2017年にSFC修行を兼ねて初めてやってきた石垣。
それ以来、どっぷりはまりました。
石垣は手付かずの自然もいっぱいの素朴な場所。私は南仏でオシャレなビーチ滞在も何度かしていますが、そこから考えても
小洒落たい人は南仏へ(それはそれで楽しいです)、でも自然の美しさに心から感動したい人はやっぱり沖縄ですよ。
2018年5月に、どうしても行きたかったのが波照間で、天候が晴れのうちに行っちゃおう!ということで到着した翌日に早速行ってきました。
ちなみにSFC修行とは…


石垣島からも最も遠い波照間島。フェリーで1時間半以上の旅。日帰りなら朝イチの8時半の便で
波照間島へは安栄観光のフェリーで行きます。
この地図を見てもわかる通り、一番遠いですよね。乗船券も2018年7月現在往復で5,870円と高額で、竹富島(往復1,150円)の5倍以上!
時刻表は2018年7月現在、以下の通り。
石垣発 | 波照間発 |
---|---|
08:30 | 10:05 |
10:30 | 12:00 |
11:50 | 13:25 |
15:30 | 17:05 |
何しろ便が少ないのと、時間がかかるので、日帰りで行くなら朝8時30分の便、一択です。それで波照間での滞在時間が7時間弱という感じです。
小型船だと60〜70分で着くのだそうですが、私たちが乗ったのは「ぱいじま2号」という大型船でした。客室内はこんな感じ。テレビがついてますね。
私たちは窓の方に座って、海を眺めてたのですが、トビウオがめちゃめちゃ水面を走ってました。一瞬とかではなくて、かなりの距離、走るもんなんですね。
到着です。ちなみにこの写真はGoProもどきの中国製カメラだけど激安の割には仕事してくれる防水カメラで撮りました。
波照間のフェリー待合室はこんな感じ。
シーズン中に日帰りなら欲張らずにニシ浜へ!
波照間島にも色々見所はあると思いますが、私たちの目的はニシ浜で泳ぐことだったので、欲張らずにここだけにしました。滞在時間7時間足らず、行き帰りや余裕を持ってフェリー乗り場まで行くことを考えると、ニシ浜でのんびりした方がいいなと。
結果的にそれで正解だったと思います!フェリーの港からニシ浜までは徒歩10分少々です。
海が見えてきて、気分が高揚します。
何色にも構成される海の色!
ビーチへの入り口
5月半ば、月曜日午前中のニシ浜
友達も私も、息を飲んだ瞬間。
早速海に入って、水中を楽しむ(水中動画からキャプチャ)。海中がこんなに澄んでて、本当にエメラルドグリーン
近々動画の編集もどんどんしていきたいなと思ってますが、まだまだできてないので、動画からキャプチャしていきました。
カメラを持って、ゴボッと入ったところ。 水面と砂のコントラスト。写真素材みたいでしょ。
例のフルフェイス型シュノーケルマスクをつけてストレスなく水中を楽しみました。
マスクにはGoPro型(と、もどき)カメラをつける場所があって、そこにつけてた時は水中をかいてる自分の手が入ってたりたまに顔側にカメラが倒れて微妙だったので、こっちに付け替えて手で撮影する方がやりやすかったです。
いずれにせよ、全然慣れてなくてきちんと安定して撮れてなかったので動画はかなり編集が必要。
白い砂の水底に光が反射して、きれいだったなあ〜。いつまでもこの水底を眺めながら飽きずに泳いでいられました。
シュノーケリングとしては、悔いが残る。もっとポイントに行けばいろんな種類の魚が見られたはず。
ニシ浜はとにかく美しいビーチで、コアなシュノーケリングファンには「シュノーケリング向きではない」ということですが、それでもポイントまで行けば色んな種類の魚が見られると思います。が、自力シュノーケリング初めての私はある理由で、ちょっとひるんでしまいました。
普通にこんな感じではいます。
このお魚なんかも最初「キレー」って感動してましたっけ。
怯んだ理由、それは産卵期に凶暴化する「モンガラ」にビビりまくったため
上の魚ちゃんたちを見て、「わあ〜」なんて泳ぎ進めたら、奴はいました。
ムラサメモンガラ*Wikipediaより拝借
実は前日、石垣に到着してすぐに参加した夕方のシュノーケリングツアーで、私たちを誘導しようと海中を歩いて進んでいたインストラクターのお兄さんにものすごく攻撃しまくってるのを見てしまったのです。

*追記:この記事を最初に書いていた頃は結構ビビってたのですが、この後水中で立たなければそんなに攻撃されないとわかって結構平気になっていきました。
元々私がビビってたのは、これのもっとでっかいバージョンのゴマモンガラ。
こちらの動画は、翌年宮古島に行った時に撮ったものなんです。
ゴマモンガラはそんなにいないですが(私はニシ浜で魚影を見た気がするのですが、とにかくビビりまくっていたため、大きな魚影を見た瞬間、回れ右で必死でクロールして逃げたので確認はしてません笑)、ムラサメの方はやたらにいます。魚のいる場所には大体いる(笑)
*追記:翌年ゴマモンガラみました。

ムラサメモンガラは噛まれても、そこまでの怪我はしないらしいのですが、「イタッ」という感じはするそうです。慣れてる人は「よくどつかれます」って平気な感じで言うんですけどね。
*ちなみに翌年、宮古島で友人がやられました。
しかしビビりな私は、とにかく噛まれたくないため、ムラサメモンガラを見かけるたびに慌てふためいて逃げました。この時はまだ2日目だったので、とにかくビビりまくってました。
ただ、段々と翌日以降、「水中で立たずに泳いでいるなら、攻撃してこない」ということがわかってきました。
なぜなら、奴らは産卵期に攻撃的になるのですが、産卵場所を踏み荒らされたくないからです。だから浮いてる私たちには攻撃してこなくて、私たちを浮きにつかまらせて引っ張っててくれたお兄さんは攻撃されてたんですね。
なのでとりあえず、ムラサメモンガラを見かけたらあまり近づかず、浮いてればそんなにビビらなくても大丈夫です。
お魚ポイントに近づかなくても、白い魚の群れがどこにでもいてまとわりついてきます
そんな風に、「あっちの方に魚いっぱいいそうだけど、モンガラが〜」と遠ざかってしまった私(今思うともったいないけど、他の日に魚は見まくったので、ニシ浜はその美しさを堪能したってことでヨシ)。
でも、お魚ポイントでなくても、なぜか沢山いたのがこちらの白い魚たち。
気づいたらいるという感じで、私から近寄らなくても、向こうから寄ってくるんです。
こんな風に囲まれてしまったり
とにかくまとわりついてきました(笑)
白いお魚なので、カラフルなお魚ポイントでのような感動はないですが、シンプルでキレイなお魚なので、一緒に泳いでると癒されましたよ。
とにかく美しいニシ浜のビーチ。色んな顔がある
なんとも言えないですよね、この水面の色。
ちなみに砂浜に見えるグリーンのテントは私のです(笑)ポンって開けるし、持ち歩きは付属のショルダーケースに入れる形で使いやすいですよ。畳むのは砂浜じゃなくて、少し平らなところまで引きずっていくとやりやすいです。
午後の方がもっと晴れてきて、空と海のコントラストがキレイだったな〜
向こうの方から三線が聴こえてきて、テントに入って(裏側がメッシュで風通しいい構造)ボーッとしてるのも気持ちよかったなあ。
本当にキレイな波照間島。でも天候などによって行きづらいことも
私たちは、梅雨と言われる時期に行ったのに、なぜかあまり雨に降られず、全日程おおむね晴れでした。でも最初のうちはそんなに晴れ続きとは思わなかったので、2日目にもう行きました。
ホテルの人にも、
というアドバイスを受けました。
波照間の宿泊施設は、石垣からの船が欠航したらキャンセル料は取らないそうです。そういうことが決まってるくらい、欠航が普通にあるようなので、天候が怪しい日などには行かない方が良いかもしれませんね。ここは弾丸日程の人にはオススメしづらい島ではあります。
でも、行きづらくはあるけど、その価値はあります!私たちのように5泊するような予定のある人には、どこかのタイミングで行ってみて欲しいですね。
*追記:翌年は波照間で2泊しました!
GoProもどきのカメラの使用感
さて、今回はもどきカメラで付属の防水ケースをつけて水中の動画を取ってきた中から、キャプチャした画像を色々載せてみました。
1回目の石垣旅行の際に参加したシュノーケリングツアーで一緒になった人が水中撮影していて、いいなあと思ってたのですが、きっと高いんだろうと思ってました。
そんな中、情報収集の過程で、4千円で買えてしまうということを知ります。
この値段なら、もう失敗してもいいやと買ったのがこちら。
届いたら色々付属品が付いていて、でも説明が不足気味ながら、基本の取り付けと、自転車のハンドルにつけるのだけある程度組み立てて持って行きました。
ただ上に書いたように、水中でフルフェイス型シュノーケルマスクにつけてても倒れてきちゃうので、
このハンドルグリップも一緒に買っといて正解でした。
腕に紐を通して使うのですが、万一手から離れても、浮くようになっているので、カメラが沈んでしまわないようになっています。
で、GoProもどきの中国製カメラだけど激安の割には仕事してくれる防水カメラの使い勝手なのですけど、上のキャプチャをみていただければお分かりのように、ちゃんと撮影できます。
ただし難点はあって、
- 時計の設定が、どうやらバッテリーを入れ替えたらリセットされてしまい、データの名前もデタラメな日付になっているので、macの写真アプリに取り込んだら日付がめちゃめちゃになり、とりあえず日程だけは正確に、時間は適当に直すのに時間がかかった
- 自力シュノーケリングのようにビーチから入って魚と近い場合は色などもキレイに写ったが、ボートでポイントまで行って巨大サンゴ礁の上を泳いで撮った時には、水面に浮いてる自分と下の方で泳いでる魚との距離があって、自分が見た光景のようには写っていなかった
というのがあります。
でもね、私が買った時4千円台でしたから。この値段としては、水中でこれだけ撮影できちゃうっていうのは期待以上でした。
とりあえず、ニシ浜だけに絞っても、最終便にギリギリ間に合うくらいまでノンビリ味わい尽くせた波照間島。今度は是非泊まってサンセットや朝日もニシはまで見たいなあ、星空なんかもキレイだろうなあ、と思いを馳せています。
このブログ書いてて、つくづくキレイな海だったなあと思います。今日泳いできたビーチとは比べものにならない…
ちなみに、ビーチエントリーからのシュノーケリングに慣れた翌年は2泊したせいもありますが、めちゃくちゃ充実し、ウミガメも合計4匹みました!(重複してるかもだけど)

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