さて、バンコクには三大寺院というものがありますが、そのワット・プラケオ、ワット・アルンに続き、3つ目のワット・ポーを訪れたレポです。


3大寺院の中でも、このワットポー は1788年にラーマ1世によって建立したということで、バンコク最古の寺院となっています。
いくつかある門から敷地内へ
ぐるりと白壁に囲まれているワットポー 。ところどころに非常に精巧な細工の門があり、そこから中に入ります。入れる門と入れない門とあるようで、最初に入ろうとした門では、「あっちから入って」と断られました。
かなり大きな門です。
チケット売り場。
敷地内に入るとチケット売り場があります。2019年8月時点では200バーツ(720円ほど)でした。ちなみに120cm以下のお子さんは無料だそうです。身長で決めるとは面白いですね。うちの上の甥っ子なんか年齢に比べて大きいから5歳で達してました…
寺院の説明エリアと銅鑼
チケット売り場を抜けて、すぐ目に入るのがこちらのエリア。靴を脱いで入ります。
寺院の全体模型とともに、寺院に関する説明が色々なされています。
この寺院は872もの仏像があり、あらゆる時代の仏像が納められているそうです。
この銅鑼、叩いて真ん中の部分を摩って響かせてる人がいました。そういうやり方なのかな。
中国守護像の立つ門を通って仏塔が様々に立つエリアへ
英語の説明書きを見ると、Chinese Guardian figureとあるので中国守護像と訳させて貰います。
門番のような感じで左右に立っています。
さらに進んでいくと、お花を備えたりしながら、タイ人など仏教徒と思われる人たちが熱心に拝んでるエリアなどがあります。
そして美しい仏塔などが見えてきました。
いよいよ巨大な涅槃物のある殿堂へ!
ここがこの寺院のクライマックスとも言えるところですね。
靴を脱いで、殿堂の中に入ります。
この仏像のサイズ感、動画の方が伝わりそうなので上げてみました。
柱の隙間から垣間見る涅槃仏。
撮影スポットは並ぶ必要があるので注意!
回廊を柱の間から垣間見える仏像を見つつ、中程までいくと、記念撮影してる人たちがいたので、自分も撮ろうとすると、タイ語でなんか言われてるので「?」となったら、欧米人風の人にTurn around (向こうに回って)って言われました。ああ、と思って回廊を進むと、列の最後尾が。こんな感じで並んでます。
並んだのは10分くらいだったかな。その間も仏像や殿堂の壁の装飾とか見てたりすると別に退屈ではないです。そして前の方になってくると、今度は私が、並んでるということがわかってないで割り込んでくる人に、並んでますよと注意してました(笑)
で、こちらが撮影スポットから撮った涅槃物。まあ確かに良いアングルなのかもしれません。この写真だけでなく、後ろの人に、私も含めた写真撮って貰いました。(私も交代でそのカップルの写真を撮りました)
で、逆を向くと、まだ脚の部分がこんなに(笑)
撮影スポットを離れて、足元まで来ました。
足元から、こうして全身撮れますね。ここは別に並びません。
煌びやかな足の裏から後ろ姿へ
脚の裏の装飾が凄い。これはバラモン教の宇宙観を表しているものだそうで、貝殻を砕いて嵌め込んで描かれるという手法だそうです。めちゃめちゃ煌びやか!
で、こちらが寝仏の後ろ姿になります。
こちら側も通れる回廊になってます。仏に気を取られるけど、この殿堂の壁画も素晴らしいので必見です。
後ろ頭。頭をのせてる枕の細工もいちいち凝ってて煌びやか。
枕の方から見た足元までの姿。
仏塔の立ち並ぶ広大な敷地を散策
涅槃仏の殿堂を出て、どこを向いても壮観な寺院を散策しました。
大きな鐘楼。
こちらの門では、何だか西洋風な帽子を被った二人が門番になってました。
門を潜ると仏塔が所狭しと並んでます。
こちらは人体についての説明のような壁画が施されていますが、ここはタイ古式マッサージの本拠地でもあり、そうした学問所としての意味もある寺院だったそうです。
これらの仏塔はラーマ1世から4世を象徴していて、実際遺骨も納骨されてるそうです。
回廊にずらりと並ぶ仏像
これらの仏像はラーマ1世の時代に北部から集められたものだそうです。
本堂の周囲に立ち並ぶ無数の仏塔は圧巻
こちらが本堂。
一つ一つの仏塔が本当に艶やかで美しい。
タイ古式マッサージの総本山でマッサージを受け、改めて寺院を堪能
そしてこの日はマッサージも受けました。1時間540バーツ(1900円ほど)で、街中のマッサージ店より高めですが、その価値はあります。

そしてマッサージ後に水を飲みながら(マッサージの後に老廃物を出すのに有効)眺める光景がこれ。
もう十分堪能したということで、外に出ます。
やはりタイの寺院の色彩センスは見事だと思う。
寺院の周囲の風景。
ワット・ポーの場所について
ワット・ポーはメトロで行くならSanam Chai駅が最も近いようです。ワットプラケオから徒歩 10分ほど、ワット・アルンに行く船着場もすぐそこなので、合わせて見学してもいいですね。
他の寺院と組み合わせた時、食事を取る場所も多くあります。
午前からを見学し、お昼休憩を挟んでもう一つ見学するのがいいかもしれません。
私はこの日はのんびりお昼くらいに出かけたので、着いてすぐにお昼食べました。
周囲にはレストランが立ち並びます。
ワットポー の端っこを眺めながらランチ。ただ観光地価格というか、普通の1.5倍くらいに感じましたね。このプレートで120バーツくらいだった気がする。
船着場の周りには屋台がいっぱいあります。
私もワットポー の見学とマッサージで気付いたら4時間近く経過してたのでお腹空いてて、フライドチキン買い食いしました。20バーツ。
パリもそうですが、バンコクでもベタに観光するのが良さそうです。涅槃仏もそうですが、色彩に富んだ仏塔が立ち並ぶ様は本当に感動的です。


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