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【イングランド/ウォーリック城】中世〜近世の人に会える11世紀の城!お子さんも楽しい演出でタイムスリップ!

今回ご紹介するのはイングランド中部にあるウォーリック城。

ロンドンから少し足を伸ばして異空間を味わいたいならオススメ!!

ヨーロッパ中に古いお城は点在してますが、ここのお城は何と当時の様子を再現するがごとく、スタッフが衣装を着て、色々実演してくれてます。

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ウォーリック城とは 征服王ウィリアム1世の建てた城!

このお城はノルマン朝の開祖であるウィリアム1世によって建築されたもので、時代は何と1068年、11世紀です。日本の平安時代ですね。この王朝が現代のウィンザー朝のエリザベス2世に至るまでの王室の起源になっています。

実は、ここでご紹介する画像のいくつかの右上に黒い影がかかってるのは…カメラのレンズの位置に合ってないiPhoneカバーをしてたからなんです(汗)すみません…

元々この土地にはアングロ・サクソンの砦が建っていたのですが、ノルマンディーからイングランドを征服したウィリアム1世がこの城を建てました。

その後、イングランド有力貴族であるウォーリック伯の所有となり、現在に至るまでウォーリック城と呼ばれるようになりました。

このお城は復元でもなく、当時のまま保存された非常に貴重なお城の一つです。

そこに城があるだけではなく、当時の様子を再現した演出が凄い

このお城の素晴らしいところは、中世〜近世に合わせてお城のあちこちに当時の様子を再現しているところです。

こんな風に、お城の建物の周囲には当時の人々の生活の様子がわかるような展示がされています。

我々が知る当時のことは王族や貴族のことに集中しがちですが、当然ながら、そういう人たちというのは非常に限られてるわけなので、こういう展示は非常に面白かったです。

立ち入れない場所に人が…?と思ったら、これも当時の職人の様子の展示だったかな。

こんな風に料理している様子だったり(個人的にこういうのすごくワクワクする)

狩してる人だったり(時々弓射ってました)

水車もあったり。

城内のそこかしこにこういう展示があって、本当に中世の世界に紛れ込んだようなタイムスリップ感を味わうことができます。

 

いよいよこのお城の建物の中に入ります。この日はイングランドにしては綺麗に晴れてたなあ。やはりイングランド観光は夏がオススメです(この時は8月、カーディガン羽織るほど涼しいんですけどね)。


かなりレンズにカバーがかかった写真ですみません…ここを通ってまず中庭に抜けていく構造になってます。

門番の人と、こんな写真を撮らせてもらえたりもします。

塔の下の通路にあった樽や槍、マスクなど。細かく演出されてますよね。

イングランドの旗と一緒に。

中庭に入ったところでも、この、よく王宮にいそうな従者の衣装を着た人と写真撮らせてもらいました。

 

 

お城の建物の中へ!

お城の塔の中に入ると、内装は中世〜近世風のところから入りますね。

甲冑、鎧、槍…中世の軍事物がズラリ

まずは鎧を着て馬に乗っている兵士や、盾、槍、甲冑などが展示されてるところから。

私はチューダー朝の映画やドラマなど見るのが好きで、よく戦闘シーンも見てたので、ほおおーとなります。

こちらの人は蝋人形(笑)

本物の人みたいです。

うって変わってビクトリア時代の内装

中を進むと、ガラッと様子は変わって19世紀スタイル。

シャンデリアと天井が豪華。

 

こちらは、ヴィクトリア女王…ではなく、現女王のエリザベス女王ですね。

ここは沢山リアルな蝋人形があります。

まばゆいばかりのインテリア。

歴代の城主の肖像画が飾られてます。

ここの回廊の天井は少しフランスっぽい趣味ですね。

 

また中世〜近世風の蝋人形がズラリ

こちらは国王とか王妃、また宮廷婦人(王妃の侍女とか)の衣装の蝋人形たち。
ちょっと怖い気もしますが、私、当時の映画やドラマ(特にチューダー朝が好きでエリザベス1世のファン)が大好物なので、こういうのを見るとめちゃくちゃ気分あがりました。

 

礼拝室とパイプオルガン

お城には教会がついているものですが、このウォーリック城も小さいながら、時代を忍ばせる荘厳な雰囲気の礼拝堂がついています。大体1600年代初頭に建てられたものだとか。

パイプオルガン。

こんな風に鍵盤の部分に扉がついているんですね。

近づいて撮ってみました。

楽譜が乗っかってて、今でも現役で演奏されてるのかもしれませんね。

 

 

屋外:塔からの眺めや城下町、美しい

ここからは、建物から外に出てからの様子をご紹介していきます。

塔から撮った場内の様子

少しづつ回りながら屋外に出て撮った写真です。

ヨーロッパのこの時代のお城にありがちな構造ですが、城郭があって、中庭があり、メインの建物がある感じです。

上の方から撮ったもの。何か当時のゲーム(ゴルフの起源みたいな?)をやってたかな?

この風景はものすごくイングランド!美しい風景ですね。

こちらを出ると、城下町のような感じになっていて、木骨組の建築がみられます。

城郭の裏を通りながら下っていくと、

 

イングランドの地方的な美しい水上風景

すごく素敵なイングランドの地方!といった感じの水上風景が広がっていました!

水鏡のようになっていて、本当にきれいでした。

こちらは水門になっているみたい。

蒸気原動機の展示もみられる

この水門の水車の奥の建物の中に入っていくと、ちょっとした展示室になっていました。

 

原動機とともに、当時の管理室も展示になっていて、面白いですね。この中部イングランドは近くのバーミンガム を中心に産業革命の中核を担った土地なのです。

 

貴族や王族の遊び、「馬上槍試合」が見られる!

中世〜近世のイングランドを舞台にしたドラマや映画でよく出てくる、馬上槍試合。

このお城ではなんとショーとして見ることができるのです。(おそらく夏季のみ?ここでチェック)

色々な貴族の旗を被せた馬に乗った人たちが入場してきます。

  

この場所で槍試合が行われるということで陣取ってみました。

よく映画で見るあれですよ。ともすれば大怪我するシーンありますよね。

衣装や小道具が映画並みに本格的なので、非常に見応えがありました。

周囲に屋台がありますが、それも当時風のテント。

ウォーリック城へのアクセス、入場料など

いやー、本物の古城に衣装を着たキャストがいて、展示があってショーがあって、これってかなり贅沢な感じだと思います。

ここなら、普通の古城巡りは飽きちゃうお子さんでも楽しいんじゃないかなと思います。

アクセスなんですが

ロンドンからだと、Marylebone 駅からChiltern trainで1本で1時間40分ほど。
運賃ですが、実はイングランドの地方間鉄道は時間帯や、買う時期によって変わってくるんですね。

その代わり、日本よりかなり物価が高いと思われる国ですが、この鉄道料金は非常に安いです(というか日本が高すぎると言う噂)。料金、時刻表はこちらから

それからバーミンガムからの方がずっと近いです。

以前、こんなチケット情報を出しましたが、…まあバーミンガム自体はそんなに観光として魅力的ではないんですが、近郊にはこのような素敵な場所があるので、検討の余地ありですよ!

ウォーリック城の入場料はオンラインだと16£、当日券だと18£となっています(2019年1月現在)。

こちらから購入

また、ロンドンからはこんなツアーも出てます。

大学都市オックスフォード&シェイクスピアのストラットフォード&中世のウォーリック城 日帰りツアー <英語ガイド> by Evan Evans | イギリス(ロンドン)旅行の観光・オプショナルツアー予約 VELTRA(ベルトラ)
中世の砦へタイムトリップ!美しい庭園が見事なウォーリック城を入場観光、ストラトフォード・アポン・エイヴォンでは文豪シェイクスピアの生家に入場、そして大学街のオックスフォードでの徒歩観光が含まれたロンドン発の人気ツアー!

このツアーだとウォーリック城には1時間滞在ということで、ショーとかは楽しめないかもしれませんが、ロンドンから3カ所回ってこの価格はかなり魅力ですね。自分であれこれ迷って行く必要もないので、時間のない方にはオススメです!

 

 

イングランド(ロンドン他)
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マダムSFC改め、水野珠子と名乗ります。本名じゃなくてペンネームです(みずたまと略したい)。
イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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