さて、先日は那覇入りして7泊8日も滞在したのに、滞在中ずっと台風の影響を受け続けたものの、何とか現地で柔軟に計画を変更して、悪条件の中そこそこ楽しめた、ということを書きました。

今回は2日目(1日目は夕方に着いたので、遊びとしてはほぼ初日)に、沖縄本島、それも那覇や那覇から路線バスで気軽に行けるようなところがどれだけ都会で石垣とは違うか、ということを思い知った話です。
沖縄本島のビーチはかなり制約あり!シュノーケルをつけることさえ禁止!
これはおそらく沖縄本島に行き慣れている方や那覇市にお住いの方達は「当たり前じゃん」ってことなのかもしれませんが、今年の5月、石垣の米原ビーチや八重山諸島で自由に泳いでた我々にとっては衝撃でした!
那覇の中心地からも歩いて行ける波の上ビーチで、現実を知る
まず、ホテルからシュノーケリングの準備して徒歩20分くらいの波の上ビーチに来てみました。ネットで、ビーチの奥の方に「シュノーケリングができるエリアがある」という情報があったからです。
街中から荷物を持ってせっせと歩いて行きました。
そしてたどり着いたビーチ。この写真撮った時は「ほー、ここで家族連れは泳いでるんだな」という感じで見てました。
私たちが目指したのは、この地図にある「ダイビング・シュノーケリングエリア」。これが結構遠いんです。
で、その「ダイビング・シュノーケリングエリア」。曇り空なのでキレイに撮れてませんが、街中の人工ビーチとしては水も透明度たかそうでキレイなんです!
が!何と、「インストラクターがいなければ入ってはいけない」旨の注意書きが!
ちょっと、それ、ここに来ないとわからないって、どうなんでしょうか?そして、その脇にも水の透明度がキレイなビーチありましたが、よく見ると「遊泳禁止」って書いてあります。
そこで「ひょっとして、さっき見た、あの囲いがある中でしか泳いじゃいけないんじゃないの?」と悟る私たち。
果たして、それが正解なのでした。
しかも、「じゃあ普通に泳ぐしかないか。シュノーケルするつもりだったから、普通のゴーグルなんてないし、目が痛いからこれつけて泳ごう、と
これつけて泳いでたら、「うち、シュノーケル禁止なんです」と怒られてしまいました。「え、でもゴーグルがわりにつけたいんですけど」と言っても、シュノーケルがついてるからダメなんだそう。
ごめんなさい、その意味が実はよくわかりません。監視員の目の届かないところでシュノーケリングに夢中になっていて事故があったから、というのは理由としてわかるんですけど、あの囲いの中で普通に泳ぐのと、このマスクつけるのとで危険性に何か違いがあるんでしょうか?!
那覇中心地から路線バスで行ける北谷のアラハビーチとサンセットビーチ。やはり「囲い」の中限定。
というわけで、午後はバスに乗って北谷の方までやってきた我々。若松入口のバス停から63番線に乗ってハンビータウン前というところで降ります。
そのハンビータウンというのはショッピングセンターで、先ほど本島のビーチでシュノーケルマスクをつけちゃいけないと知った私は、渋々ゴーグルをそこで買いました。
この公園の中を通っていきます。
こちらがアラハビーチ。やはりあの囲いの中でしか泳いじゃいけない…
とりあえず、せっかくの沖縄、シュノーケルできずとも泳ぎたい私は、ここで一応泳いでみるものの、時間帯のせいか台風が近づいているせいか、透明度はそうでもありませんでした。魚はさっきの波の上ビーチの方がいましたね。
しばらく泳いでから、サンセットビーチの方に移動してみることにします。
アラハビーチからサンセットビーチは徒歩で15分ほど。こうした道沿いに向かいます。アラハビーチの管理事務所の横には、子供達が遊べる船の遊具が。
この道沿いは散歩しやすくて周辺に住んでる人は気持ち良く暮らせそうですね。
そしてサンセットビーチ。この光景が見えた時点で「出た!」と言ってしまうわけですが、アラハビーチに比べると囲いは少し大きめでした。
透明度は満潮に向かう時だったからか?やはりイマイチでしたが、青い水色という感じで泳ぐのは楽しかったです。その日の波の上ビーチ、アラハビーチに比べると、囲いは大きかったので泳ぎ甲斐もありました…
そして、「17時半までにあがりましょう」というアナウンスが!やっと悟りました、
人工ビーチ=プールと同じ
なのですね。
なるほど、沖縄本島とはそういうところか…
サンセットビーチはその名の通り、夕日が美しい!
とりあえず、17時半ギリギリまで泳いで上がった後、サンセットが見える堤防の方まで行きました。そこから見える光景はかなり美しかったのですよ。
遊泳可能なビーチの横にある堤防に、夕日を眺めるために人が続々集結。
台風も近づいている影響か?曇りがちでしたが、夕日が反映された雲がすごく綺麗で、日が落ちてからも、その幻想的な色彩に見とれていました。
結論:沖縄本島は都会。シュノーケルなど自由に楽しむには離島へ
帰り道、タイレストランで夕食を食べてから「軍病院前」というバス停から28番のバスで帰路へ。
夜のアメリカンビレッジの様子です。これを見てもわかるように、都会なんですねえ、沖縄本島って…
石垣や八重山と違う点
それはもう、都会っぷりが違います。バスもGoogle mapのルート検索には反映されず、ちょっと調べづらいのですが、こちらからきちんと調べておけば夜9時台でも北谷から那覇の中心地に帰れるなどできますが、石垣ではちょっと厳しいですね。

そして上に書いたように、人工ビーチで遊泳可能なのは「プール」レベルの囲いの中だけ、他の日でもやんばる急行バスに乗っていると「ここ、入っちゃダメなの?」っていうキレイなビーチいっぱいあるんですけど、ダメなんですよね。指定されたところしか。
遊泳可能なところもシュノーケルつけてはダメ、時間も決まってる、などプール並みに管理されてて、ビックリしてしまいました。
そしてシャワーも有料の施設しかありません。石垣だと、水でいいなら無料で浴びられるところあったんですけどね…
なので、沖縄本島に来て、シュノーケリングするなら、ツアーに参加するか、座間味などの離島に行くしかなさそうです!
ちょっとグチみたいなポストになってしまいましたが、もちろん、都会の整備された中でキレイな海を眺めつつ泳げる、っていうのはこれはこれで楽しい、とは思います。事故が出ないように徹底してるんだな〜と理解できますし。
ただ、私のように石垣や久米島など離島から沖縄県を体験して、それから本島に行くと、イメージが違いすぎて驚いた、という話なのでした。
今度は古宇利島でシュノーケルした記事をアップしたいと思います!
コメント