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【ロンドン】庶民派?アフタヌーンティー(価格が高級店の半額以下)3店をレビュー!

私はイングランドには住んでたこともあり、離れてからも元パートナーが仕事でロンドンに住居を借りてる時期もあって、そこにもよく滞在していたため、結構ロンドンには馴染んでるのですが、昨年までアフタヌーンティーというものをしたことがありませんでした。

紅茶自体はかなり昔から普通に好きで、色んな銘柄の茶葉を買って、ティーポットも対流ができるもの、とか色々こだわったりしてたし、スコーンもまさに日本の”Afternoon tea” ルームで出会った中学生の時から大好きなのですが(でも今考えると、あそこのは生クリームが添えられていた)、

ロンドンでするアフタヌーンティーというものには

”無駄に高い”

“観光客の思い出作り”

というイメージがあって寄り付きませんでした。

ところが、昨年の12月ごろにロンドンにいた時に、ふとしたきっかけでハマり、立て続けに3日連続でアフタヌーンティーしました(笑)

フォートナム&メイソンとか高級店のアフタヌーンティーも素敵そうですが、今回はちょっとそこまで高価なのじゃなくて、って方にお手頃な価格帯の3店をご紹介します!

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きっかけは大英博物館でふらっと寄った”Great Court Restaurant”

大英博物館は無料なので(有料の企画展もありますが、古代エジプト関係含めて、ものすごい展示物が1日じゃ到底回りきれないほど無料で見られます)、元相方が借りてた部屋に近いのもあって、しょっちゅう散歩代わりに行ってました。

で、疲れたら入り口フロアのフードコートみたいなところでカプチーノとブラウニーを買って空いてる席に座って休む、というのが常だったのですが、

その日は何となくちゃんとお茶を飲みたい気分になり、この階段を登ったところにある”Great Court Restaurant”に入ってみたんですね。

 そしたら時間的にちょうどアフタヌーンティーやってたんですよ。で、20ポンド(19.5ポンド/2017年12月)ならいいじゃん、ブランチも軽めで今お腹空いてるし、と気まぐれに頼んだわけです。

 こちらのセット、気に入りました!欲しくなっちゃって、帰りに「もしかして売ってないかな?」とギフトショップのぞいてみたけどなかった。

 そして三段トレイ。これ以前は「アフタヌーンティーってあれでしょ、単にテーブルの場所取らないように、ってだけだった筈のアレの雰囲気でお金取ってんでしょ」なーんて思ってた私ですが、やっぱり自分の前にこれが来ると気分は上がりますよね(笑)

それでですね、ハマってしまったんですね。

そして美味しかったんです。何もかも私の好みで!特にカレー風味のサンドイッチがありまして、メニューを見てみるとチャツネですね。「おお、これは美味しい」と感動。でも他のサンドイッチも本当に美味しくて。

そしてスコーンもクロテッドクリームにハマりました。クロテッドクリームとジャムと、たっぷり使って、かなり満足。

お腹いっぱいになってしまって、スイーツ類は箱に入れてもらって持ち帰りました(でも箱が大きいです、かなり)。サーブしてくれたアフリカ系のお兄さんが、とても丁寧な接客で、とても良かったです。

お次は大英博物館近くの”Tea and Tattle”. イギリスの家庭的なアフタヌーンティーという感じ?

すっかりアフタヌーンティーが気に入った私は、帰宅後に早速他にお手頃なアフタヌーンティーができるところはないかと探しました。
そしたら大英博物館の近くに、Tripadvisor上で日本人にも評判のいいお店があるではないですか。

早速、公式サイトから予約。

当日行ってみると、そこは一見本屋さんで、階段を下った地下がティールームというお店。インテリアがレトロを基調としたモダンなセンス(ってわかります?笑)で、壁にも色々描かれていて、個性的でした。でも、サーブしてくれた女性は、ロンドンっていうより、それこそコーンウォール地方にいそうなほのぼのとしたイギリスのおばさんという感じで和みました。

ちょっと見にくいのと、今見るとやはり値上がりしてるので、こちらでチェックしてみて下さい。

昨年は1人用アフタヌーンティーで£17でしたが、£2上がってます。

私はアッサムティーにサンドイッチはローストビーフ、ケーキはおばさんに色々説明してもらって、Lemon drizzleにしました。

 1人用の席に案内されました。
いくつか空間があって、長細い空間でしたが、落ち着けました。


そして運ばれてきたのは3段ではなく2段でした。でも何人かで入って大きなテーブルに着くと、普通のお皿になることもあるそうです。こういうところも、普通のおうちで集まる感じに近いのかも。

 上の写真と何が違うかと言いますと、レモネードです!あら?と思ったら、オマケでくれたみたい。

で、肝心のお味ですが、うーん正直私は、前日の方が好みでした。サンドイッチは、完全に私の個人的な嗜好ですが、ホースラディッシュマスタードがききすぎてる感じがしたので、他のサンドイッチにすれば良かったかな。そして、ケーキは、うん、イングランドの一般的なケーキって本来こういうのですよね、という感じで…他の2店はフランス菓子ですよね、マカロンとかフィナンシェとかチョコレートムースとか…やはりフランス菓子の方が好き…。

でもこれも私の選択の失敗だったかな。次回行くことがあればチョコレートケーキにしてみます。

お茶はとっても美味しかった。レモネードも。そして他のお客さんはイギリス人ばかりでした。
イギリスの家庭的なアフタヌーンティーというものを体験してみたいならピッタリだと思います!

そして最後はポートレイトギャラリー内にあるPortrait Restaurant。眺めも素敵♪

そしていよいよ翌日はパリに戻るという日のアフタヌーンティーは、National Portrait Gallery の中にあるレストランで取ることにしました。

こちらも無料の美術館の中。ロンドンの主要な美術館、博物館などは無料が多いです。でもウェストミンスターは高かった。パリは美術館は取りますがノートルダムは取らない。つくづく逆だなといつも思ってます。

それは置いといて、ナショナルギャラリーはやはり何度も来たことあるのですが、ポートレイトの方はなかったかも。なので、このレストランの行き方がよくわからなくて(確かエレベーターと階段と使って、結構わかりにくかったような)館内のスタッフの人に2回ほど聞いて辿りつきました。

入り口で名前をいうとコートを預かってもらえて、案内してもらいました。こちらも予約は必須ですね。こちらのページのカレンダーのところから予約します。アフタヌーンティーは15時半から16時半までの予約になっちゃいます。

トラファルガー広場のネイソン提督の像も見える窓際に案内してもらいました。
セントマーチンも見えます。
こちらがメニュー。最新版はこちら。やっぱり£2上がってる!
こうしてこれらの国では普通にインフレ起こってるんですよね。日本にいると昭和のドラマの再放送をみていて、居酒屋のメニューの値段が今とあまり変わらないってことがあったりしますが…2018年の今は£29.5みたいです。

さて、運ばれて来たのはこんな感じ。

 時代ドラマで貴族とかジェントリーとかの家柄の女性が好きなのがきゅうりのサンドイッチと言いますよね。当時、寒いイギリスではきゅうりは贅沢だったからだとか。で、私も結構好きなんですよ!昔は地味だと思ってたけど(笑)こちらはクリームチーズと挟んであって美味でした。あとスモークサーモンのも美味しかったなー

 サンドイッチと一緒に、サラダも付いてました!

 真ん中のスコーン、コーニッシュクロテッドクリームがたっぷり付いてました。

 プチスイーツ。マカロン、チョコレートムース、プチケーキ、ゼリーですね。このゼリーが意外と美味しかった!

注意点は、相当お腹いっぱいになります。しかもサンドイッチのお代わりを勧められるがままにしてしまった私(だって美味しかったんです!)実はこの日、私の誕生日で、この後、当時はまだパートナーだった人が美味しいフレンチの店を予約しててくれたのだけど、あんまりお腹空いてなくて、彼の手前楽しんで食べましたが、もっと空腹で食べたかった、ああもったいない。

というわけで、夕食パスしてもいいような日に行かれることをお勧めします。

こちらは、他の2店よりはお高めですが、お茶も種類を変えてお代わり可能で、景色も入れると納得の価格。リッツやフォートナム&メイソンは高すぎるけど、落ち着いてアフタヌーンティーを楽しみたい、って方にオススメです!

帰りに寄ったレスタースクエアのクリスマスマーケット。 

この時期はロンドンもかなり綺麗!

スコーンとクロテッドクリームでお茶したくなりました…。日本ではなかなかクロテッドクリームって売ってないのですよね。でもこちらはお安い!

イングランド(ロンドン他)
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水野珠子

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「フランス人の面の皮は分厚い〜日本人が学びたい個人主義という自由〜」
マダムSFC改め、水野珠子と名乗ります。本名じゃなくてペンネームです(みずたまと略したい)。
イングランドとパリに住んだことあるアラフォー。まだパリにいた2017年に一時帰国を3回とそれに合わせて石垣2回行ってANAプラチナ到達、そしてSFCゲット。
ステータスのために飛行機に乗る「修行」はしない主義。必要な分だけ乗ります。
40代として辛くない程度にバジェット旅が多いです。
ヨーロッパだけでなく、最近は東南アジアを中期滞在していくノマド経験も共有していきます!
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