こんにちは。前回の記事からの続きになります。

今やネットもスマホもなくては不安、というくらいですよね。特に
ですから!
昔はそんなものなかった、という方もいますが、大体世の中もネットやスマホありきに変わってきちゃってますから、そんなこと言ってられないものがあります。
日本のスマホ利用料金は異常に高い。近年まで大手3社の寡占状態でそうなった?
前回の記事で、フランスでのスマホ利用料金について書きましたが、安いのはフランスだけではないです。
昔イングランドにいた頃、日本に留学していたというイギリス人学生が
と怒ったように言ってました。
でもUKでの利用料金を考えたら確かに怒ります。
のです。
私もUKに行って「なんでこんなに安いの?」と逆にびっくりしたのを覚えています。
私が使っていたプランは、細かいデータ量などは忘れたのですが、
で10£(今のレートなら1500円いかないくらいですが、当時はもっと円高だったので1,300円くらいでした)。
しかも自動更新にしなければ好きな時に止められるタイプで、旅行でUKを出る時などにちょうど月契約が終わる頃なら自由に止められました。ちなみに料金を払わずにいても電話が止まるわけじゃなくて、受信は全然できてしまう。
そこで、周囲の留学生にも日本のスマホ料金について話してみたら、アジアもヨーロッパもみんなびっくりしてました。
実は日本では私、データのみの格安SIMを契約し、SIMを入れ替えて使ってます。UKから帰った時に、もう日本の大手3社には絶対戻りたくないと思った(笑)
それでも2GBで770円。通話もできない、SMSもついてない。さすがにフランスの在住資格を失って日本に戻った形となる今は電話番号ないっていうのはお店の予約諸々不便なので、プランを変える予定ですが、通話20円/30秒、とか、SMSの送信にもお金がかかるとか、あ、ありえない…どこが格安や。でもこれでも大手を使うよりは安いのでしょうね…
追記:ちなみにその後、さすがに電話番号がないと予約とか諸々で不便すぎたので、今はLINEモバイルで月に1300円のプラン(データ2GBで通話が別途料金で可能なタイプ)にしています。
極力電話はしない…
旅行する際、あなたのiPhoneやスマホがSIMフリーなら現地でプリペイドSIMを調達した方いい理由
UKの場合はプリペイドSIM (pay as you goといいます)でも上記のように安いんですが、フランスは継続契約よりも少し割高になりますが、それでも日本の空港で調達するようなレンタルWi-Fiより安く済みます。
例として、フランスの大手の一つ、SFRですが、こちらのプランですと
7日間で10GB, フランスだけじゃなくEU諸国およびフランス領内への通話とSMSし放題で20€(今のレートで2600円弱)です。ですからまずフランスに行って、イタリアにも行く、なんて場合も安心です。
他のOrangeという会社ですと、こちらのプランでは
14日間で10GB, 2時間の通話、1000通のSMSができて39.9€(今のレートで5200円弱)ですね。こうしてみるとSFRより割高に感じますが、SFRはEUと書いてる一方、こちらはヨーロッパ諸国と書いてあるので、ノルウェーとかスイスとかも含まれること確実です。
対して日本の空港のレンタルWi-Fiというのは、こちらを参考にしますと
1日300MBで7日間で大体4千円超え。MBとGBの単位がわからない方のために一応書き換えると、
1日0.3GBで7日間で4千円を超えるということです。
日本の格安SIMにもありがちですが、この1日の使用量に変な制限があるっていうのも何なの?と思ってしまいます。ある日はいっぱい使いたいし、翌日は全然使わないってよくありますよね。
あともう一つなんですが、友達がパリに遊びに来た時、
ので、面倒そうだなあ、と思いました。
追記:この後、マレーシアやタイなどでも現地の空港でSIMを買って使ってますが安いです!
英語や現地語で電話越しの会話なんてできないから電話番号なんていらない?いえいえSMSが重要です!
その上、そのレンタルWi-Fiは当然Wi-Fiのモバイルルーターなだけですから、電話番号もありません。
電話番号なんて、現地で電話かける用もないし旅行客なんだからいらないわ、と思われるかもしれませんが、
になります(後述)。
これは日本はガラケー時代、携帯メールのやり取りでメールアドレスを使うという特異な環境だったので(これはPCともやり取りできるわけで、当時は日本が画期的だったわけですけど)今でもSMSのやり取りがメールアドレスという方も多いかもしれないんですが、
海外の多くの国では電話番号を使ってSMSをやり取りしています。
日本人は電話で顔も見えない状態で英会話をする、というのは非常に苦手な方も多いと思います。
でも、海外旅行をする方なら、英語を読むことができる方が多いのではないでしょうか?
そして英語圏じゃなくても、英語を読むことができるなら、ヨーロッパ言語はGoogle翻訳でかなりの程度、英語にしても意味が通る感じになります(日本語だとまだおかしなことが多いけれど)。
電話番号があると何が便利?Uberの利用が確実!
日本ではあまりUberが認知されてないかもしれませんが、海外の多くの国ではタクシーと同じくらい利用されています。
私は
のではないかと思います。
Uberは、アプリをダウンロードし、クレジットカードを登録し、行きたい場所を入力するだけで大体見積もりの値段が出て、手配します。今すぐではなく後から手配したい場合も時間指定できます。
予約した場合、交通状況などで当初の見積もりよりかかりそうな場合、SMSが届き、もしキャンセルしたいなら5分以内ならキャンセルできます、などときます。 こんな風に。
流しのタクシーなどを拾う時、残念ながらメーターなどを操作されボッタクリというのはありますが(ただUKの場合はメータータクシーは信頼性が高いのであまりありませんが)、Uberは乗車地から目的地をUberが管理し、クレジットカード決済なのでボッタクリができません。
また、発音の問題などで運転手に伝わるか不安、などあるでしょうが、Uberはアプリに既に入力してますから運転手は迎えに来た時点で何も言わなくてもわかっています。さらにおおよその値段もわかってますから、タクシーのように目的地までメーターを睨みながらハラハラするということもありません。
そういうわけで、旅行者こそ、Uberが使えるようになった方がいいと思うのですが、アプリには電話番号を入力するようになっていて予約完了やなどの連絡も全てSMSで来ます。
もしかしたら入れなくてもできるようになってるのかもしれませんが、SMSが来なかったらどうなるの?と思うくらいSMSあってのUber利用を私は普段しています。
今、旅行者としてSMSが必須、というと1番に思い浮かぶのがUberだったのですが、生活者としても公的サービスのリマインダーや連絡もSMSでくるなど、UKやフランスではSMSあり気になっています。
あと、Airbnbを利用する時も、オーナーとのやり取りでAirbnbのメッセージのやり取りではもどかしく、やはり電話番号があってSMSでやり取りできると大変便利です。
私も今回駅までオーナーが車で迎えに来てくれたのですが(これは特別親切ですね)、TGVが遅れたのでその連絡などSMSでした。
追記:東南アジアではGrabですね

現地でSIMなんて、難しい?あなたのiPhone、スマホにSIMロックがかかってなければ大丈夫
simロック(契約した携帯会社のSIM以外が使えないようになっている設定)がかかってるのか、どうやってフリーにするのか、というのは近年私は日本のスマホ契約をしてないので、お使いのキャリアにお聞きください。
ただ、ここ数年は日本の大手キャリアも大分対応を緩和して来ているという記事を目にしてきたので、あなたのiPhone、スマホもショップに持っていけば手続きできる可能性が高いです。
この後は、SIMフリー、もしくはSIMロックが解除されたiPhone、スマホをお持ちという前提で進めます。
渡航予定の国の携帯キャリアとプリペイドSIMを調べる
もちろん世界中の全ての国々が旅行者が気軽にプリペイドSIMが買えるとは限りませんが、日本人が訪れやすい国の状況は調べられるのではないかと思います。
英語で検索する場合、「国名(英語) prepaid SIM」でいいと思います。英語圏でなくても、英語での情報が出てくると思います。
例えば、タイで調べた場合、検索順位の1番上でこんなページが出てきました。
→The best Thailand tourist SIM card
英語読むの苦手!という方も、別に全て読む必要はないです。「GB」でページ内検索すると、記事の中程で、Dtac、AIS、True Moveという3つのキャリアが比較されてるのがわかります。
これによれば、DtacとAISは共に599THB (税抜き)で15日間ネットし放題、100THB分の通話料も入ってるとあります。
True Moveでは、SIMカードを入れるだけでInstagram, Facebook, Snapchat, Line, Twitter, Facebook Messenger, Viber, Skype, PinterestなどのSNSアプリが無料で使えるそうで、それ以外の利用については1MBにつき2THB、通話料は1分0.55THBだそうです。
これだけの情報があれば、後は到着した空港や、宿泊先からそれらのショップへの行き方を調べればいいだけです。
追記:私は2019年8月と2020年2月にタイに行き、1ヶ月ずつ滞在してるのですが、AIS使ってました。空港でその場で手配してもらいましたが、上より安かったですよ。
やはりショップに出向いて、店員さんに設定してもらいましょう
現地語も、英語もできないよ!だったらSIMを調達して(国によりますが、UKなどは空港に自販機あったりしますね。あとスーパーで買えたりとか…)自分でやる!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
慣れた方ならそれでいいと思います。私も日本の格安SIMはネット注文して届いたのを入れてAPNとか設定しましたし。
でも、APNとかよくわからないよ〜って方は、本当に一言も英語喋りたくない!ってことでもなければ、ご自分のiPhone、スマホを差し出し、I’m travelling in this country for ** daysと言えば、わかってもらえます。多分、そのプラン内容のシートを出されて、確認してくれることでしょう。
そして、could you please do the setting for me now? I want to use the Internet right nowって言えば、おそらくショップ内にはWi-Fi入ってることが多いでしょうから、それを使ってAPNの変更なんかもしてくれると私は思います。まあ、4年ほど前のフランスのショップではしてくれませんでしたが(笑)、多分今ならしてくれるような気がする。
ちなみにSIMの出し入れは、最初からSIMフリーのiPhoneを買うとついてきますが、それがなくても私はいつも安全ピンを使ってます。出したSIMと一緒に財布のポケットの中にいつも保管してます。で、空港のラウンジとか、飛行機の中で入れ替えたりしてますね(笑)
いやはや、今回もだいぶ長くなってしまいました!前回に収めようとしてたなんて無謀でしたね。でもこの話題はブログをやるずっと以前から思っていたことなので、良かったら参考にしてください。
コメント
SIMロックが解除されたスマホ(iPhoneを除く3大キャリアのもの)およびSIMフリーのスマホ(iPhoneを除く)の大半はアメリカのキャリアが使っている周波数に対応していないためアメリカではほとんど使い物になりません。この点は誤解されている方が多くいらっしゃるようです。Amazonでアメリカで使えるプリペイドSIMを買われて、実際アメリカで使えなかったというコメントを残している方が多くいらっしゃいます。
久保田さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうなんですか、私はアメリカで試していないので、それは知りませんでした。
Amazonで買う方が多いんですね。この記事では、現地のショップで買うことを想定しています。(そうすればスタッフに設定と確認をお願いできると思うので)
アメリカのsim事情に関して、私も調べてみます。