなかった…(昔ながらの日本に根付いた中華しか美味しいと思わない人々)
まあ食べつけない人は苦手に思うかもしれませんね。おそらく何度か食べてるうちに美味しく感じるという人が多いと思います。
半分の量で作りましたが、こうして丼に入れて5杯分くらいになりました。
お土産にオススメしたい
マレーシア 土産って悩む人多いんじゃないでしょうか。
マンゴーのドライフルーツとか人気だと思いますが、私はこういう食べ物が好きなタイプの人には、この肉骨茶のパッケージ、お土産にいいと思うんです。
このペナンホワイトカレーラーメンや、ペナン福建エビラーメンも人気なのですが
何しろ、これ1つで1人の1食分に過ぎないですから、たとえば家族で暮らしてる人にこれ1つあげるの微妙ですよね…大体5パックで売ってるのですが、普通に袋入りインスタントラーメンですから、何せかさばります。
でも、肉骨茶のパッケージだと、上記のように半分しか使わなくても丼5杯分になりますから!(笑)
そして、インスタントラーメンの1袋より薄い!軽い!かさばらなーい!
正直、正確な値段は忘れてしまったのですが、記憶では5〜7リンギット(125~180円くらい)くらい?だったと思うので、コスパもいい!
↓日本のサイトでも売ってますが、やはり少し割高ですね。
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