私は元々、パリに住んでいて(2018年4月に滞在許可証の期限に伴い本帰国)、その時にパリを含め欧州発のプレエコが安い、しかも時々日本国内ストップオーバー無料のキャンペーンをやってたので
「これならそんなに高くなく、しかも年に3回の日欧往復でプラチナ取れる!(クワッ)」
という感じで取りました。

でも、昨年終わり頃、プレミアムエコノミーに「N」クラスなるものが現れ、積算率が悪いので
「もう欧州発の最安プレエコはオススメではない」
と思っていました。→こちら
それが最近のユーロ安の影響で、まだまだいけるかな、っと思ったのでご紹介です!
ちなみに、プラチナ?何の話?という方は

プラチナ→SFCを取るために、いかにコスパ良く飛行計画するかというお話です。
やってるね!パリ発日本行き ストップオーバー無料キャンペーン 10月14日発売分まで!(出発は11月〜来年6月)
私が2017年にプレエコで日欧を3往復したうちの2往復は、この「ストップオーバー無料キャンペーン」でした。
これは端的にいうと、欧州から日本に来て日本に滞在中、日本国内の1往復が無料、ということになります。
これを見るとエコノミーもかなり魅力的な価格ですが、とりあえず効率よくプレミアムポイントを貯めていく、という観点から、プレミアムエコノミーを見てみます。
出発期間が「2019年11月1日〜2020年6月30日」とかなり長めに取られてるのもナイス!
私の時は最安のプレエコでもYとかEの予約クラスだったので積算率100%に搭乗ポイントが400ついたので非常にコスパが良かったのですが、Nクラスになると70%なのでもうコスパが良くない!って話だったんですね。
でも?まだ意外とユーロ安のおかげもあってコスパ良いぞ、ということが判明。
とりあえず11月出発の安い日程で組んで計算してみる。
とりあえず今年の11月から来年の6月と、8ヶ月も対象期間となっているのですが、もちろん日程によって価格にばらつきがあります。
単純往復で安い日程を探す
正直、全てを見ていけないので、とりあえず11月と1月パリ出発、東京の往復だけでマトリックスを出して安そうな日程を見てみますと
11月6日とか11月19日にパリ出発だと安そうな感じです。
それを元に、「複数都市」で石垣を挟んで見てみる
まず、石垣が非常に魅力的なところである以上に、プラチナというステータス(ダイヤ修行をされている方はダイヤというステータス)を狙っての旅程だとしたら、国内のストップオーバー無料、で選ぶ羽田からの行き先は石垣です。何しろ一番遠いですから、その分ポイントを稼げます!
こんな感じで入れてみますと
こんな感じで出ました。パリと東京往復の最安値より若干高くなっていますが、羽田と石垣の往復が95ユーロほどとなっていますので激安ですね。
2019年8月あたりから、1ユーロ120円を切る円高ユーロ安
ここのところ、ユーロが安いのでこの「羽田ー石垣」の往復も挟んだパリー日本のプレエコ価格が13万円台という計算になるんです(9月25日のレートだと133,400円ほど)。
こうなると、Nクラスが70%でもコスパは結構良くなっている…?!
フランクフルト経由であり、フランクフルトーパリ間が予約クラスB(100%+搭乗ポイント400)
以下、旅程を見てみますと、ルフトハンザでフランクフルト経由なんですね(日付によってはミュンヘン経由などもあります)。
そしてその間の予約クラスがBで、これはマイル積算率100%、ということはプレミアムポイントも同じだけつきます。
とはいえ、パリとフランクフルト間はmileage calculator的に279マイル(往復で558マイル)なのでそこまで大きい差ではないですが、ここで一区間ずつ搭乗ポイントの400がつくので合計800ポイントプラスなのは大きい。
実はANA便のNクラスも搭乗ポイント400が付いていた!
ここに対して、まず羽田とフランクフルトのプレミアムポイントを見てみたところ、
あれ?400ポイント付いている。
で、ANAのサイトを見てみると、
あれ〜!Nクラスもついてたんですね。100%じゃないからつかないかと思っていた!
国内区間の羽田ー石垣は運賃10で100%、路線倍率2倍、搭乗ポイントはなし
東京と石垣の区間はYクラスとなっています。国際線の乗り継ぎのYは運賃10ということになります。
片道2448ポイントになるので、往復で4896ポイントですね。
復路の羽田ーフランクフルトがルフトハンザ運航。これは70%なのか100%なのか?
これは日程によりますが、この日程だと復路がANA運航ではなくルフトハンザで出るんですね。
で、Nクラスなので、ANAのNクラスだと70%なんですが…
ルフトハンザだと
Nクラスも100%なんですよね!→ANAサイトより
これだとルフトハンザとして計上される方がかなりありがたいですが、それを抜きにしても
ここを心配する必要はなさそうです。(ANAだと70%のNクラスでも上記のようにつくし、ルフトハンザだとNも100%なので搭乗ポイントがつく)
というわけで計算すると!
パリーフランクフルトの往復分 | 279 x2 + 400x 2=1358 |
フランクフルトー羽田の往復分 | 4549 x2 =9098 (もし復路 LHとして100%の場合は10877の計算) |
羽田ー石垣の往復分 | 2448 x2 = 4896 |
合計15352PP もしくは、もし復路がルフトハンザのNとして計算されれば17131PPの計算になります。
ちなみにパリーフランクフルトのところはANA公式ではなくmileage calculatorを使っているので誤差が生じている可能性があります。
そうすると、9月25日の為替で133,400円ほどの航空券なので、15352PP獲得の場合はPP単価8.8円ほど、17131 PP獲得の場合はPP単価7.8円ほどとなります…!
訂正→注意点はANAフランスサイトからの購入になるのでスカイコインは使えません
ここは陸マイラーの方でマイルをスカイコインに替えて修行されてる方が多いので注意なさってください。
日本サイトからパリ発で検索しても、何だか価格が異なってきます。
→いえ、実は日本サイトからやっても、最初に検索結果で出るのは高いのですが、「フライトの変更」で区間1を直行便から経由に変更することができ、「マイナス7万円」などにすることができます!
この記事をアップしてから、ふと日本サイトからの検索をやり直してみて気づきました!!(訂正部分終わり)

↑こういう考え方もあります。
日本在住の場合は日本発パリの航空券の往路と復路の間に入れる。パリ発を2〜3往復分入れるのもアリ。
日本からだと、どうしてもパリまで行かなきゃなりませんが、ヨーロッパ行きのスターアライアンス便はターキッシュエアラインズが比較的安いのでオススメ。
2020年の修行として使うなら、1月往路、6月復路で取ってその間にパリ発を3回入れるとプラチナに到達
例えばこんなイメージ。
ピンクの部分が実際パリに滞在している期間となります。
なかなかお勤めの人にはキツイ日程ですが、修行としてだとこんな感じに。
この日程だと、15352PPの場合は3回で46056PP、ターキッシュエアラインズで50%の積算率の場合、往復で6986PPほど積み上げますから5万超え、17131PPの場合はターキッシュを入れなくても3回で余裕で5万超えます。
まあ3回も入れなくても(パリに4回も行くことになるし)、2回でもいいかもしれないですね。
ちなみにターキッシュは無料のトランジットツアーとか、既にSFCやプラチナの方(つまりスターアライアンスゴールド資格を持っている方がダイヤ修行をする場合など)はスタアラゴールドとして厚遇を受けるのでオススメです。



なかなか日程の調整や検索が大変ですが、うまく組み合わせれば、かなりのコスパでは?と思えるパリ発プレエコNクラス、国内ストップオーバー付き!でした。
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